国際教養大学(AIU)の英語は、長文読解や英作文など複数の力が求められるため、時間配分が合否を左右する試験です。A・B日程では120分、C日程では90分と試験時間は異なりますが、「どの問題にどれだけ時間を使うべきか」という考え方は共通しています。この記事では、A・B日程の120分を基準に具体的な時間配分を紹介しつつ、90分のC日程でも応用できる時間の使い方や意識すべきポイントまで徹底解説します。AIUを志望するすべての受験生に役立つ内容なので、過去問演習を始める前にぜひ参考にしてください。
全体像:国際教養大学(AIU)英語対策のすべて|傾向・勉強法コツを徹底解説 – 合格の道
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国際教養大学(AIU)のA・B・C日程の概要
資格試験について詳しく知りたい方はこちら:国際教養大学の英語資格制度とは?受験で損しないための完全ガイド – 合格の道
国際教養大学(AIU)の一般選抜は、A日程・B日程・C日程の3つの方式に分かれています。いずれも大学入学共通テストを利用しますが、必要な科目数や二次試験の内容が異なります。そのため、自分の得意科目や受験戦略に合わせて出願方式を選ぶことが重要です。
A日程|6教科型で総合力を評価
A日程では、大学入学共通テストで6教科を受験します。
- 国語
- 英語(リーディング・リスニング)
- 地理歴史・公民
- 数学
- 理科
- 情報Ⅰ
共通テストで幅広い学力を評価したうえで、二次試験として英語(120分)・国語(90分)が実施されます。教科のバランスが取れた受験生に向いている方式です。
B日程|3教科型で得意科目を活かせる
B日程では、大学入学共通テストで英語を含む3教科を利用します。
必須となる英語に加え、
- 国語
- 地理歴史・公民
- 数学
- 理科
- 情報Ⅰ
の中から2教科を選択します。
二次試験はA日程と同じく、英語(120分)・国語(90分)です。共通テストの負担を抑えながら、二次試験で逆転を狙いたい受験生に人気があります。A日程との併願も可能です。
C日程|英語力・思考力・表現力を重視
C日程では、大学入学共通テストの英語を利用し、二次試験として90分の英語小論文が課されます。
英文資料を読み、自分の考えを英語で論理的にまとめる形式となっており、読解力だけでなく、思考力や英語による表現力が重視されます。A・B日程とは試験形式が異なるため、専用の対策が必要です。
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二次試験の英語はAIUらしい「思考力重視」の試験
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A・B日程の英語は120分、C日程の英語小論文は90分と試験時間に違いはありますが、どちらも単なる文法や単語の知識を問う試験ではありません。
長文を読み、内容を正確に理解したうえで、自分の考えを論理的に表現する力が求められるのがAIU英語の最大の特徴です。そのため、「どの問題に時間をかけるか」「見直しの時間をどう確保するか」といった時間配分が合否を大きく左右します。
このあと、A・B日程の120分の英語試験を中心に、実際におすすめできる時間配分や解く順番を詳しく解説していきます。なお、紹介する時間配分の考え方は、90分で実施されるC日程の英語小論文にも応用できるので、C日程を受験する方もぜひ参考にしてください。
課題文型自由英作文対策について詳しく知りたい方はこちら:国際教養大学(AIU)A・B日程の課題文型英作文を徹底解説!出題傾向・対策まで紹介 – 合格の道
A・B日程(120分)のおすすめ時間配分
まず知っておいてほしいのは、時間配分に絶対の正解はないということです。
問題構成や設問数は年度によって変更される可能性があり、人によって得意・不得意も異なります。そのため、ここで紹介する時間配分はあくまで「たたき台」です。過去問を解きながら、自分に合った配分へ調整していきましょう。
おすすめの時間配分(120分)
| 内容 | 時間の目安 |
|---|---|
| 全体を確認・解く順番を決める | 5分 |
| 読解問題 | 55〜60分 |
| 記述・英作文 | 40〜45分 |
| 見直し | 10〜15分 |
時間配分のポイント
① 最初の5分は必ず全体を見る
問題を解き始める前に、問題量や記述量を確認しましょう。最初に全体像を把握するだけでも、途中で焦るリスクを減らせます。
② 読解に時間をかけすぎない
