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東北大国語対策を知りたいあなたへ。
まずは、東北大学の国語の特徴を知りましょう。記述中心で、論理的な読解力が求められます。次に、傾向に合った対策を始めることが大切です。このページでは、出題傾向や勉強法を解説します。そのうえで、答案の書き方や時間配分も紹介します。東北大 国語に本気で挑む受験生を応援します。
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📝 東北大国語の出題傾向とは?
東北大学の国語は、記述力・論理力・読解精度が問われる、非常に実力主義の試験です。
まずはその全体像をつかんでおきましょう。
1. 【まずは】出題形式を押さえよう
- 毎年現代文2題、古文1題の計3題構成
- 全問記述式(マークなし、選択なし)
- 配点は国語全体で150点(現古合わせて)
- 試験時間は90分
👉「速く・正確に・論理的に書く」力がカギになります。
2. 【次に】現代文の特徴を理解しよう
- 評論文+論説文が中心
- 社会・哲学・言語・教育など幅広いテーマ
- 一方で、背景知識がなくても読める設計
設問の特徴:
- 要約・理由説明・具体例の抽出など
- 設問ごとの記述量は40〜100字程度が中心
- 論理構成を意識した記述が評価されやすい
👉現代文は「論理の読解」と「根拠の明示」が必須です。
3. 【そのうえで】古文の形式にも注目しよう
- 主に物語・説話・随筆からの出題が多い
- 古文単語だけでなく、文法理解も重要
- 一方で、設問は現代語訳や理由説明が中心
古文記述の傾向:
- 40〜80字で「文脈に即した内容説明」を求められる
- 文章全体の構造をつかむことが重要
👉解釈よりも「読み取る力」と「表現力」が評価されます。
4. 【また】東北大の国語が難しいと言われる理由
- すべて記述式であるため、得点が安定しにくい
- 内容理解に加え、「問われ方に対する慣れ」が必要
- 一方で、過去問との類似性が高く、対策が立てやすい一面もあります
5. 【最後に】押さえておくべきポイント
- まずは「過去問5〜10年分の徹底演習」が基本
- 次に、「記述の型」を身につけて精度を上げる
- そのうえで、模試や添削を活用して改善を図る
👉東北大国語では、「書けること」が合格を左右します。
年度 | 現代文① | 現代文② | 古文 | 全問記述 | 評論中心 | 要約問題 | 記述文字数多 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 評論 | 随筆 | 説話 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2023 | 評論 | 哲学 | 物語 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2022 | 評論 | 教育 | 随筆 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
2021 | 評論 | 言語論 | 説話 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
2020 | 評論 | 社会論 | 随筆 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2019 | 評論 | 随筆 | 物語 | 〇 | 〇 | △ | △ |
2018 | 評論 | 歴史 | 随筆 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2017 | 評論 | 教育 | 説話 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
2016 | 評論 | 哲学 | 物語 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
2015 | 評論 | 随筆 | 随筆 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
📚 東北大国語対策におすすめの参考書まとめ
~記述・論理・古典に強くなる1冊を~
東北大学の国語では、単なる読解力だけでなく、深い理解力・論理的な記述力・古典の基礎運用力が問われます。
まずは、自分に合った参考書を選ぶことから始めましょう。
