横浜市立大学の英語は、「時間が足りなかった」という受験生が非常に多い試験です。
その理由は、長文読解が中心であることに加え、すべて記述式で解答しなければならないためです。英文を読むだけでなく、内容を整理して日本語や英語で記述する必要があるため、読む力と書く力の両方が求められます。
しかし、適切な時間配分をあらかじめ決めておけば、最後まで解き切れる可能性は大きく高まります。
この記事では、横浜市立大学の英語の特徴を踏まえたおすすめの時間配分や、その根拠、時間切れを防ぐための勉強法まで徹底解説します。本番で実力を最大限発揮したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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横浜市立大学の英語は時間との戦い
横浜市立大学の英語は、毎年多くの受験生が「時間が足りなかった」と感じる試験です。決して英文の難易度だけが高いわけではありませんが、英文量・記述量・試験時間のバランスを考えると、時間に追われやすい試験であることは間違いありません。
そのため、合格を目指すなら英語力を高めるだけでなく、「限られた時間で解き切る力」を身につけることが重要です。
長文読解だけで構成されている
横浜市立大学の英語は、長文読解を中心に出題されます。
国際商学部以外の学部では90分で大問3題、国際商学部では60分で大問2題が出題され、理学部・データサイエンス学部も長文読解が中心です。長文は1題あたり約600~1,000語程度、試験全体では2,000~3,000語ほどになる年度もあります。
これだけの英文を限られた時間で読み切るには、単語や文法を理解しているだけでは不十分です。文章全体の流れを素早くつかみ、必要な情報を効率よく探しながら読み進める力が求められます。
全問記述式だから時間がかかる
横浜市立大学の英語は、すべて記述式で解答します。
一般的な大学入試のようなマーク式問題であれば、正しい選択肢を選ぶだけで済みます。しかし、横浜市立大学の英語では、内容説明や和訳、英訳などを自分で書かなければならないため、「答えが分かる」と「答案として書ける」は別の力になります。
特に内容説明問題では、本文の内容を正確に理解したうえで、必要な情報を取捨選択し、簡潔にまとめる必要があります。そのため、読む時間だけでなく、考える時間や書く時間も必要となり、試験時間に余裕がなくなりやすいのです。
1問に時間をかけすぎると最後まで解き切れない
横浜市立大学の英語で最も避けたいのは、1つの設問に時間を使いすぎることです。
記述問題では、「もっと良い表現があるのでは」「もう一度本文を確認しよう」と考え込み、気付けば数分が経過していることも珍しくありません。しかし、その数分の積み重ねが、最後の大問を十分に解く時間を奪ってしまいます。
横浜市立大学の英語では、100点満点の答案を目指して1問にこだわるよりも、全体を解き切って取りこぼしを減らすほうが得点につながりやすいケースが多くあります。
普段から時間を意識した演習が欠かせない
時間切れを防ぐためには、本番だけ時間配分を意識しても十分ではありません。
過去問演習では必ず時間を計り、「この大問は何分で解く」「この時間になったら次へ進む」というルールを決めて取り組みましょう。時間内に解き終える練習を繰り返すことで、自分に合ったペースが身につき、本番でも焦らず解答できるようになります。
横浜市立大学の英語では、英語力と同じくらい時間配分が重要です。だからこそ、事前に戦略を立てて試験に臨むことが、高得点への近道となります。
横浜市立大学の英語のおすすめ時間配分
横浜市立大学の英語では、最初から「この大問は何分で解く」と決めておくことが大切です。時間配分を決めずに解き始めると、記述問題で考え込み、最後の大問までたどり着けない可能性があります。
ここでは、学部ごとの試験時間に合わせたおすすめの時間配分を紹介します。ただし、この時間配分はあくまで「たたき台」なので、この時間配分をもとに自分流にアレンジしていくことをおすすめします。
国際商学部(60分・大問2題)のおすすめ時間配分
| 内容 | 時間 |
|---|---|
| 大問1 | 27分 |
| 大問2 | 28分 |
| 見直し | 5分 |
国際商学部は60分という短い試験時間で、大問2題の長文読解に取り組まなければなりません。1題あたり約30分しか使えないため、「時間が余ったら見直そう」という考えではなく、最初から見直しの時間を確保しておくことが重要です。
