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関西大学総合情報学部の英語は難しい?学部独自日程の出題傾向と対策

英語対策

関西大学の総合情報学部を志望する受験生にとって、英語は重要な対策科目です。

総合情報学部では、一般選抜の「学部独自日程」が設けられており、2027年度は2月4日に実施されます。

また、2026年度の入試要項では、総合情報学部の2教科型[英数方式]において、英語は175点、数学は175点の計350点で、英語の試験時間は90分でした。

そのため、総合情報学部を目指すのであれば、単に関西大学全体の英語対策をするだけでなく、総合情報学部の学部独自日程でどのような問題が出題されるのかを把握したうえで対策することが大切です。

「英単語はどこまで覚えればいいのか」「長文読解はどのように対策すればいいのか」「過去問はどう使えばいいのか」など、具体的な勉強方法に迷っている受験生も多いでしょう。

そこでこの記事では、関西大学総合情報学部の学部独自日程における英語について、出題形式・出題傾向・対策法・具体的な勉強法・過去問の使い方まで詳しく解説します。

総合情報学部の英語対策をこれから始める人は、ぜひ参考にしてください。

全学部日程1の英語対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学「全学部日程1」の英語対策|出題傾向・時間配分・対策法を徹底解説 – 合格の道

全学部日程2の英語対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学「全学部日程2」の英語対策|出題傾向・時間配分・過去問の使い方を徹底解説 – 合格の道

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最新の入試情報はここから!:関西大学

① 関西大学総合情報学部「学部独自日程」の英語とは?

人間健康学部の英語対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学人間健康学部の英語対策|出題傾向・勉強法を徹底解説 – 合格の道

総合情報学部の学部独自日程 英語の語彙対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語に必要な語彙力は?英単語・熟語の対策法を徹底解説 – 合格の道

総合情報学部には「学部独自日程」が設けられている

関西大学の一般選抜には、複数の試験日程があります。そのなかで総合情報学部が実施するのが「学部独自日程」です。

2027年度の関西大学一般入試では、学部独自日程の試験日は2月4日(木)。関西大学公式サイトでも、総合情報学部を学部独自日程の対象学部として案内しています。

項目総合情報学部・学部独自日程
入試区分一般入試
試験日2027年2月4日(木)
対象学部総合情報学部
日程上の位置づけ全学日程1と全学日程2の間に設定
試験方式複数の2教科型を実施
英語を利用する方式2教科型[英語方式]・2教科型[英数方式]

ここで注意したいのが、「総合情報学部の学部独自日程=英語と数学を受験する方式」ではないということです。

総合情報学部では、英語を利用する方式として「英語方式」と「英数方式」があります。したがって、英語対策の記事では、まず自分がどの方式で受験するのかを確認しておく必要があります。


総合情報学部の学部独自日程には「英語方式」と「英数方式」がある

総合情報学部の一般入試では、英語を使う2教科型として、主に次の2つの方式を確認できます。

2026年度の公式入試要項では、以下のように設定されていました。

方式試験科目英語の配点英語の時間合計
2教科型[英語方式]英語+国語200点90分350点
2教科型[英数方式]英語+数学175点90分350点

つまり、英語の重要性はどちらの方式でも高いものの、英数方式では英語と数学が合否判定に使われ、英語は175点満点に換算されます。

一方、英語方式では英語が200点、国語が150点という配点でした。

したがって、総合情報学部の英語対策を考える際には、

「英語方式なのか、英数方式なのか」

によって、英語の配点上の位置づけが少し変わることを押さえておきましょう。

総合情報学部の学部独自日程 英語の時間配分について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語の時間配分は?学部独自日程のおすすめの解き方を解説 – 合格の道


英数方式では英語175点・数学175点

特にこの記事で扱う2教科型[英数方式]について詳しく見てみましょう。

2026年度の公式要項では、英語と数学がそれぞれ175点、合計350点とされています。

科目出題範囲最終配点試験時間
英語英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ175点90分
数学数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)175点90分
合計2教科350点

ここで、英語の配点について少し注意が必要です。

公式要項では、英数方式の英語は200点満点・90分の英語問題を使用し、その得点を調整・換算したうえで175点満点として扱う仕組みになっています。

つまり、

「英語の問題=175点満点」ではありません。

正確には、

200点満点の英語問題 → 得点調整 → 175点満点に換算

という流れです。

この違いは、過去問を使って対策するときにも重要です。過去問の問題自体を分析する場合は、200点満点の英語問題として考える必要があります。

総合情報学部の学部独自日程 英語の頻出分野ランキングについて詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語「頻出分野ランキング」|長文テーマの傾向を徹底分析 – 合格の道


英語は90分。問題演習では「知識」だけでなく時間配分も重要

英数方式の英語の試験時間は90分です。公式要項では、英語は10時20分から11時50分までの90分とされています。

ここから分かるのは、総合情報学部の英語対策では、単に「英単語を覚える」「英文法を勉強する」だけではなく、90分のなかで問題を処理する力も必要になるということです。

特に英語の入試問題では、知識があっても英文を読むのに時間がかかれば、後半の問題まで十分に取り組めない可能性があります。

そのため、対策は次のように段階を分けて考えるとよいでしょう。

対策段階身につけたい力主な勉強
① 基礎英文を読むための知識英単語・熟語
② 文法文構造・語法の理解英文法・語法
③ 読解英文を正確に読む力英文解釈・長文
④ 実戦問題を処理する力関大レベルの長文演習
⑤ 過去問総合情報学部への対応力過去問演習・時間配分

この順番で基礎から実戦へ進めていくことが、総合情報学部の英語対策では重要になります。


関西大学の一般入試は「標準レベル」が中心

さらに、関西大学自身が一般入試について、高校で学習する基礎・基本レベルを中心とした出題方針を示しています。公式の「関大入試完全攻略Navi」では、多くの受験生が正解できる問題を確実に解ける力が求められると説明されています。

実際、関西大学が公開している分析では、全受験生の正答率が60%以上だった問題が50問中34問、つまり68%を占めたとされています。

もちろん、この数字をそのまま「総合情報学部の英語で68%取れば合格できる」という意味で使うことはできません。

ただし、英語対策を考えるうえでは重要な示唆があります。

つまり、

難問をたくさん解けるようにすることだけを目指すのではなく、基礎・基本レベルの問題を確実に正解できる状態を作ることが重要

ということです。

そのため、総合情報学部の英語対策でも、いきなり難しい長文ばかりを解くのではなく、英単語・英文法などの基礎を固めたうえで、長文読解と過去問へ進むという流れが基本になります。


学部独自日程だからといって「特別に難しい英語」と考えすぎる必要はない

「学部独自日程」と聞くと、全学日程とはまったく違う特殊な英語問題が出るように感じるかもしれません。

しかし、関西大学公式の入試案内では、一般入試について「基礎・基本レベルの問題が中心」と説明されています。

そのため、総合情報学部の英語対策では、

「学部独自日程だから、とにかく難しい問題を解く」

という考え方よりも、

「関西大学の英語で求められる基礎・基本を固めたうえで、総合情報学部の過去問に合わせて実戦力を高める」

という考え方が適しています。

ただし、ここでいう「基礎・基本」は「簡単」という意味ではありません。90分という限られた時間のなかで英文を読み、設問に答えるには、語彙・文法・読解を組み合わせて処理する力が必要です。


