立命館大学の全学統一方式の英語は、80分で5つの大問を解く形式です。2026年度の英語では、大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題、大問Ⅲが会話文、大問Ⅳが文法・慣用句、大問Ⅴが語句選択英文完成という構成になっており、120点満点で出題されています。
特に重要なのが、長文総合問題2題だけで60点、全体の50%を占めていることです。そのため、文法や語彙の問題を素早く処理して長文に十分な時間を残すことが、安定して得点するうえで重要になります。
一方で、「80分を各大問に均等に配分すればよい」というわけではありません。大問ごとに問題量や求められる処理が異なるため、配点と出題内容を踏まえて時間配分を決める必要があります。
この記事では、立命館大学の全学統一方式の英語について、2026年度の出題形式をもとに、大問ごとのおすすめ時間配分、解く順番、時間が足りなくなったときの対処法、過去問を使った時間配分の調整方法まで詳しく解説します。
なお、ここで紹介する時間配分は立命館大学が指定している公式の配分ではなく、80分・5大問という試験構成をもとにした実戦的な目安です。実際に過去問を解きながら、自分が最も得点しやすい配分に調整していきましょう。立命館大学も、出題内容・形式・配点は年度や試験日によって異なる場合があると案内しています。
全体像:立命館大学の全学統一方式の英語は難しい?出題傾向・対策・勉強法を徹底解説 – 合格の道
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立命館大学の全学統一方式の英語は80分で5大問を解く
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立命館大学の全学統一方式の英語は、試験時間80分・120点満点で、大問Ⅰ~Ⅴの5題から構成されています。2026年度の出題内容を見ると、大問Ⅰ・Ⅱは長文総合問題、大問Ⅲは会話文、大問Ⅳは文法・慣用句、大問Ⅴは語句選択英文完成という構成です。立命館大学は英語について、全日程・全方式で同一傾向・形式としており、2027年度入試についても問題の傾向を大きく変更しないと案内しています。
まず、時間配分を考えるうえで確認しておきたいのが、大問ごとの配点と問題量です。2026年度の公式資料では、次のようになっています。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 120点中の割合 | 2026年度の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Ⅰ | 長文総合問題 | 29点 | 約24.2% | 750~850語程度の英文 |
| Ⅱ | 長文総合問題 | 31点 | 約25.8% | 750~850語程度の英文 |
| Ⅲ | 会話文 | 24点 | 20.0% | 2人の対話文 |
| Ⅳ | 文法・慣用句 | 16点 | 約13.3% | 文法事項の空所補充 |
| Ⅴ | 語句選択英文完成 | 20点 | 約16.7% | 語彙・同義語など |
| 合計 | 5大問 | 120点 | 100% | 試験時間80分 |
この表から分かる通り、長文総合問題の大問Ⅰ・Ⅱだけで60点、全体の50%を占めています。しかも、大問Ⅰ・Ⅱはいずれも750~850語程度の英文を読み、内容理解や大意把握、空所補充、指示語の内容、主旨などを判断する問題です。単純に英文を読めば終わるわけではなく、本文を読みながら設問の根拠を探し、選択肢を比較する必要があります。
一方で、残りの60点も無視できません。大問Ⅲの会話文は24点、大問Ⅳの文法・慣用句は16点、大問Ⅴの語句選択英文完成は20点です。つまり、長文以外にも60点分の得点機会があるため、「立命館大学の英語は長文だけ対策すればよい」という考え方は適切ではありません。会話文では話の流れや話し手の意向を理解する力、文法では基本的な文法事項を正確に使う力、語彙問題では単語の意味だけでなく文脈や同義語まで判断する力が求められます。
そして、これら5大問を80分以内に処理しなければなりません。単純に80分を5等分すると1大問あたり16分ですが、これは実戦的な時間配分とはいえません。大問Ⅰ・Ⅱは750~850語程度の英文を読み込む必要があり、配点も合計60点あります。一方、文法・慣用句や語彙問題は、知識が身についていれば長文より短時間で処理できます。そのため、80分を大問数だけで均等に割るのではなく、問題量・配点・処理に必要な時間を考えて配分することが重要です。
実際に時間配分を組む場合、まずは長文2題に合計35~40分程度を確保することを基準にすると考えやすくなります。残りの40分前後を会話文、文法・慣用句、語句選択英文完成に振り分け、最後に見直しの時間を残す形です。例えば、最初の目安としては次のように設定できます。
| 大問 | 配点 | 時間配分の目安 |
|---|---|---|
| Ⅰ 長文 | 29点 | 17~19分 |
| Ⅱ 長文 | 31点 | 18~20分 |
| Ⅲ 会話文 | 24点 | 13~15分 |
| Ⅳ 文法・慣用句 | 16点 | 8~10分 |
| Ⅴ 語句選択英文完成 | 20点 | 8~10分 |
| 合計 | 120点 | 80分 |
ただし、これは立命館大学が指定している公式の時間配分ではありません。2026年度の出題内容・配点をもとに、実際に80分で解き切るための基準として設定したものです。立命館大学自身も、公式資料で「出題内容・形式・配点は一例」であり、年度・試験日によって異なる場合があると明記しています。したがって、上の数字をそのまま固定するのではなく、過去問を解きながら自分の得点が最も伸びる配分に調整していくことが大切です。
