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高知大学国語の対策を知りたい方へ。高知大学を目指す受験生の多くが、「国語の対策が難しい」と感じています。高知大学国語の出題傾向を知ることは、合格への第一歩となります。しかし、共通テストと二次試験では出題科目が学部ごとに異なります。つまり、学部に合わせた国語対策が必要です。的外れな勉強では時間が無駄になります。そこで本記事では、高知大学国語の出題傾向や勉強法をわかりやすく解説します。効率的に対策すれば、得点力は大きく伸びます。国語で差をつけ、合格に近づきましょう!
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高知大学国語:出題傾向と特徴
1. まずは共通テストと二次試験における国語の役割を確認
高知大学 国語の入口として、まずは共通テストでの出題がある点を押さえておきましょう。
しかし、二次試験(個別学力検査)では、学部ごとに国語の取り扱いが大きく異なります。
2. 教育学部では「国語」が出題される形式
教育学部の前期選抜では、二次試験として国語(現代文・古典)が実際に課されます。
具体的には記述式の形式で、大問は1~2題、試験時間は120分(人文社会学部では90分もあり)です。
さらに、教育に関する文章を読んで、自分の意見をまとめる記述問題も特徴として含まれています。これは現代文の内容理解と、自分の思考を表現する力の両方が問われる構成です。
3. 人文社会科学部では「国語」よりも小論文が主流
一方で、人文社会科学部(国際社会コース・社会科学コースなど)の二次試験では、国語単独の試験は実施されず、主に小論文(課題文読解型)形式が用いられています。
たとえば:
- 国際社会コース(2023年度)では、「文化」と「文明」の違いや「コロナ禍以降の旅のあり方」といったテーマの課題文読解型小論文が出題されています。
- 社会科学コース(2024年度)では、「能力主義と平等」といった時事的・社会的テーマがテーマになっています。
4. 出題傾向のまとめと学習ポイント
学部系統 | 二次試験の国語扱い | 出題形式・傾向の特徴 |
---|---|---|
教育学部 | 出題あり | 現代文・古典の記述式+意見表現型問題 |
人文社会科学部 | 国語なし(小論文中心) | 社会・文化・教育に関する課題文読解型小論文 |
つまり、教育学部を志望するなら国語(現代文・古典)の対策が必須です。一方、それ以外の学部では小論文型の国語表現力を磨くことが重要です。
しかも、過去の出題傾向には一定のパターンがあり、毎年大きく変わりません。そのため、過去問を分析して”頻出テーマ”や”出題形式”に慣れておくことが、合格への近道となります。
高知大学 国語の分野別おすすめ参考書|確実に点を取るための1冊
高知大学の国語試験対策では、分野ごとに適した参考書を選ぶことが合格のカギです。
しかし一方で、参考書が多すぎて「どれを選べばよいのか分からない」と迷う受験生も多いはず。
そこで本記事では、高知大学 国語対策に最適な参考書を、分野別(現代文・古文・漢文・小論文)に厳選して1冊ずつ紹介します。
1. 【現代文】記述対策までカバーする
『現代文と格闘する』
まずは現代文。高知大学の教育学部では、共通テスト+記述式の現代文が課されます。
つまり、選択肢を選ぶだけでなく、「どう書くか」が問われるのが特徴です。
『現代文と格闘する』は、河合塾の記述対策に特化した良書で、思考のプロセスを可視化してくれる点が最大の魅力です。
👉 おすすめポイント
- 問題文の読み方・着眼点が丁寧に解説されている
- 自分の思考と模範解答を比較しやすい構成
- 記述問題が苦手な人に特に効果あり
2. 【古文】基礎から読解まで
『古文上達 基礎編 読解と演習45』
次に古文。高知大学の教育学部などでは、古文も含めた国語の記述問題が出題されることがあります。
しかし、いきなり古文を読むのはハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが『古文上達』シリーズの基礎編。
文法・読解・語彙・敬語が1冊にまとまり、演習問題も充実しているため独学にも向いています。
👉 おすすめポイント
- 読解演習を通して自然に文法が身につく
- 解説が丁寧で、初学者にもわかりやすい
- 共通テストにも二次にも対応可能
3. 【漢文】共通テスト高得点を狙うなら
『漢文ヤマのヤマ』
一方で、漢文は高知大学の多くの学部で共通テストのみで出題される分野です。
つまり、コスパよく得点を稼げる科目とも言えます。
『漢文ヤマのヤマ』は、句形を中心にコンパクトにまとめられており、短期間で得点アップが可能な1冊です。
👉 おすすめポイント
- 覚えるべき句形が厳選されていてムダがない
- 共通テスト頻出パターンに強くなる
- 読み物としてもおもしろく、飽きない
4. 【小論文】人文社会科学部対策に最適
『小論文これだけ!』
最後に小論文。高知大学の人文社会科学部では、小論文が二次試験の中心となります。
特に「社会問題」や「教育・文化」に関する課題文型小論文が頻出です。
『小論文これだけ!』は、型の習得+テーマ別演習が一冊に詰まっており、初学者にも非常に取り組みやすい構成です。
👉 おすすめポイント
- 論理的な構成方法をステップで学べる
- 高知大学で出やすい社会系テーマに強い
- 書き方だけでなく、考え方も身につく
高知大学 国語に関するよくある質問Q&A|傾向と対策をわかりやすく解説!