総合情報学部の英語対策では「配点」と「問題形式」を分けて考える

ここまでを整理すると、総合情報学部の英語対策で押さえておきたいポイントは次の通りです。

チェックポイント内容
日程学部独自日程
2027年度試験日2月4日(木)
英語を利用する方式英語方式・英数方式
英数方式の英語200点満点の問題を使用
英数方式の最終配点175点
試験時間90分
英数方式の数学175点
英数方式の合計350点
対策の基本基礎・基本を固めてから過去問へ
過去問で確認すること出題形式・問題構成・時間配分・自分の弱点

したがって、総合情報学部の英語対策を始める際には、まず「学部独自日程の英語は90分」「英数方式では最終的に175点配点」「問題そのものは200点満点」という3点を押さえておきましょう。

そのうえで、実際の過去問を見ながら「どのような大問が出題されるのか」「長文読解では何が問われるのか」「どの問題に時間がかかるのか」を確認していくことが、具体的な英語対策につながります。

※配点について:上記の175点は2026年度公式入試要項に基づくものです。2027年度の受験生向け記事として公開する際は、2027年度入試要項の記載を最終的な基準にしてください。関西大学は2027年度の各種入試要項を2026年6月12日に公開しています。

② 関西大学総合情報学部の英語の出題形式

関西大学総合情報学部の学部独自日程の英語は、90分・大問3題で構成されています。

ただし、3題だからといって「3つの長文を解く」という単純な構成ではありません。実際には各大問がA・Bに分かれており、大問ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB・ⅢA・ⅢBの6つのパートとして見ると、問題の特徴がかなり分かりやすくなります。関西大学の公式分析でも、この英語を実質6問構成として整理しています。

総合情報学部の英語は「3大問・6パート」

まずは全体像を整理しておきましょう。

大問パート主な形式問われる力
ⅠA会話文の空所補充語彙・会話の流れ・文脈理解
ⅠB文章整序語彙・指示語・接続関係・文章構成
ⅡA長文中の空所補充語彙・文法・文脈理解
ⅡB本文内容の理解詳細な読解・情報整理
ⅢA下線部の内容理解語句の意味・文脈・推論
ⅢB本文内容の理解大意把握・情報統合
全体6パートすべてマークセンス形式知識+読解+処理速度

この構成から分かるのは、総合情報学部の英語では「長文を読む力」だけを鍛えても不十分ということです。

Ⅰでは会話や文章のつながり、Ⅱでは長文の中で語彙・文法を処理する力、Ⅲでは本文全体を把握する力が必要になります。

したがって、英語対策も「長文対策」という一つの言葉でまとめるのではなく、どのパートで何を求められているのかを分けて考えることが重要です。

総合情報学部の学部独自日程 英語の大問1対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語大問1はどう対策する?出題傾向と解き方を徹底分析 – 合格の道


大問ⅠA|会話文の空所補充

大問ⅠAは、日常的な会話文の空所補充です。

ここでは、空所に入る単語や表現を選ぶだけに見えますが、実際には単語の知識だけでは対応しきれません。

会話文では、

  • 直前の発言に対して何を答えているのか
  • 会話のテーマは何なのか
  • 相手の発言を受けて話がどう展開しているのか
  • 選択肢を入れたときに会話として自然か

まで確認する必要があります。

会話文では「空所の前後」だけを見ない

会話問題でありがちな失敗が、空所の直前と直後だけを見て答えを決めることです。

しかし、この形式では会話全体の流れを把握したほうが選択肢を絞りやすくなります。

例えば、

質問 → 回答 → その回答への反応

という流れになっているなら、空所に入る文は文法的に正しいだけではなく、前の発言に対する自然な返答になっていなければなりません。

そのため、大問ⅠAでは、

語彙力+文法力+会話の流れを読む力

の3つを組み合わせて解く必要があります。

関西大学の公式分析でも、ⅠAについては単純な語彙知識だけではなく、会話や文章の流れを読み取ることが重要だと分析されています。


大問ⅠB|6つのパートを並べ替える文章整序

ⅠBは、6つの部分に分けられた説明文を正しい順番に並べる問題です。

ここは総合情報学部の英語対策をするうえで、かなり特徴的な部分です。

単純に「英文を日本語に訳して順番を考える」というより、文章同士のつながりを見つける問題として考えたほうが解きやすくなります。

文章整序で確認したいポイント

着目点確認すること
指示語this、that、these、theyなどが何を指すか
代名詞前に出てきた名詞を受けていないか
接続語however、thereforeなどが前後関係を示していないか
順序表現first、then、finallyなど
因果関係原因→結果の順になっているか
具体例一般的な説明の後に具体例が来ていないか
話題の継続前のパートの話題を次のパートが受けていないか

例えば、あるパートの冒頭にThisが出ているなら、そのThisが指す内容を前のパートから探します。Howeverが出ていれば、その前後に対比関係が必要になります。このように、英文を一文ずつ訳すことより、英文同士の関係を見ることがポイントです。したがって、ⅠBの対策では、英文解釈だけでなく、指示語・接続語・論理展開を意識して英文を読む練習が有効です。


大問ⅡA|長文中の空所補充

大問ⅡAでは、説明文の中に設けられた空所を埋める問題が出題されます。ここからは本格的な長文読解になります。ただし、この問題を「文法問題」と考えるのは適切ではありません。空所に入る選択肢を判断するためには、空所の前後 → 段落 → 本文全体と情報を広げながら読む必要があります。

総合情報学部の学部独自日程 英語の大問2・3の英語長文対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語|大問2・3の長文読解対策と解き方を徹底解説 – 合格の道

空所補充で問われるもの

必要な力具体的な内容
語彙力選択肢の単語・熟語の意味を判断する
文法力文構造に合う選択肢を絞る
文脈理解前後の意味に合うか確認する
文章理解段落全体の内容と一致するか確認する
論理把握前後の因果・対比・追加などを判断する

つまり、

「この空所には文法的に何が入るか?」

だけではなく、

「この文章では何を説明していて、この空所にはどんな意味が必要なのか?」

まで考える必要があります。

ここが、一般的な英文法問題との大きな違いです。


大問ⅡB|本文の内容を正確に読み取る

ⅡBでは、本文の内容をもとに選択肢を判断します。

ここでは、本文の一部分だけを読むのではなく、複数の情報を正確に整理する力が重要になります。

特に長文では、

  • 具体例
  • 筆者の説明
  • 原因
  • 結果
  • 問題点
  • 解決策

などが複数の段落に分かれて出てくることがあります。

そのため、文章を読むときには、

「この段落には何が書かれているのか」

を意識しておくと、設問に戻ったときに必要な情報を探しやすくなります。

関西大学の公式分析でも、Ⅱ・Ⅲでは詳細な理解と大意を理解する力の両方が必要だと整理されています。

これは総合情報学部の長文対策を考えるうえで重要なポイントです。

細部だけを読むのでも、大まかな内容だけを読むのでも足りません。

「具体的に何が書いてあるのか」と「結局何を言っているのか」の両方を押さえる必要があります。


大問ⅢA|下線部の内容を読み取る

大問ⅢAでは、本文中の下線部の内容に合うものを選ぶ問題が出題されます。

一見すると「下線部の英文を訳す問題」に見えますが、実際の対策ではそれだけでは不十分です。

下線部の意味を正確に理解したうえで、

  • その表現が何を指しているのか
  • なぜ筆者がその表現を使っているのか
  • 前後の文章とどうつながっているのか
  • 選択肢の内容が本文と一致しているか