おすすめは、大問1を27分以内に終えることです。もし27分を過ぎても解き終わらない場合は、いったん区切りをつけて大問2へ進みましょう。後半の問題にも十分な時間を残すことで、大きな失点を防げます。
また、最後の5分は必ず見直しに充てることをおすすめします。記述式では、単語のスペルミスや書き写しミス、設問の読み違いだけで点数を落としてしまうことがあります。短時間でも見直しを行うことで、防げる失点は少なくありません。
国際教養学部・医学部医学科・理学部・データサイエンス学部(90分)のおすすめ時間配分
| 内容 | 時間 |
|---|---|
| 大問1 | 25分 |
| 大問2 | 25分 |
| 大問3 | 30分 |
| 見直し | 10分 |
90分試験では、大問3に少し多めの時間を確保するのがおすすめです。
近年の横浜市立大学の英語では、大問ごとの英文量や設問数に多少の差があり、最後の大問が最もボリュームのある構成になる年度も見られます。そのため、大問3を30分程度で考えておくと、余裕を持って取り組めます。
一方、大問1・大問2はそれぞれ25分を目安に解き進めましょう。もし予定より時間がかかってしまっても、30分以上使うのは避けたいところです。1つの大問に時間を使いすぎると、後半を十分に解く時間がなくなり、結果として得点を大きく落としてしまう可能性があります。
時間配分を守るためのコツ
時間配分を決めるだけでは本番でうまくいくとは限りません。重要なのは、「予定時刻になったら次の大問へ進む」というルールを徹底することです。
例えば90分試験であれば、「25分経ったら大問2へ」「50分経ったら大問3へ」というように、あらかじめ時計を見るタイミングを決めておきましょう。
また、記述問題で表現に悩みすぎるのは禁物です。多少表現が完璧でなくても、本文の内容を押さえた解答を書けていれば得点できる可能性があります。それよりも、すべての設問に解答することを優先したほうが、総合点は高くなりやすいでしょう。
過去問演習でも本番と同じ時間配分で取り組むことを習慣にすれば、自分に合ったペースが身につき、本番でも落ち着いて最後まで解き切れるようになります。
なぜこの時間配分がおすすめなのか
おすすめした時間配分は、横浜市立大学の英語の出題形式や難易度をもとにしています。ただ何となく決めたわけではなく、「最後まで解き切ること」を最優先に考えた時間配分です。
理由① 長文読解しか出題されないから
横浜市立大学の英語は、すべての大問が長文読解で構成されています。文法問題や発音・アクセント問題のように短時間で解ける問題はなく、どの大問でも長文を読み、内容を理解したうえで解答する必要があります。
そのため、どこかで時間を大きく短縮することは難しく、各大問にバランスよく時間を配分することが重要です。90分試験では最後の大問の英文量が多い年度もあるため、大問3に少し余裕を持たせた30分という配分をおすすめしています。
理由② 記述式は「読む時間」と「書く時間」の両方が必要だから
横浜市立大学の英語は全問記述式です。本文を読んで理解するだけではなく、内容説明や和訳、英訳などを自分で書く必要があります。
つまり、「読む時間」に加えて「考える時間」「書く時間」も必要になります。マーク式試験と同じ感覚で時間を使うと、最後まで解き切れない可能性が高くなります。そのため、1つの問題に時間をかけすぎない意識が大切です。
理由③ 見直しで防げる失点が多いから
おすすめの時間配分では、60分試験なら5分、90分試験なら10分を見直しに充てています。
記述式では、スペルミスや書き写しミス、設問の読み違いなど、少しのミスがそのまま失点につながります。数分でも見直しの時間を確保できれば、防げるミスは意外と多くあります。
理由④ 最後まで解き切ることが最も重要だから
横浜市立大学の英語では、1問に時間をかけて満点を狙うよりも、すべての設問に解答するほうが高得点につながりやすい試験です。
特に記述問題では、「もっと良い表現があるのでは」と考え始めると、数分はあっという間に過ぎてしまいます。しかし、その数分が原因で最後の大問に十分な時間を残せなければ、大きな失点につながる可能性があります。
そのため、時間配分を決めたら、「予定の時間になったら次の大問へ進む」というルールを徹底しましょう。多少気になる問題があっても、まずは最後まで解き切ることを優先することが、横浜市立大学の英語では高得点への近道です。