AIUの英語は読解力が重要ですが、一つの設問で立ち止まりすぎると、後半の記述や英作文の時間が足りなくなります。迷った問題には印を付け、最後に戻るくらいの気持ちで進めるのがおすすめです。
③ 記述・英作文は時間を残して取り組む
AIUでは、自分の考えを論理的に表現する力も重視されています。十分な時間を確保し、構成を考えてから書き始めることで、完成度の高い答案を作りやすくなります。
④ 見直しは必ず行う
スペルミスや文法ミス、記述の抜け漏れなどは、最後の10〜15分で十分に修正できます。見直し時間まで含めて120分と考えることが大切です。
C日程(90分)のおすすめ時間配分
C日程も同様に、以下はあくまで一例です。
90分という限られた時間で「読む・考える・書く」をすべて行う必要があるため、時間管理がA・B日程以上に重要になります。英語小論文では、読解力だけでなく、論理的思考力や英語で表現する力が評価されます。
おすすめの時間配分(90分)
| 内容 | 時間の目安 |
|---|---|
| 全体確認 | 5分 |
| 英文・資料の読解 | 20〜25分 |
| 構成メモ(アウトライン作成) | 10分 |
| 英語小論文の執筆 | 40〜45分 |
| 見直し | 5〜10分 |
時間配分のポイント
① いきなり書き始めない
最初に「結論」「理由」「具体例」などの流れを簡単に整理しておくと、途中で内容がぶれにくくなります。
② 執筆時間を十分に確保する
考える時間も大切ですが、実際に英文を書く時間が不足すると最後まで書き切れません。遅くとも残り45分程度になったら執筆を始める意識を持ちましょう。
③ 最後まで書き切ることを優先する
英語小論文では、途中で終わってしまうよりも、多少表現が簡潔でも最後まで論理的にまとめた方が評価につながりやすい場面があります。
この時間配分は「自分専用」に調整しよう
今回紹介した時間配分は、多くの受験生が参考にしやすいスタートラインです。
例えば、読解が得意な人は記述に多めの時間を割き、英作文に時間がかかる人は読解を少し短縮するなど、自分に合わせて5〜10分ずつ調整していくのがおすすめです。
過去問を3〜5年分解いてみると、「どこで時間を使いすぎているのか」が見えてきます。本番までに自分専用の時間配分を完成させておけば、試験当日も落ち着いて実力を発揮しやすくなるでしょう。
AIU英語でやりがちな5つの失敗
AIUの英語では、英語力だけでなく時間の使い方も合否を左右します。
「実力はあるのに時間切れになった」「英作文まで手が回らなかった」という受験生は少なくありません。
ここでは、AIU受験生が特にやりがちな5つの失敗と、その対策を紹介します。大学も一般選抜では、基礎学力だけでなく論理的・批判的・創造的思考力を重視して選抜するとしています。
① 長文を完璧に読もうとしてしまう
❌ よくある失敗
「一文も分からないところを残したくない…」
この考え方で読み進めると、1つの長文に時間を使いすぎてしまいます。
なぜダメ?
AIUでは最後まで解き切ることが重要です。
一つの設問で5~10分余計に使うだけで、後半の記述問題や英作文の時間がなくなることもあります。
✅ 対策
- 分からない単語は文脈から推測する
- 難しい問題は一度飛ばす
- 「あとで戻る」勇気を持つ
英語長文(課題文)対策について詳しく知りたい方はこちら:国際教養大学の英語課題文読解で高得点を取る方法|出題傾向から勉強法まで徹底解説 – 合格の道
② 英作文を後回しにする
❌ よくある失敗
「読解が終わってから書こう」
気づけば残り15分…。
焦って書いた結果、本来の実力を発揮できません。
なぜダメ?
AIUでは、自分の考えを英語で論理的に表現する力も重視されています。英作文は配点以上に差がつきやすい問題です。
✅ 対策
- 最低でも40分前後は執筆時間を確保する
- 先に構成を考えてから書き始める
③ 見直しをしない
❌ よくある失敗
試験終了まで書き続け、そのまま提出。
なぜダメ?
スペルミスや単純な文法ミス、設問の読み違いは、数分あれば修正できるケースが少なくありません。
✅ 対策
- 最後の10分は「見直し時間」と決めておく
- 英作文は主語・動詞・時制を重点的に確認する
④ 解く順番を決めずに始める
❌ よくある失敗
問題冊子を開いた瞬間から解き始める。
なぜダメ?
途中で予想以上に時間がかかり、焦ってペースが崩れてしまいます。
✅ 対策
試験開始後の数分で、
- 問題量
- 記述量
- 解く順番
を確認してからスタートしましょう。
⑤ 時間を測らずに過去問を解く
❌ よくある失敗
「解けたからOK」で終わらせてしまう。
なぜダメ?