まで確認する必要があります。

下線部問題は「一文だけ」で完結しない

例えば、下線部にthistheyなどの指示語があれば、その内容を本文から特定する必要があります。

また、下線部の意味を言い換えた選択肢を選ぶ場合でも、単語の置き換えだけで判断すると間違える可能性があります。

下線部が文章全体の中でどんな役割を果たしているのか

まで見ることが大切です。したがって、ⅢAでは、

語彙力 → 文構造の理解 → 前後関係 → 本文全体

という順番で読みを深めることが重要になります。


大問ⅢB|本文全体の大意を把握する

ⅢBは、本文の内容を踏まえて文章を完成させる形式です。

ここでは、本文の一部分を見つけるだけではなく、文章全体の内容を整理する力が必要になります。

この形式では、

「本文のどこに書いてあったか」

だけでなく、

「本文全体として何を説明していたか」

を理解しているかどうかが重要です。

そのため、長文を読む際には、各段落の内容を頭の中で整理しておく必要があります。

例えば、

第1段落:問題提起

第2段落:具体例

第3段落:研究・事例

第4段落:筆者の説明・結論

というように、文章の役割を意識して読むと、本文全体を問う問題に対応しやすくなります。


6つのパートを比較すると、必要な英語力が見えてくる

ここまでを整理すると、総合情報学部の英語は次のような構造になっています。

パート問題形式最も重要な力
ⅠA会話文空所補充会話の流れを読む力
ⅠB文章整序文章のつながりを読む力
ⅡA長文空所補充語彙・文法+文脈理解
ⅡB内容理解詳細な読解+情報整理
ⅢA下線部内容文脈理解+推論
ⅢB内容理解大意把握+情報統合

ここから見えてくるのは、総合情報学部の英語では「知識」と「読解」を別々に考えないことが重要だということです。

例えば、英単語を覚えていればⅠAやⅡAの選択肢を理解しやすくなります。

しかし、単語の意味が分かっていても、会話や長文の流れが分からなければ正解できません。

逆に、文章の流れを読む力があっても、基本的な単語や文法が分からなければ英文そのものを正確に理解できません。

つまり、

英単語・英文法の知識を土台にして、英文の流れ・段落構成・本文全体を読み取る

という力が必要です。


「説明文読解」が中心なのも特徴

総合情報学部の英語を全体的に見ると、説明文の読解が中心になっています。

関西大学の公式分析でも「説明文読解が中心」と整理されており、会話文や文章整序が組み合わされています。

この点は、長文対策をするときに意識しておきたいところです。

小説のような物語を読む練習だけではなく、

  • 科学
  • 社会
  • 技術
  • 文化
  • 教育
  • 環境
  • 人間や社会の仕組み

など、あるテーマについて説明する英文を論理的に読む練習をしておくほうが、総合情報学部の形式には対応しやすくなります。

特に説明文では、

「筆者が何を問題としているのか」
「その理由は何か」
「どんな具体例を出しているか」
「最終的に何を伝えたいのか」

という流れを追うことが重要です。


英文そのものより「処理の仕方」が得点を左右する

総合情報学部の英語対策で注意したいのが、「難しい英文を読むこと」だけを目標にしないことです。

関西大学の公式分析でも、英文自体はそれほど難解ではない一方で、時間配分を考えて進める必要があると分析されています。

これはかなり重要なポイントです。90分という時間の中で、

会話文を読む

文章整序を考える

長文を読む

空所を判断する

内容問題を解く

さらに別の長文を読む

という処理を続けなければなりません。

そのため、

「英文は読めるけれど、最後まで解き終わらない」

という状態は避けたいところです。

過去問演習では、正答率だけでなく、どの大問に何分かかったのかまで記録しておくと、自分の課題が見えやすくなります。


総合情報学部の英語で優先して鍛えたい5つの力

ここまでの分析から、対策の優先順位を整理すると次のようになります。

優先理由
英単語・熟語すべての大問の土台になる
英文法・語法空所補充や英文理解に直結する
文章の流れを読む力会話文・整序・長文すべてで必要
説明文の読解力Ⅱ・Ⅲの長文対策に直結する
処理速度・時間配分90分で6パートを処理する必要がある

特に③と④は、単語帳や文法問題集だけでは身につきません。

実際の英文を読みながら、

「この文は前の文とどうつながっているか」

「この段落では何を説明しているか」

「この具体例は何を示すために出てきたか」

を考える練習が必要です。


過去問を使うときは「正解したか」だけを見ない

総合情報学部の過去問を解くときは、最終的な正答率だけで判断しないことも重要です。

例えば、同じ「間違えた1問」でも原因は全く違います。

間違えた原因必要な対策
単語の意味が分からなかった語彙強化
文構造が取れなかった英文解釈・文法
選択肢の意味は分かったが迷った文脈把握
本文のどこに答えがあるか分からなかった長文読解
時間が足りなかった処理速度・時間配分
本文を読み終わったのに内容を覚えていなかった段落ごとの要約・情報整理

この分析を繰り返すと、「英語が苦手」という曖昧な状態から、自分がどこで点を落としているのかまで具体化できます。


②のまとめ

関西大学総合情報学部の学部独自日程の英語は、90分・大問3題、実質6パートとして考えると構成が分かりやすくなります。公式の出題分析と過去問を照らし合わせると、Ⅰは会話文・文章整序、Ⅱは長文中の空所補充・内容理解、Ⅲは下線部の内容理解・本文全体の内容理解という構成です。

特に重要なのは、単語や文法の知識だけを問う試験ではないという点です。

語彙・文法の知識を使う
→ 英文の流れをつかむ
→ 段落ごとの内容を整理する
→ 本文全体を理解する
→ 90分以内に設問を処理する

という一連の力が必要になります。

そのため、総合情報学部の英語対策では、まず英単語・英文法の基礎を固め、その後に説明文の長文読解と総合情報学部特有の問題形式に慣れていくのが効果的です。

また、関西大学は2026年度の2月4日実施分を含む英語の過去問を公式サイトで公開しています。今後の対策では、この2月4日分を軸に、複数年度の問題を比較して傾向を確認することが重要です。

③ 関西大学総合情報学部の長文テーマから見る英語対策

関西大学総合情報学部の英語で長文対策を考えるとき、まず押さえておきたいのは、特定のテーマを暗記することよりも、初見の説明文を正確に読み取る力のほうが重要だということです。実際、2026年度2月4日の問題では、大問Ⅱが東京での都市農業を扱い、大問Ⅲでは手書き文字が失われていくことによる影響を扱っています。どちらも受験生が事前に専門知識を持っていることを前提とした文章ではなく、本文の中に提示された情報を整理して答える構成です。