時間が足りなくなる人の特徴
横浜市立大学の英語で時間切れになってしまう人には、いくつか共通する特徴があります。
次の4つに当てはまる人は要注意です。
- 長文を最初から最後まで完璧に読もうとしている
- 記述問題で考え込みすぎている
- 1問に時間をかけすぎている
- 時間を計って過去問演習をしていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 長文を完璧に読もうとしている
横浜市立大学の英語は、すべて長文読解で構成されています。そのため、「すべての英文を理解してから問題を解こう」とすると、読むだけで多くの時間を使ってしまいます。
NG例
- 分からない単語を毎回考え込む
- 一文ずつ和訳しながら読む
- 内容をすべて理解してから設問を見る
改善ポイント
- 段落ごとの要旨を意識して読む
- 設問で必要な情報を探しながら読む
- 分からない単語があっても前後の文脈で判断する
② 記述問題で考え込みすぎている
横浜市立大学の英語は全問記述式です。内容説明や和訳、英訳では、「もっと良い表現があるかも」と悩み続けると、数分があっという間に過ぎてしまいます。
NG例
- 何度も書き直す
- 表現にこだわりすぎる
- 一つの設問に5分以上使う
改善ポイント
- 本文の内容が合っていれば先へ進む
- 見直しで修正する前提で書く
- 完璧よりも解き切ることを優先する
③ 1問にこだわりすぎている
「あと少し考えれば解けそう」と思って粘ってしまう人も少なくありません。
しかし、横浜市立大学の英語は試験時間に対して英文量が多いため、1問に時間をかけすぎると最後の大問まで解き切れなくなる可能性があります。
NG例
- 難問に10分以上かける
- 飛ばすことができない
- 時計をほとんど見ない
改善ポイント
- あらかじめ大問ごとの終了時刻を決める
- 時間になったら次の大問へ進む
- 分からない問題は最後に戻る
④ 時間を計って過去問演習をしていない
普段は時間を気にせず解けても、本番になると時間が足りなくなる受験生は少なくありません。
時間配分は、本番で突然できるようになるものではなく、日頃の演習で身につけるものです。
NG例
- 制限時間を超えても解き続ける
- 解き終わるまで時計を止める
- 本番より長い時間で演習する
改善ポイント
- 必ず本番と同じ時間で解く
- おすすめした時間配分を意識して演習する
- 「時間になったら次へ進む」習慣をつける
まとめ
時間切れになる人の多くは、英語力が足りないのではなく、時間の使い方に課題があります。
当てはまる項目があれば、今のうちに改善しておきましょう。
- 長文を完璧に読もうとしている
- 記述問題で考え込みすぎている
- 1問に時間をかけすぎている
- 時間を計って過去問を解いていない
これらを改善するだけでも、最後まで解き切れる可能性は大きく高まります。
時間内に解き切るための練習法
時間配分を決めるだけでは、本番で時間内に解き切れるようにはなりません。大切なのは、普段の演習から本番と同じ条件で練習することです。
ここでは、横浜市立大学の英語で時間切れを防ぐためのおすすめの練習法を紹介します。
① 過去問は必ず本番と同じ時間で解く
まず最も重要なのは、制限時間を守って過去問を解くことです。「時間が足りなかったから延長して解く」という練習では、本番の時間感覚は身につきません。おすすめは次のように取り組むことです。
- 国際商学部:60分きっかり
- 国際教養学部・医学部医学科:90分きっかり
- 時間になったら途中でも終了する
最初は最後まで解けなくても構いません。何年分も演習を重ねるうちに、自然と読むスピードや解答スピードが上がっていきます。
② おすすめの時間配分を毎回意識する
過去問演習では、記事で紹介した時間配分をそのまま実践しましょう。
60分試験(国際商学部)
- 大問1:27分
- 大問2:28分
- 見直し:5分
90分試験(国際教養学部・医学部医学科など)
- 大問1:25分
- 大問2:25分
- 大問3:30分
- 見直し:10分
「○分になったら次の大問へ進む」というルールを決めておくと、本番でも時間配分が崩れにくくなります。
③ 長文を読むスピードを上げる
横浜市立大学の英語では、長文を読むスピードが得点に直結します。読むスピードを上げるためには、
- 英文を返り読みしない
- 一文ずつ和訳しない
- 段落ごとの要旨を意識する
この3つを普段から意識しましょう。