1. 【まずは】全体的な記述力を鍛えたい人へ
🔹『得点奪取 現代文 記述・論述対策』
- 東北大のような記述中心の大学向け
- 設問タイプ別に**「書き方の型」**を学べる
- 解答例が具体的なので再現しやすい
👉 最初の1冊として非常におすすめです。
2. 【次に】現代文の論理力を強化したい人へ
🔹『現代文読解力の開発講座』
- 評論文を論理的に読み解く力が身につく
- 抽象語・論理構造の扱いに強くなる
- その一方で、解説が丁寧なので独学でも安心
👉 「なんとなく読んでいる人」からの脱却に最適。
3. 【そのうえで】実戦力を磨きたい人へ
🔹『東北大学の過去問』
- 10〜20年分の実際の問題を収録
- 出題傾向の変遷や文字数の傾向がつかめる
- 記述形式に慣れるには過去問が一番の教材
👉 書いて、見て、直すトレーニングに活用を。
4. 【また】古文が苦手な人におすすめの定番
🔹『読んで見て覚える重要古文単語315』
- 東北大古文で必要な語彙が網羅されている
- 例文と現代語訳の対応がわかりやすい
- 古文常識や品詞分類も記載されていて実践的
👉 読解の土台を作るならこの1冊で十分です。
5. 【最後に】古文記述を磨くための演習書
🔹『古文上達 読解と演習[基礎編・読解編]』
- 文章の構造理解から設問解答まで一貫練習
- 記述問題も収録されており、東北大レベルに対応
- そのうえで、難しすぎず着実に力がつく構成
👉 古文読解力+表現力を両立したい人に最適。
❓ 東北大国語対策 Q&A|よくある質問まとめ
東北大学の国語は記述量が多く、独自の傾向も強いため、受験生から多くの質問が寄せられます。
ここでは、よくある疑問に対して、具体的かつ実践的にお答えします。
Q1. 【まずは】東北大の国語はどれくらい難しいの?
A:
東北大 国語は、全問記述式で文字数も多く、難関大の中でも記述力が特に重視される試験です。
とはいえ、毎年出題傾向が安定しており、対策のしやすい大学でもあります。まずは過去問分析が最優先です。
Q2. 【次に】記述対策は何から始めるべき?
A:
まずは、「記述の型」を知ることが大切です。
そのうえで、『得点奪取 現代文』や『現代文読解力の開発講座』などで、設問タイプ別の記述練習を積むと効果的です。
並行して、毎日短めの記述問題を解いて慣れる習慣をつけましょう。
Q3. 【また】現代文のテーマが難しすぎて読めません…
A:
東北大の現代文は、抽象的なテーマ(哲学・言語論など)が出題されがちです。
しかし、構造的に読み解くトレーニングを積めば克服できます。
文章構造を意識しながら読む力を、『現代文読解力の開発講座』などで鍛えてみましょう。
Q4. 【そのうえで】古文はどう対策すればいい?
A:
古文は毎年1題出題され、文章全体の読解+理由説明や内容要約の記述が求められます。
『古文上達』や『読んで見て覚える古文単語315』などを活用して、語彙・文法・記述の3つを同時に鍛えるのがポイントです。
また、古文常識も軽視できません。
Q5. 【最後に】過去問はいつから始めるべき?
A:
記述型に慣れるには、できるだけ早く過去問に触れることが重要です。
目安としては、高3の夏休み前後から1年分ずつ演習+復習を徹底しましょう。
その際、時間を測る → 書く → 自己採点・添削までセットで行うのが効果的です。
今日の語彙問題
問題:
次の語の意味として最も適切なものを選びなさい。
【逆説】
A. 常識に反する意見
B. あえて主張を避ける態度
C. 一見矛盾しているが真理を含む表現
D. 実際には意味のない言葉遊び
解説:
正解:C
「逆説(パラドックス)」は、一見矛盾しているように見えるが、実は真理をついている表現を指します。東北大学の現代文では、哲学や論理の文章の中で頻出です。
✅ まとめ|東北大国語対策は「記述力」と「継続力」がカギ
まずは、東北大 国語の出題傾向を正しく理解することが対策の第一歩です。
次に、記述力を高めるための参考書や演習を通じて、実践力をじっくり養いましょう。
そのうえで、過去問に早めに取り組み、答案作成と添削を繰り返すことで、確かな実力が身につきます。また、現代文では論理構造を意識した読み方が必要不可欠です。一方で、古文では語彙と文法の習得が得点の鍵になります。
最後に大切なのは、焦らず、継続して「書いて慣れる」こと。東北大 国語は努力が確実に結果につながる試験です。
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