2026年度の長文から見えるテーマの特徴

2026年度の大問Ⅱでは、東京で都市農業を実践するJon Walshの活動を題材にしています。単に「農業」について説明するのではなく、東京で農業を始めた経緯、学校での教育、子どもたちへの影響、地域への食料提供、環境面でのメリットへと話が展開しています。つまり、一つのテーマを複数の視点から説明するタイプの文章です。

大問Ⅲの「手書き文字」も同じように、単なる「手書き文字が減っている」という話で終わりません。学校教育での筆記体の扱い、手書きによる学習効果、キーボード入力との違い、身体的な経験の喪失へと論点が広がっています。

この2題を並べると、総合情報学部の長文では、身近なテーマを入り口にして、社会・教育・科学・環境など複数の観点へ話を広げる説明文に対応する必要があると分かります。

2026年度テーマ文章の展開
東京の都市農業個人の経験→教育→地域→環境・持続可能性
手書き文字の減少教育→学習→テクノロジー→人間の経験
共通点身近な社会テーマ具体例を使いながら複数の論点を説明

したがって、「総合情報学部だから情報系の英文が中心」と考えるのは適切ではありません。総合情報学部という学部名からテーマを予想するのではなく、幅広い社会・科学・文化系の説明文を読めるようにすることが重要です。

長文では「テーマ」より「論理展開」を見る

2026年度の大問Ⅱを詳しく見ると、最初に「日本では家庭菜園が一般的だったが、都市化によって減少した」という背景が示され、その後にWalshが日本へ来た経緯、農業を始めた経験、学校で教えるようになった経緯、子どもたちへの影響、都市農業の環境面でのメリットへと話が進みます。

つまり、長文を読む際には単語を順番に日本語へ変換するだけではなく、

「この段落は何を説明しているのか」→「次の段落で何が追加されたのか」→「最後に筆者は何を伝えたいのか」

という流れを追う必要があります。

実際、大問ⅡBでは「Walshがなぜ日本に来たのか」「最初の栽培で何に驚いたのか」「都市農業が環境にどう関係するのか」といった、本文中の別々の箇所にある情報を取り出して判断する問題が並んでいます。

そのため、長文を読み終えたときに「単語の意味はだいたい分かった」だけでは不十分です。誰が、何をきっかけに、何をして、どのような結果につながったのかまで整理できるようにしておく必要があります。

大問Ⅱは「空所の前後だけを見る」読み方では対応しにくい

大問ⅡAの空所補充では、15個の空所が設定されています。選択肢には動詞・副詞・接続詞・名詞・関係詞などが含まれており、単純な単語知識だけではなく、本文の流れを理解して判断する必要があります。

例えば、本文ではWalshが東京で農業を始め、そこから学校教育へ活動を広げていく流れがあります。空所の中には、単独の一文だけを見れば複数の選択肢が入りそうでも、前後の展開まで読むことで一つに絞れるものがあります。

したがって、ⅡAでは次の順番で考えるのがおすすめです。

手順確認すること
空所の前後で文法的に入る選択肢を絞る
その段落で何を説明しているか確認する
前後の段落とのつながりを見る
本文全体の展開に合うか確認する

これは総合情報学部の長文で特に重要な考え方です。

大問Ⅲでは「筆者の主張」と「具体例」を分けて読む

大問Ⅲの「手書き文字」の文章では、筆者が最初から最後まで同じことを繰り返しているわけではありません。

冒頭では手書き文字が教育現場から減少している状況を示し、その後、手書きによって得られる学習上の効果を研究結果とともに説明し、さらにキーボード入力との違いへ話を広げています。最後には、手書きという経験そのものが失われているという問題へ戻っています。

ここで重要なのが、研究結果や具体例を「本文の主張」と混同しないことです。

例えば、大問Ⅲではノートをパソコンで取る学生と手書きで取る学生についての研究が紹介されています。研究結果そのものを覚えることが目的ではなく、その研究が筆者の主張をどのように支えているのかを理解することが重要です。実際の設問でも、研究から何が分かったのかを本文に照らして判断させています。

したがって、長文を読むときは、

主張 → 理由 → 具体例・研究 → そこから分かること

という関係を意識してください。

「下線部の意味」と「本文から読み取れること」は別物

大問ⅢAでは、下線部に関する問題が10問設定されています。ただし、すべてが単純な語句の言い換えではありません。

2026年度の実際の設問を見ると、「最も近い意味」を問うものに加えて、下線部から具体的に何が読み取れるか、筆者が何を言いたいのかを考えさせる問題もあります。

関西大学の全体講評でも、この違いを明確に説明しています。下線部の意味そのものを問う問題では言い換え表現を探し、下線部から読み取れる内容や筆者の意図を問う問題では、表面的な意味だけでなく推測まで必要になります。

そのため、下線部を見たらまず、

「これは単なる言い換え問題なのか、それとも本文から推測する問題なのか」

を判断することが大切です。


総合情報学部の長文で最も重要なのは「局所」と「全体」の往復

今回、2026年度の問題と関西大学の公式講評を照らし合わせてみると、総合情報学部の長文対策で最も重要なのは、局所的な情報と文章全体を行き来する読み方だと考えられます。

関西大学の公式講評でも、Ⅱでは「ローカルな情報だけを見ている場合は正答に至らない」傾向があったと分析し、Ⅲでは「英文全体の論理展開、各パラグラフの役割、散在している情報の統合、全体の内容把握」をもとに解答するよう問題を設定していると説明しています。

つまり、次の2つを同時にできる必要があります。

読み方具体的な作業
ボトムアップ単語・文法・一文の意味を正確に取る
トップダウン段落・文章全体の論理や主張を把握する

どちらか一方だけでは足りません。

例えば、単語を正確に理解できても「この段落は何のためにあるのか」が分からなければ大意問題で失点します。一方、文章の大まかなテーマが分かっていても、下線部や空所の細かい意味を取れなければ正解できません。

「細部を読む力」と「全体を読む力」を同時に鍛えることが、総合情報学部の長文対策では重要です。

長文演習では「テーマ別」より「文章構造別」に練習する

ここまでを踏まえると、長文演習の教材選びも少し変わります。

「環境問題を重点的に読む」「科学を重点的に読む」というテーマ別の学習だけではなく、次のような文章構造を持つ英文を意識して選ぶと効果的です。

文章構造練習したい内容
問題提起→原因→解決策因果関係を追う
主張→具体例→結論具体例の役割を判断する
研究紹介→結果→考察研究結果と筆者の主張を区別する
過去→現在→変化時系列を整理する
AとBの比較共通点・相違点を整理する
個人の経験→社会的問題具体例から大きなテーマへ視点を広げる

2026年度のⅡは「個人の経験→教育→地域→環境」という広がりを持ち、Ⅲは「社会の変化→教育→研究→テクノロジー→人間の経験」という展開になっています。テーマは違っても、文章の情報を段階的に広げていくという点では共通しています。

このため、過去問の復習では「この年は農業だった」「この年は手書き文字だった」とテーマだけを記録するのではなく、「この文章はどのような順番で話を展開していたか」まで整理することをおすすめします。

長文対策で優先したい勉強

総合情報学部の長文対策を段階的に整理すると、次の順番が取り組みやすいです。

段階勉強内容目的
英単語・熟語本文を正確に読む土台を作る
基本文法・構文文の構造を正確に取る
説明文の精読段落・論理展開を読む
長文問題演習設問への対応力をつける
総合情報学部の過去問独自の形式に慣れる
時間を測った演習90分で処理する力を完成させる

