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広島県尾道市にある「尾道市立大学」の受験を考えているみなさん、尾道市立大学の受験対策は進んでいますか?今回は、受験生が苦戦しがちな「国語」の対策に焦点を当てて、合格に近づくための勉強法をご紹介します。
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出題傾向と特徴
区分 | 内容 |
---|---|
出題範囲 | 現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究。古典・現代文・漢文を含む広範囲。 |
基本情報 | 芸術文化学部日本文学科で必須。配点200点、試験時間90分程度。 |
問題形式 | 現代文は論説文と小説文が多い。古典(古文+漢文)も出題。文章量がやや多く、記述式解答あり。 |
特徴 | 幅広い範囲からバランスよく出題。特定分野だけでなく総合力が求められる。 |
学習のポイント | 古典文法・語彙・漢字の基礎を徹底。現代文では論旨把握や人物関係の理解が必要。記述力が得点に直結。 |
注意点 | 文章量が多いため時間配分が重要。過去問演習で実戦的に慣れておくことが不可欠。 |
尾道市立大学の国語対策:おススメ参考書まとめ
現代文
まず、現代文対策から始めましょう。 『現代文読解力の開発講座』は、非常に実践的な読解力を養うことができる名著です。この参考書は、単に問題を解くのではなく、なぜその答えになるのかという「論理」を徹底的に解説しています。したがって、筆者の主張を正確に読み解くための思考プロセスを身につけることができます。使い方のポイントとしては、解説を熟読し、筆者が何を伝えたいのか、そのためにどのような論理構成をとっているのかを意識しながら学習を進めることです。単に正解・不正解に一喜一憂するのではなく、自分の思考プロセスと参考書の解説を照らし合わせることで、読解力が飛躍的に向上するでしょう。
古文
次に、古文対策です。 『マドンナ古文』は、古文を苦手とする受験生に特に人気の参考書です。この参考書の特徴は、古文常識や背景知識を楽しく、わかりやすく解説している点にあります。古文単語や文法を覚えるだけでなく、当時の文化や人々の心情を理解することで、文章全体の読解が格段にスムーズになります。この参考書を使う際は、単語や文法事項を暗記するだけでなく、「なぜその言葉が使われるのか」「登場人物はどんな気持ちなのか」といった点にも着目して読み進めてみてください。そうすることで、単なる知識の羅列ではなく、古文を「物語」として楽しめるようになり、学習が継続しやすくなるはずです。
漢文
最後に、漢文対策です。 『漢文ヤマのヤマ』は、句法や重要語句を効率的に学習できる参考書です。この参考書は、入試に出やすいポイントがコンパクトにまとめられており、短期間で漢文の基礎を固めるのに最適です。漢文は、現代文や古文に比べて出題範囲が狭いため、この一冊を完璧にすれば、得点源にすることも十分に可能です。使い方のコツとしては、ただ暗記するのではなく、「なぜその句法が使われると、そのような意味になるのか」という理由を理解することです。練習問題を解く際は、文法事項を確認しながら、返り点や送り仮名にも注意して丁寧に読み解きましょう。この一冊をやり込めば、漢文への苦手意識がなくなり、大きな自信につながるはずです。
Q&Aで国語の疑問を解消!
Q1:現代文の点数が安定しません。どうすればいいですか?
A1: 現代文の点数が安定しないのは、おそらく文章の「論理」を正確に追えていないことが原因です。「なぜその答えになるのか」という根拠を、必ず本文中に探し、解説と照らし合わせる練習を繰り返しましょう。加えて、接続詞や指示語に注目し、文章の流れを正確に把握する癖をつけることも大切です。そうすることで、勘に頼らない、論理的な読解力が身につき、点数が安定するはずです。
Q2:古文単語はたくさんありすぎて覚えられません。効率の良い覚え方はありますか?
A2: たしかに、古文単語は数が多くて大変ですよね。しかし、重要な単語は限られています。まずは『マドンナ古文』などで、入試で頻出の単語から優先的に覚えましょう。その際、ただ単語と意味を暗記するのではなく、関連する古文常識や、なぜその意味になるのかという背景も一緒に覚えることが効果的です。単語を文脈の中で理解することで、忘れにくくなります。
Q3:漢文はこれから始めるのですが、何から手をつければいいですか?
A3: 漢文は、文法や句法といった「ルール」を最初に覚えることが最も重要です。『漢文ヤマのヤマ』などを使い、句形をドリル形式で繰り返し練習しましょう。再読文字や再読文字や使役・受身・疑問などの基本句形をマスターすれば、文章が読めるようになります。したがって、焦らずに基礎を固めることが、漢文を得意にするための第一歩です。
Q4:国語の勉強は、毎日どのくらいの時間をかければいいですか?
A4: 毎日長時間やる必要はありません。むしろ、毎日少しずつ継続することが大切です。例えば、現代文なら1題、古文単語を10個、漢文の句形を5つ、といったように、毎日無理のない範囲で学習計画を立てましょう。継続することで、読解力や知識が着実に身につき、本番で力が発揮できるようになります。
Q5:過去問はいつから始めればいいですか?
A5: 過去問は、ある程度の基礎力がついた段階で始めるのが理想的です。目安としては、夏休み明けの9月頃から少しずつ始めると良いでしょう。過去問演習は、自分の弱点や志望校の出題傾向を知る貴重な機会です。したがって、ただ解くだけでなく、間違えた問題を徹底的に分析し、復習することを忘れないでください。
今日の語彙問題
次の文中の傍線部の意味として最も適切なものを選べ。
彼の発言は、状況を看過する態度として批判された。
- 見て見ぬふりをする
- 注意深く見守る
- 積極的に評価する
- 正確に記録する
正解
1. 見て見ぬふりをする
👉 ポイント:
- 「看過」は入試国語で頻出の漢語で、「重大なことを見逃す・見て見ぬふりをする」という意味。
- 尾道市立大の国語は記述中心ですが、語彙力不足で本文の理解が止まるケースが多いため、こうした熟語対策は有効です。
最後に
国語は、単なる暗記科目ではありません。現代文は論理的な思考力を、古文・漢文は地道な知識の積み重ねが求められます。しかし、今回ご紹介した学習法や参考書を信じて継続すれば、必ず結果はついてきます。
尾道市立大学の国語で合格点を取るためには、まずは自分の弱点を把握し、一つずつ丁寧に克服していくことが何よりも大切です。焦る必要はありません。自分に合ったペースで、着実に力をつけていきましょう。
この情報が、皆さんの尾道市立大学合格への一助となれば幸いです。受験勉強は大変ですが、目標に向かって頑張る日々は、将来の大きな財産になります。皆さんの健闘を心から応援しています!
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