高知大学を目指すうえで、国語の出題形式や対策方法についての疑問を持つ受験生は多いです。
しかし一方で、情報が断片的で「何が本当か分からない」と感じることもあるでしょう。
そこでこのQ&Aでは、高知大学国語に関してよくある質問に対し、明確かつ的確にお答えしていきます。
Q1. 高知大学の国語は共通テストだけ?それとも二次でも出る?
A. 共通テストでは全学部で国語が課されますが、二次試験での扱いは学部によって異なります。
まず共通テストでは、すべての学部で国語が必要です。
しかし、二次試験(個別学力検査)では、教育学部のみが国語を出題しており、他学部では課されません。
👉 つまり、教育学部を受ける人は二次対策も必須、それ以外の学部では共通テストの対策が中心となります。
Q2. 高知大学の二次試験の国語は記述式?選択式?
A. 記述式です。特に教育学部では記述力が問われます。
教育学部の二次では、現代文・古典ともに記述問題が中心です。
また、「文章を読んで自分の意見を書く」という論述型問題も見られます。
👉 このように、選択式では対応できない記述力・表現力が問われる点が特徴です。
Q3. 小論文は国語の一部と考えていいですか?
A. 学部によっては、国語というよりも別科目として小論文が扱われます。
特に人文社会科学部では、国語の試験はなく、小論文が二次試験の中心です。
ただし、課題文読解型の小論文が出るため、現代文の読解力・要約力が求められる点では国語と深く関連しています。
👉 したがって、現代文的な読解力と、自分の意見を筋道立てて書く論理力が同時に必要です。
Q4. 高知大学の国語はどの分野がよく出る?
A. 共通テストでは現代文・古文・漢文すべて出題されます。二次では現代文・古文が中心です。
共通テストでは、例年通り「評論・小説・古文・漢文」の4分野が出題されます。
一方で、教育学部の二次試験では「現代文と古文」が中心で、漢文は出題されていません。
👉 つまり、二次対策では現代文・古文に絞って対策するのが効率的です。
【今日の語彙問題】
次の文の空欄に最も適切な語を選びなさい。
彼の主張は論理的に見えるが、よく読むと根拠がなく、____な印象を受ける。
A. 客観的
B. 抽象的
C. 独善的
D. 表層的
【正解】
D. 表層的
【解説】
「論理的に見えるが、実は根拠がない」という文脈から、「表面的で中身がない」という意味をもつ「表層的」が最も適切です。
他の選択肢は文意とズレがあります。
【まとめ】高知大学国語対策は「形式理解」と「分野別対策」がカギ!
高知大学を目指すうえで、国語対策は学部によって大きく異なることを忘れてはいけません。
まず共通テストでは全学部で国語が必要ですが、二次試験での出題は教育学部のみとなっています。
したがって、自分の志望学部の試験形式を正確に把握することが最初のステップです。
さらに、分野別の特性を理解したうえで、
- 現代文の読解力
- 古文・漢文の基本知識
- 小論文での表現力
など、必要な力を的確に身につけることが合格への近道になります。
また、参考書選びにおいても「何となく」ではなく、
目的・分野・レベルに応じた1冊をやり切ることが結果につながります。
つまり、高知大学国語対策においては「戦略的な学習」が最も重要なのです。
最後に、この記事で紹介した傾向や対策を参考に、
あなた自身の「合格プラン」を具体化していきましょう。
今この瞬間から、合格への準備は始まっています。
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