特に①・②を飛ばして長文ばかり解くのはおすすめしません。関西大学自身も、まず高校生に必要な語彙力・文法知識を身につけ、そのうえでさまざまなジャンルの英文を読み、局所と全体の両方を捉える訓練をするよう求めています。

③のまとめ

関西大学総合情報学部の長文は、「このテーマが出る」と予想して勉強するより、未知のテーマでも説明文の構造を追える力を身につけることが重要です。2026年度の実際の問題でも、大問Ⅱは都市農業、大問Ⅲは手書き文字という異なるテーマを扱っていますが、どちらも具体的な情報を積み重ねながら、最後は文章全体の意味を判断させる構成になっています。

したがって、長文を読むときは、「単語・一文の意味を取る」→「段落の役割を理解する」→「文章全体の論理をつかむ」→「設問に必要な情報を本文から取り出す」という流れを意識してください。特に大問Ⅱ・Ⅲでは、局所的な情報だけで答えようとせず、本文全体を見ながら判断することが得点につながります。

④ 関西大学総合情報学部の英語の勉強法

関西大学総合情報学部の英語は、単純に長文だけを勉強すればよい入試ではありません。大問Ⅰでは会話文の空所補充と文章整序、大問Ⅱ・Ⅲでは説明文を使った空所補充・内容理解・下線部問題が出題されるため、複数の形式に対応する必要があります。 一方で、すべてを別々の科目のように勉強する必要もありません。総合情報学部の英語では、語彙・文法を土台にして英文を正確に読む力をつけ、そのうえで各設問形式への対応力を高めるという順番で勉強すると、効率よく対策できます。

まずは英単語・熟語・文法を固める

最初に取り組みたいのが、英単語・熟語・文法です。総合情報学部では、文法や語彙を単独で大量に問う形式ではありませんが、関西大学公式の攻略法でも、文章内容を理解するためには基本的な文法・語彙の知識が必要だとされています。特に長文中の空所補充や文章整序では、単語の意味だけでなく、接続詞や副詞などが文章の流れを判断する手がかりになります。

基礎項目勉強するポイント入試での使い道
英単語見た瞬間に意味が分かる状態を目指す長文・空所補充
熟語・語句意味だけでなく使い方も確認長文・空所補充
文法文構造を正確に把握できるようにする長文・空所補充
接続詞逆接・因果・追加などの役割を理解文章整序・長文
副詞・論理表現前後の内容との関係を理解文章整序・長文

ここで大切なのは、文法を「文法問題を解くためだけの知識」にしないことです。例えば長文で関係詞や分詞構文が出てきたときに、構造を素早く把握できるようにすることが目的です。単語についても、「見たことがある」ではなく、英文中で出てきた瞬間に意味を取れる状態を目指してください。

次に説明文の読解力を鍛える

基礎が固まったら、説明文を中心に長文演習を進めます。総合情報学部では、読解の大問が3題あり、それぞれA・Bに分かれているため、実質6問構成です。特にⅡ・Ⅲでは、本文の細かい部分を理解する力と文章全体の大意を理解する力の両方が求められます。 そのため、長文を読むときは一文ずつ日本語に訳すだけではなく、「この文章は何について説明しているのか」「各段落は何を説明しているのか」「最終的に何が言いたいのか」を確認する習慣をつけましょう。

長文を読むときの確認事項意識すること
テーマ何について説明している文章なのか
段落の役割背景・原因・具体例・対比など何を説明しているのか
論理関係原因→結果、主張→理由などの関係
重要情報人物・数字・具体例など、設問に使われそうな情報
全体の内容文章全体で何が説明されているのか

長文を読み終えたあとに、「結局この文章は何について書いてあったのか」を一言で説明できるか確認してください。これができない場合は、単語や英文の意味を追うことに集中しすぎて、文章全体の構造を捉えられていない可能性があります。

会話文は「意見交換型」の文章を使って練習する

大問ⅠAは会話文の空所補充です。ここでは、短い日常会話だけを練習するのではなく、あるテーマについて意見を交換するような長めの会話文を選ぶことが重要です。関西大学公式も、会話文対策として日常的な短いやり取りではなく、意見交換を含む200語程度の文章を選んで練習することを勧めています。

会話文では、空所の前後だけを見て「文法的に入りそうな選択肢」を選ぶのではなく、相手の発言に対して、次の発言が内容的に自然かを考えます。「質問→回答」「意見→理由」「反対意見→反論」など、会話の流れを捉えることがポイントです。

文章整序は「つながり」を見つけて解く

大問ⅠBでは、6つの部分に分けられた説明文を正しい順番に並べます。関西大学公式の分析でも、指定された最初の文を手がかりに、語彙や内容から文章全体を並べ替える力が必要だとされています。

この問題では、最初から6つすべての順番を決めようとするのではなく、明確につながる部分を先に発見することが重要です。

手がかり見るポイント
this / these / such前に説明された内容を受けている
however前文との逆の内容が続く
therefore前の内容を受けて結果・結論につながる
for example前の一般論を具体化する
first / next / finally時系列・手順を示す
one / another複数の事例・選択肢を並べる

文章整序では、単語を知っているだけではなく、英文同士がどのような論理関係でつながっているかを見る練習をしてください。

長文中の空所補充は「文法+文脈」で判断する

大問ⅡAでは、長文の中に設けられた空所を選択肢から補充します。ここでは、まず空所の前後から文法的に入る選択肢を絞り、その後に文章の内容を確認するという順番がおすすめです。関西大学公式でも、空所補充には語彙知識を問うものがある一方、会話や文章の流れを読み取ることが重要だとされています。

品詞・語法を確認→選択肢を絞る→前後の意味を確認→段落全体の流れと照合という流れを習慣にしましょう。特に、文法的には複数の選択肢が入りそうな場合、最終的な決め手になるのは文脈です。

内容理解問題は「本文の根拠」を探す

ⅡB・ⅢBの内容理解問題では、本文を読み終えた記憶だけで選択肢を判断しないようにしてください。選択肢を見たら、「この選択肢の根拠は本文のどこにあるか」を探すことが基本です。

特に注意したいのが、選択肢の一部分だけが本文と一致しているケースです。人物・時期・原因・結果などの一部だけが本文と合っていても、選択肢全体としては誤っている可能性があります。そのため、選択肢を「なんとなく正しそう」で選ぶのではなく、本文と照合して判断してください。

下線部問題は「意味」と「内容」を区別する

大問ⅢAでは、下線部の内容に合うものを選択します。ここでは、すべてを単純な和訳問題として処理しないことが重要です。下線部そのものの言い換えを求めているのか、下線部から読み取れる内容を求めているのかによって、見るべき範囲が変わります。

問題のタイプ基本的な解き方
下線部の意味・言い換え下線部とその周辺を詳しく読む
下線部から分かること前後の内容まで確認する
筆者の意図段落全体・文章全体を見る
本文内容との一致本文に戻って根拠を確認する