AIUは時間内に読み・考え・書き切る力まで含めて評価する試験です。時間を意識しない演習では、本番の感覚が身につきません。
✅ 対策
- 本番と同じ120分(または90分)で解く
- 毎回、どこで時間を使いすぎたか記録する
- 時間配分を少しずつ改善していく
まとめ|「完璧」より「最後まで解き切る」を意識しよう
AIUの英語では、一問にこだわって満点を狙うよりも、試験全体をバランスよく解き切ることが高得点への近道です。
過去問演習では、「何点だったか」だけでなく、
- ⏱️ どこで時間を使いすぎたか
- 📝 どの問題を後回しにすべきだったか
- 🔍 見直しの時間を確保できたか
この3点も毎回振り返るようにしましょう。そうすることで、自分に合った時間配分が徐々に完成し、本番でも落ち着いて実力を発揮できるようになります。
時間配分を極める5つの勉強法
AIUの英語では、英語力だけでなく時間をコントロールする力も重要です。大学も一般選抜では、基礎学力に加えて論理的・批判的・創造的思考力を重視して選抜するとしています。
ここでは、時間配分を身につけるためにおすすめしたい5つの勉強法を紹介します。
① 本番より「5分短い時間」で解く
過去問は、本番と同じ時間ではなく5分短い時間で解いてみましょう。
例えば、
- 120分試験なら115分
- 90分試験なら85分
で演習します。
普段から少し厳しい条件で練習しておくと、本番では「時間に余裕がある」と感じやすくなります。
② 解いた後に「時間ログ」を残す
過去問は解いて終わりではありません。
演習後に、次のようなメモを残してみましょう。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| 読解 | ○分 |
| 記述・英作文 | ○分 |
| 見直し | ○分 |
さらに、
- 一番時間がかかった問題
- 焦り始めたタイミング
- 次回改善したいポイント
まで書いておくと、自分の時間の使い方のクセが見えてきます。
③ 「残り時間」を基準に演習する
普段の勉強でも、本番と同じように残り時間を意識してみましょう。
例えば120分なら、
- 残り90分
- 残り60分
- 残り30分
- 残り15分
という節目で時計を確認する習慣をつけます。
「あと何分使えるか」を考えながら解くことで、本番でも落ち着いてペースを調整しやすくなります。
④ 見直しの時間を先に確保する
多くの受験生は、「時間が余ったら見直そう」と考えます。
しかし、おすすめなのは逆です。
最初から最後の10分は見直し時間と決めておき、その時間には新しい問題へ手を付けないようにします。
この習慣が身につくと、本番でもスペルミスや文法ミス、記述漏れを減らしやすくなります。
⑤ 毎回「時間配分」を修正する
時間配分は、一度決めたら終わりではありません。
例えば、
- 読解が予定より10分長かった
- 英作文は意外と30分で書けた
- 見直しが5分しか取れなかった
などを振り返り、次回は5分単位で修正していきましょう。
この小さな改善を繰り返すことで、自分にとって最適な時間配分が完成していきます。
自分だけの「勝ちパターン」を作ろう
時間配分に万能な正解はありません。
大切なのは、この記事で紹介した方法を参考にしながら、自分専用の時間配分を作ることです。
過去問を解くたびに時間の使い方を振り返り、少しずつ改善を重ねれば、本番でも焦らず最後まで解き切れるようになります。AIUの試験では、英語力だけでなく、限られた時間の中で考え、表現する力も評価されています。だからこそ、「時間配分」も入試対策の一つとして磨いていきましょう。
まとめ|国際教養大学 英語の時間配分対策
国際教養大学(AIU)の英語では、英語力だけでなく、120分(または90分)という限られた時間をどう使うかが合否を大きく左右します。AIUの一般選抜では、論理的・批判的・創造的思考力や英語での表現力も重視されており、単に問題を解くだけでなく、時間内に考えをまとめてアウトプットする力が求められます。
この記事で紹介した時間配分は、あくまで最初の「たたき台」です。大切なのは、そのまま真似することではなく、過去問演習を通して「自分ならどこで時間を使いすぎるのか」「どこを短縮できるのか」を分析し、自分専用の時間配分へとブラッシュアップしていくことです。
時間配分は、一朝一夕で身につくものではありません。しかし、毎回の演習で少しずつ改善を積み重ねれば、本番でも焦ることなく、自分の実力を最大限発揮できるようになります。
ぜひこの記事を参考に、自分だけの「勝ちパターン」を見つけて、AIU合格をつかみ取ってください。応援しています!
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