「すべて理解してから次へ進む」のではなく、「全体の流れをつかみながら読む」習慣をつけることが大切です。
④ 記述問題は「書く練習」を繰り返す
横浜市立大学の英語は全問記述式です。そのため、答えが分かっていても、時間内に書けなければ得点にはつながりません。普段から、
- 内容説明を書く
- 和訳を書く
- 英訳を書く
という練習を繰り返し、「読む力」と「書く力」を同時に鍛えましょう。
⑤ 解き終わった後は時間の使い方を振り返る
過去問は解いて終わりではありません。演習後には、次の3点を必ず確認しましょう。
- どの大問に時間をかけすぎたか
- なぜ時間が足りなくなったのか
- 次回はどう改善するか
この振り返りを毎回行うことで、自分に合った時間配分が少しずつ身につき、本番でも落ち着いて最後まで解き切れるようになります。
試験当日のコツ
ここまで時間配分や練習法を紹介してきましたが、本番では少しの意識で得点が大きく変わることがあります。最後に、横浜市立大学の英語で実力を最大限発揮するためのコツを紹介します。
① 最初に時間配分を確認する
試験が始まったら、問題を解き始める前に「何分までにこの大問を終わらせるか」を確認しましょう。例えば、90分試験なら、
- 大問1:25分
- 大問2:25分
- 大問3:30分
- 見直し:10分
というように、終了時刻をあらかじめ決めておくのがおすすめです。時間配分を意識するだけで、1つの問題に時間を使いすぎることを防げます。
② 難しい問題は後回しにする
横浜市立大学の英語は全問記述式ですが、すべての問題を完璧に解く必要はありません。難しい設問で手が止まったら、一度飛ばして先へ進みましょう。試験全体を見渡して得点を積み重ねることが大切です。
「あと少しで解けそう」と粘るよりも、最後まで解き切るほうが結果的に高得点につながるケースは少なくありません。
③ 時計は大問ごとに確認する
時計をまったく見ないのも、逆に数分おきに確認するのもおすすめできません。目安としては、
- 大問を解き終えたとき
- 次の大問に入る前
- 見直しに入るタイミング
の3回程度確認すれば十分です。時間を意識しながらも、問題に集中できるペースを作りましょう。
④ 記述問題は読みやすい字で書く
横浜市立大学の英語は記述式のため、採点者が読みやすい答案を書くことも大切です。
焦ると字が乱れたり、書き直しが増えたりしてしまいます。丁寧さを意識しつつ、スムーズに書き進めることを心掛けましょう。
⑤ 最後の5〜10分は必ず見直しに使う
最後は必ず見直しを行いましょう。特に確認したいポイントは次の4つです。
- スペルミスはないか
- 記述問題を書き忘れていないか
- 設問の指示に合った解答になっているか
- 解答欄を間違えていないか
記述式では、小さなミスがそのまま失点につながります。最後の数分で見直しをするだけでも、防げる失点は意外と多くあります。
まとめ
横浜市立大学の英語では、英語力だけでなく時間の使い方も得点を左右します。本番では、
- 時間配分を守る
- 難問にこだわりすぎない
- 時計を適度に確認する
- 最後は必ず見直しをする
この4つを意識するだけでも、落ち着いて最後まで解き切れる可能性が高まるでしょう。
まとめ
横浜市立大学の英語は、長文読解のみ・全問記述式という特徴があり、英文を読む力だけでなく、限られた時間の中で記述する力も求められる試験です。そのため、英語力だけではなく、時間配分を意識した戦略が合否を左右します。
この記事で紹介したポイントをもう一度確認しましょう。
- 横浜市立大学の英語は「時間との戦い」であることを理解する
- 学部ごとの試験時間に合わせて時間配分を決めておく
- 1問にこだわりすぎず、最後まで解き切ることを優先する
- 過去問演習では本番と同じ時間で解き、時間感覚を身につける
- 試験当日は時間配分を守り、最後は必ず見直しを行う
時間配分は試験当日に考えるものではなく、日々の過去問演習の中で完成させていくものです。最初は時間内に解き切れなくても心配する必要はありません。演習を重ねるたびに、自分に合ったペースや解き方が身につき、本番でも落ち着いて問題に取り組めるようになります。
ぜひこの記事で紹介した時間配分や勉強法を参考に、過去問演習を繰り返し、本番では最後まで解き切れる力を身につけてください。万全の準備を整え、自信を持って横浜市立大学の入試に臨みましょう。
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