「下線部だけを訳して終わり」ではなく、その表現が本文の中でどのような役割を果たしているのかまで確認すると、対応しやすくなります。

過去問は「解く→分析→形式別に復習」の順番で使う

総合情報学部の過去問に取り組む段階では、ただ年度順に解いて丸つけするだけではなく、どの形式で失点したのかを記録することが重要です。関西大学公式も、過去問題などを通して説明文・会話文に数多く触れ、文章の意味を正確に捉えられているか確認することを攻略法として挙げています。

間違いの原因具体例復習方法
知識不足単語・熟語が分からない語彙を復習
文構造の理解不足一文の構造が取れない文法・構文を復習
読解不足段落や本文の流れを誤解長文を精読
設問処理不足本文は分かったが選択肢で迷った設問形式を反復

例えば「長文で5問間違えた」とだけ記録するのではなく、「単語2問、文構造1問、内容理解2問」のように分解します。そうすれば、次に何を勉強すればよいのかが明確になります。

学習段階を整理するとこの順番

総合情報学部の英語対策は、次の順番で進めると取り組みやすいです。

学習段階やること到達目標
STEP 1英単語・熟語長文中の語彙で止まらない
STEP 2基本文法・構文一文の構造を正確に取る
STEP 3説明文読解段落・文章全体の流れを把握する
STEP 4会話文・文章整序大問Ⅰの形式に慣れる
STEP 5空所補充・内容理解・下線部大問Ⅱ・Ⅲの設問処理力を高める
STEP 6過去問演習総合情報学部特有の形式に対応する
STEP 7時間制限演習90分で安定して解き切る

最初から過去問だけを解く必要はありませんが、基礎がある程度できた段階で一度過去問を解き、現在どの形式が弱いのかを診断するのは有効です。その結果をもとにSTEP 3~5の学習内容を調整し、最後に本番形式へ戻します。

90分の中で最後まで処理する練習をする

総合情報学部の英語は90分で200点です。 そのため、最終的には「正確に解ける」だけではなく、「限られた時間内で正確に処理できる」状態を目指す必要があります。関西大学公式も、英文自体はそれほど難解ではない一方で、時間配分を考えて進める必要があると分析しています。

ただし、最初から90分で無理に解く必要はありません。まずは時間を気にせず正確に解き、次に大問ごとの所要時間を測り、最後に90分通しで演習するという順番がおすすめです。時間が足りなかった場合も、「英語力が足りない」と一括りにせず、読むのに時間がかかったのか、設問で迷ったのか、見直しに時間を使いすぎたのかまで確認してください。

総合情報学部の英語で避けたい勉強法

総合情報学部対策では、「長文だけを大量に解く」「単語帳だけを続ける」「過去問を解いて丸つけだけする」といった勉強に偏らないことが大切です。長文が読めない原因が単語不足なら語彙を補強し、文構造が取れないなら文法・構文を復習し、本文は読めているのに選択肢で失点するなら設問処理を練習する、というように原因に合わせて勉強を変えてください。

避けたい勉強法問題点
長文だけをひたすら解く基礎知識の不足が改善しない
単語帳だけを続ける実際の文章を読む力が伸びにくい
文章整序を勘で解く論理関係を捉える力が身につかない
短い日常会話だけを練習する意見交換型の会話への対応が弱くなる
過去問を解いて丸つけだけする弱点が分からない
時間を測らず演習する本番の処理速度を確認できない
過去問のテーマを暗記する初見の英文への対応力につながりにくい

④のまとめ

関西大学総合情報学部の英語は、英単語・熟語と基本文法を土台に、説明文を正確に読む力を身につけ、そのうえで会話文・文章整序・空所補充・内容理解・下線部問題を形式別に練習するという順番で対策するのがおすすめです。公式分析でも、説明文読解が中心であることに加え、会話文や文章整序では文章の流れを理解する力、Ⅱ・Ⅲでは詳細理解と大意理解の両方が求められるとされています。

特に重要なのは、過去問を「何点取れたか」だけで終わらせないことです。どの大問で、どのタイプの問題を、なぜ間違えたのかまで分析し、その原因に合わせて語彙・文法・読解・設問処理の勉強を調整してください。最終的には、各形式への対応力をつけたうえで90分の実戦演習に移行することで、総合情報学部の英語を安定して解く力につなげられます。

⑤ 関西大学総合情報学部の英語|過去問の効果的な使い方

関西大学総合情報学部の英語で過去問を使うときは、単に本番と同じ時間で解いて点数を確認するだけでは不十分です。総合情報学部の英語は、会話文・文整序・長文中の空所補充・内容理解・下線部問題と複数の形式で構成されているため、「どの形式で失点したのか」「なぜ失点したのか」まで分析して、普段の勉強に戻すことが重要です。関西大学公式の出題分析でも、Ⅰは会話文と文章整序、Ⅱ・Ⅲは説明文読解で構成され、文章の流れを理解する力と、詳細・大意の両方を把握する力が求められるとされています。

過去問は「実力を測るもの」ではなく「弱点を発見するもの」として使う

過去問を初めて解くとき、多くの受験生は「何点取れたか」を気にします。しかし、総合情報学部の英語対策では、点数だけでは次の勉強につながりません。

例えば100点だったとしても、ⅠAの会話文はほぼ満点なのに、ⅠBの文整序とⅡ・Ⅲの内容理解で失点しているのであれば、必要な対策は「英語力を全体的に上げること」ではなく、文章の論理関係や長文の内容把握を重点的に鍛えることです。

逆に、長文の内容は理解できているのにⅡAの空所補充で失点しているなら、語彙や語法の確認が優先されます。

そのため、過去問を解いたら、まず次のように結果を分解してください。

確認する項目見るポイント
大問別Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのどこで失点したか
形式別会話・文整序・空所・内容理解・下線部のどれが苦手か
原因別語彙・文法・構文・読解・選択肢処理のどこに問題があるか
時間別どこで時間を使いすぎたか
再現性同じタイプの問題で繰り返し間違えているか

「80点だった」で終わらせず、「ⅠBで3問、ⅡAで4問、ⅢBで2問落とした。ⅡAのうち3問は語彙不足だった」ところまで分解するのが、過去問を教材として使うポイントです。


最初の過去問は「時間を測る」より「現在地を確認する」

まだ総合情報学部の形式に慣れていない段階なら、最初から90分で解き切ることだけを目標にする必要はありません。

まずは一度、実際の問題を使って、どの形式で時間がかかり、どの形式で点を落とすのかを確認しましょう。

特に総合情報学部は、ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB・ⅢA・ⅢBという複数の形式を処理するため、単純な長文読解力だけでは時間配分を決められません。関西大学公式も、英文そのものはそれほど難解ではない一方で、時間配分を考えて進める必要があると分析しています。

最初の演習では、次のように記録すると分析しやすくなります。

記録する項目
ⅠA8分・4/5
ⅠB12分・4/6
ⅡA25分・10/15
ⅡB12分・5/7
ⅢA18分・7/10
ⅢB15分・5/7
合計90分・35/50

※上の数値は記録方法の例です。

ここで重要なのは、時間と正答率をセットで記録することです。

例えばⅡAに25分かけて15問中10問正解だった場合と、10分で10問正解だった場合では、同じ10問正解でも意味が大きく違います。


Ⅰは「短期間で伸ばしやすい部分」として過去問を活用する

関西大学公式の英語攻略チャートでは、Ⅰは会話文と文整序から構成され、公式の攻略資料ではこの部分を重点的に攻略することが合格へのポイントとして扱われています。特に文整序については、6つのパーツを一文ずつ訳す能力ではなく、パーツ同士の論理関係を把握する力が重要だと説明されています。

そのため、Ⅰの過去問を解いた後は、単に正解したかどうかを見るのではなく、「なぜその順番になるのか」を説明できるかを確認してください。

例えば、

  • 代名詞が何を指しているか
  • howeverが何と対比しているか
  • thereforeが何を受けているか
  • 具体例がどの一般論を説明しているか
  • 時系列がどうなっているか

まで確認します。

文整序で正解した場合でも、「なんとなくこの順番だと思った」のであれば、まだ安定して得点できる状態とは言えません。

文整序は「正解した理由」を言語化する

文整序の復習では、次のようにメモすると効果的です。

A→C:CのthisがAの内容を受けている
C→F:FがCの具体例になっている
F→B:BのhoweverがFの内容と対比している

このように、「なぜAの次がCなのか」まで説明することで、別年度の文整序にも応用できる力になります。


Ⅱ・Ⅲは「本文を読み直す復習」を重視する

長文読解では、答え合わせをした後にすぐ解説を読むのではなく、まず自分で本文に戻ってください。

特にⅡB・ⅢBの内容理解問題では、

選択肢を見る

本文中の根拠を探す

選択肢と本文を照合する

どこが一致・不一致なのか確認する

という復習を行います。

総合情報学部の公式分析では、Ⅱ・Ⅲで詳細理解と大意理解の両方が求められるとされています。したがって、「本文のこの一文を見落とした」という復習だけではなく、「文章全体の流れを取り違えていたのか」まで確認することが重要です。

間違い方復習で確認すること
根拠となる一文を見つけられなかった該当箇所の位置を確認
一文は読めたが意味を取り違えた文構造・語彙を確認
本文には書いてあるが選択肢を誤った選択肢の言い換えを確認
複数箇所の情報を組み合わせられなかった段落同士の関係を確認
文章全体の主旨を誤った各段落の役割を整理

空所補充は「正解した選択肢」まで復習する

ⅡAのような空所補充では、間違えた問題だけを復習するのでは不十分です。

例えば15問中12問正解した場合、3問だけ見直して終わるのではなく、12問のうち「根拠を説明できない正解」がないかを確認してください。

「なんとなくこれが入りそう」と選んで正解した問題は、本番では不正解になる可能性があります。

復習するときは、

① 文法的に入る
② 語法的にも合う
③ 前後の意味にも合う
④ 段落全体の流れにも合う

という4段階で確認すると、偶然の正解を減らせます。


下線部問題は「本文のどこまで読むべきだったか」を確認する

ⅢAの下線部問題では、間違えた後に正解だけを確認して終わらせないことが重要です。

まず、「自分はどこまで読んで判断していたのか」を確認します。

例えば、下線部の直前だけを読んで間違えたのであれば、その問題では前後の段落まで読む必要があった可能性があります。

一方、周辺の文章を十分読んでいたのに間違えたなら、語彙や構文、選択肢の比較に問題があった可能性があります。

この違いを記録しておくと、次の問題で「どこまで本文を確認すればいいか」の判断が速くなります。


「本文を全部訳す」復習は必要なのか?

総合情報学部の過去問を復習するとき、毎回本文を最初から最後まで日本語訳する必要はありません。

むしろ、間違いの原因に応じて復習する範囲を変えるほうが効率的です。

原因復習方法
単語が分からなかったその語句を確認
文構造が分からなかった該当文を構文分析
段落の意味を誤解した段落全体を読み直す
本文全体を誤解した各段落の要点を整理
選択肢で迷った本文と選択肢を比較
時間が足りなかった読み方・解答順を見直す

ただし、長文全体の構造がつかめなかった場合は、全文をもう一度読み直す価値があります。

ポイントは、「全文訳をすること」そのものを復習の目的にしないことです。目的は、次に同じタイプの英文が出たときに正しく読めるようにすることです。


過去問で見つけた弱点を「普段の勉強」に戻す

過去問で最も大切なのは、解き終わった後です。例えば、過去問で次のような結果になったとします。

文整序:6問中3問正解

原因を調べる

接続詞・指示語によるつながりを見落としていた

普段の英文読解で接続詞・指示語を意識する

別の文整序問題で確認

このように、過去問→弱点発見→通常学習→再度過去問というサイクルを作ります。

過去問だけを何年分も解くより、このサイクルを回したほうが、1題ごとの学習効果を高めやすくなります。


同じ年度を「2回解く」のも効果的

一度解いた過去問は、すぐに捨てる必要はありません。おすすめなのが、初回と復習後で2回使う方法です。

1回目

本番に近い条件で解き、得点・時間・失点原因を記録します。

復習

間違えた問題だけでなく、迷って正解した問題も確認します。語彙・構文・論理展開・選択肢の根拠を整理します。

2回目

一定期間を空けて、もう一度同じ問題を解きます。

ここで重要なのは、答えを覚えているかではなく、根拠を持って正解できるかです。

1回目に間違えた問題が、2回目には「なぜこの答えになるのか」を説明できる状態になっていれば、復習の効果が出ています。


過去問を「年度別」だけでなく「形式別」に分析する

複数年度の過去問がたまってきたら、年度ごとの点数だけでなく、形式別にも記録してください。

形式1年目2年目3年目傾向
ⅠA 会話安定
ⅠB 文整序要復習
ⅡA 空所補充語彙・文脈
ⅡB 内容理解比較的安定
ⅢA 下線部選択肢処理
ⅢB 内容理解大意把握

このように記録すると、「今年は何点だった」という情報よりも、自分の弱点がどこにあるのかがはっきりします。

また、関西大学公式の英語攻略チャートでは、Ⅰの会話・文整序について、学習効果が現れやすい分野として文整序を挙げています。したがって、Ⅰで失点が続いている場合は、長文だけに勉強時間を偏らせず、文整序の論理関係を集中的に練習する価値があります。


最後は「本番形式」で90分通して解く

形式別の弱点をある程度潰したら、最後は本番と同じように90分で通して解きます。

ここでは、単純に「90分以内に終わったか」だけを確認するのではありません。

①最後まで解けたか
②正答率が維持できたか
③特定の大問で時間を使いすぎていないか
④見直し時間を確保できたか

まで確認してください。

例えば、Ⅰで時間を使いすぎてⅢを急いで解いているのであれば、Ⅰの処理速度を上げる必要があります。一方、最後まで時間は足りているのにⅢで失点しているのであれば、時間配分よりも読解・選択肢処理の問題を疑うべきです。


過去問の使い方をまとめると「5段階」

総合情報学部の過去問は、次の5段階で使うと効果的です。

段階やること目的
① 診断まず問題を解く自分の現在地を確認
② 分析時間・形式・失点原因を記録弱点を特定
③ 復習本文・選択肢・根拠を確認同じミスを防ぐ
④ 補強語彙・文法・読解・形式別演習に戻る弱点を改善
⑤ 再演習別年度・同年度で確認改善できたか検証

このサイクルを繰り返すことで、過去問が単なる「模試」ではなく、自分専用の問題集になります。

⑤のまとめ

関西大学総合情報学部の英語で過去問を使うときは、点数を確認して終わりにしないことが最も重要です。ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB・ⅢA・ⅢBのどこで失点したのかを確認し、さらに「語彙」「文法・構文」「文章の論理」「本文の内容理解」「選択肢の判断」のどこに原因があるのかまで細かく分析してください。

特に文整序では、正解したかどうかだけでなく、パーツ同士の論理関係を説明できるかを確認します。長文では、選択肢の根拠を本文に戻って確認し、局所的な情報の見落としなのか、文章全体の理解不足なのかを区別します。こうして見つけた弱点を普段の勉強に戻して補強し、再び過去問で確認する。この「過去問→分析→弱点補強→再演習」のサイクルを作ることが、総合情報学部の英語で過去問を最大限に活用する方法です。関西大学公式の攻略資料でも、文整序は文同士の論理関係を把握することが重要とされ、英語全体では長文読解を攻略することの重要性が強調されています。

⑥ 関西大学総合情報学部の英語対策まとめ

関西大学総合情報学部の英語は、長文読解だけでなく、会話文の空所補充や文章整序、長文中の空所補充、内容理解、下線部の内容に合う選択肢など、複数の形式に対応する必要があります。関西大学の公式分析では、読解の大問が3題あり、それぞれA・Bに分かれるため、実質6問構成です。大問Ⅰは会話文と文章整序、大問Ⅱ・Ⅲは説明文を題材とした読解問題で、文章の流れを把握する力に加えて、本文の詳細と大意の両方を理解する力が求められます。

また、2026年度の入試要項では、総合情報学部の英語は200点・90分で設定されています。 そのため、単に英文を正確に読めるようにするだけでなく、複数の問題を限られた時間で処理する力まで仕上げることが重要です。

総合情報学部の英語対策で最初に取り組みたいのは「基礎力」

総合情報学部の英語対策では、いきなり過去問を大量に解くよりも、まず英単語・熟語・文法・構文を固めることが重要です。特に長文では、単語の意味が分からない、英文の構造が取れないという状態では、本文の内容を正確に把握できません。関西大学公式の分析でも、空所補充では語彙知識が問われる問題がある一方、会話や文章の流れを読み取ることが重要だとされています。

ただし、ここでいう基礎固めは、文法問題集や単語帳だけを延々と続けるという意味ではありません。最終的には、「知っている知識を英文の中で使える状態」にすることが目標です。単語なら見た瞬間に意味が分かる、文法なら英文の構造を素早く把握できる、接続詞なら文章同士の関係を判断できる、というところまで持っていきましょう。

長文対策では「訳す力」だけでなく「読む力」を鍛える

総合情報学部の英語で大きな割合を占めるのが、Ⅱ・Ⅲの長文読解です。公式分析でも、英文自体はそれほど難解ではない一方、時間配分を考えて進める必要があるとされています。

そのため、長文対策では一文ずつ日本語に訳すことだけを目標にしないことが重要です。「この段落は何を説明しているのか」「前の段落とどうつながっているのか」「文章全体では何を伝えようとしているのか」を意識して読む練習をしてください。内容理解問題では本文の根拠を探し、下線部問題ではその表現だけでなく前後の文脈まで確認するなど、設問に応じて本文の読み方を変えることも必要です。

大問Ⅰは「関西大学独自の形式」として対策する

大問Ⅰの会話文と文章整序は、長文読解とは異なる対策が必要です。特に文章整序は、関西大学の英語攻略チャートでも特徴的な問題として扱われており、文同士の論理関係を把握することが攻略のポイントになっています。関西大学公式の攻略チャートでは、文章整序を関西大学特有の問題として位置づけ、文のつながりを意識した対策を示しています。

そのため、文章整序では「なんとなくこの順番」という解き方から脱却し、指示語・接続詞・代名詞・具体例・因果関係・対比などを根拠にして順番を判断できるようにしましょう。会話文についても、単純な日常会話の表現を覚えるだけではなく、前後の発言から「次にどのような内容が来るのか」を判断する練習が重要です。

過去問では「点数」より「失点原因」を分析する

総合情報学部の過去問を使うときは、何点取れたかだけを記録して終わりにしないことが大切です。会話文、文章整序、空所補充、内容理解、下線部問題のどこで失点したのか、さらにその原因が語彙・文法・構文・読解・選択肢処理のどこにあるのかまで確認してください。

例えば、文章整序で間違えたのであれば、「英語が苦手」と考えるのではなく、「指示語のつながりを見落とした」「逆接を示す語に気づかなかった」など、原因を細かく分けます。長文で間違えた場合も、「単語が分からなかった」のか、「本文は読めたが選択肢の言い換えを判断できなかった」のかによって、次に行うべき勉強は変わります。

関西大学公式の英語攻略チャートでも、配点や問題形式を踏まえて学習の優先順位を考えることが重視されています。過去問を「模試」として使うだけでなく、自分の弱点を発見する教材として使うことが、総合情報学部対策では特に重要です。

総合情報学部の英語対策は「基礎→形式別→過去問→時間演習」で進める

ここまでの内容をまとめると、学習の流れは次のようになります。

段階対策目的
STEP 1英単語・熟語・文法英文を読むための基礎を固める
STEP 2英文解釈・説明文読解一文・段落・文章全体を正確に読む
STEP 3会話文・文章整序大問Ⅰの独自形式に対応する
STEP 4空所補充・内容理解・下線部大問Ⅱ・Ⅲの設問処理力を高める
STEP 5過去問分析自分の弱点を発見する
STEP 6弱点補強語彙・文法・読解など必要な部分に戻る
STEP 7本番形式演習90分で安定して処理する

重要なのは、この順番を一度やって終わりにするのではなく、「過去問→弱点発見→弱点補強→再び過去問」というサイクルを繰り返すことです。特に総合情報学部では、すべての形式を均等に勉強するのではなく、自分の失点状況を見ながら学習時間を配分すると効率的です。

まとめ

関西大学総合情報学部の英語対策では、英単語・熟語・文法といった基礎力を土台に、説明文を読む力を鍛え、そのうえで会話文・文章整序・空所補充・内容理解・下線部問題といった各形式への対応力を身につけることが重要です。特に大問Ⅰの文章整序は関西大学独自の形式であり、単語や英文法の知識だけではなく、指示語や接続詞、文章の論理関係を捉える力が必要になります。

そして、仕上げでは過去問を使って本番形式に慣れるだけでなく、「どの問題を間違えたか」→「なぜ間違えたか」→「次に何を勉強するか」まで分析することが大切です。総合情報学部の英語は200点・90分の試験なので、最終的には正確に読めるだけでなく、複数の設問を時間内に処理する力まで身につける必要があります。

したがって、総合情報学部の英語で得点を伸ばすためには、「長文をたくさん読む」だけでも「過去問を何年分も解く」だけでも不十分です。 基礎を固め、出題形式ごとの攻略法を身につけ、過去問で弱点を分析し、その弱点を普段の学習で補強する。この流れを繰り返すことで、総合情報学部の英語に必要な力を段階的に高めていけます。

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