特に重要なのは、「80分で全部解く」ことと「80分を最後まで使い切る」ことは同じではないという点です。大問Ⅳ・Ⅴのように知識で素早く判断できる問題で時間を使いすぎれば、その分だけ大問Ⅰ・Ⅱの長文に使える時間が減ります。逆に、長文1問にこだわりすぎれば、後半の会話文・文法・語彙を急いで解くことになり、取れるはずの点まで落としてしまいます。
立命館大学の英語では、長文2題を中心にしながら、会話文・文法・語彙の60点も取りこぼさないことが重要です。そのため、時間配分の基本方針は「長文に十分な時間を確保する」「短時間で解ける問題は素早く処理する」「最後までに全大問を解き終える」の3点です。
また、立命館大学は過去問題を公式サイトで公開しており、英語について「全日程・全方式で同一傾向・形式」と案内しています。したがって、実際の時間配分を決めるときは、1回だけ過去問を80分で解いて終わりにするのではなく、複数年度の問題を使って「自分はどの大問で時間を使うのか」「どの大問なら短時間で得点できるのか」を確認することが重要です。
つまり、立命館大学の全学統一方式の英語で時間配分を考えるときは、「5大問だから各16分」ではなく、「60点を占める長文にどれだけ時間を確保し、残りの60点をどれだけ効率よく回収するか」という視点で考えるべきです。ここを基準にして、自分に合った80分の使い方を作っていきましょう。
立命館大学の全学統一方式の英語の大問2対策について詳しく知りたい方はこちら:立命館大学全学統一方式の英語「大問2」対策|長文問題の特徴・解き方・勉強法を徹底解説 – 合格の道
② 立命館大学の全学統一方式の英語のおすすめ時間配分
立命館大学の全学統一方式の英語は、80分で5つの大問を処理する試験です。2026年度は大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題、大問Ⅲが会話文、大問Ⅳが文法・慣用句、大問Ⅴが語句選択英文完成という構成で、合計120点でした。 ここで重要なのは、80分を単純に5等分しないことです。大問Ⅰ・Ⅱの長文だけで60点あり、全体の50%を占めるため、長文に十分な時間を残しながら、会話文・文法・語彙も効率よく処理する必要があります。
80分の基本的な時間配分
まずは、2026年度の配点と問題量を基準に、次の配分から始めるのがおすすめです。
| 大問 | 出題内容 | 配点 | 時間配分の目安 |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 長文総合問題 | 29点 | 17~18分 |
| Ⅱ | 長文総合問題 | 31点 | 18~19分 |
| Ⅲ | 会話文 | 24点 | 13~14分 |
| Ⅳ | 文法・慣用句 | 16点 | 8~9分 |
| Ⅴ | 語句選択英文完成 | 20点 | 8~9分 |
| 合計 | 120点 | 80分 |
この配分では、長文2題に35~37分程度を確保しています。長文は大問Ⅰが29点、大問Ⅱが31点で、合計60点です。つまり、全体の半分を長文が占めています。長文に時間をかけること自体は悪いことではなく、むしろ一定の時間を確保する必要があります。ただし、長文だけで40分以上使ってしまうと、残りの大問を急いで解くことになりやすいため、まずは35~37分程度を基準にすると時間管理がしやすくなります。
一方、文法・慣用句と語句選択英文完成は、大問Ⅰ・Ⅱの長文と比べて、1問あたりに必要な読解量が少ないため、知識が身についている問題はできるだけ短時間で処理することがポイントです。大問Ⅳは16点、大問Ⅴは20点あるので軽視はできませんが、1問に長く悩み続けるより、判断できる問題を先に取り、迷う問題は後で戻るほうが80分を有効に使えます。
大問Ⅰ・Ⅱは合計35~37分を確保する
時間配分で最も意識したいのが、大問Ⅰ・Ⅱにどれだけ時間を残すかです。
2026年度の公式資料では、大問Ⅰ・Ⅱはいずれも長文総合問題で、配点はそれぞれ29点と31点です。長文2題で60点になるため、ここを急いでしまうと、内容理解が不十分なまま選択肢を処理することになります。
そこで、最初は大問Ⅰを17~18分、大問Ⅱを18~19分程度に設定します。大問Ⅱのほうが1~2点高いからといって、必ず大問Ⅱに長く時間をかける必要はありません。実際には、英文の読みやすさや設問の難しさによって必要な時間は変わります。
例えば、大問Ⅰが読みやすく15分でほぼ解き終わったのであれば、無理に17分まで使う必要はありません。その2分を大問Ⅱや後半の問題に回せます。反対に、大問Ⅰの設問で迷っても、そこで20分、25分と使い続けるのは避けるべきです。
つまり、「大問Ⅰは18分以内に絶対終わらせる」という固定ルールより、「長文2題を合計35~37分程度に収める」という考え方のほうが実戦的です。
大問Ⅲは13~14分を目安にする
大問Ⅲは会話文で、2026年度は24点が配点されています。長文2題ほどの英文量を読む大問ではありませんが、会話の流れを把握しながら空所などを判断する必要があります。
ここでは、13~14分程度を目安にします。
会話文では、選択肢を見た段階ですぐに判断できる問題もあります。一方で、前後の発言を確認しないと答えを決められない問題もあります。そのため、すべての問題を同じ速度で解こうとするのではなく、会話の流れから明らかに判断できるものは素早く処理し、迷う問題だけ本文に戻って確認することが重要です。
会話文で15分、20分と時間を使ってしまうと、後ろの文法・語彙だけでなく、最後の見直し時間まで圧迫します。「会話文は長文ではないから時間をかけても大丈夫」と考えないことが大切です。
大問Ⅳ・Ⅴは合わせて16~18分程度に抑える
大問Ⅳは文法・慣用句で16点、大問Ⅴは語句選択英文完成で20点です。合計すると36点あるため、決して後回しにしてよい部分ではありません。
ただし、この2大問は、長文のように大量の英文を読み続ける必要がないため、合わせて16~18分程度を一つの基準にできます。
| 大問 | 目安 | 解くときの意識 |
|---|---|---|
| Ⅳ 文法・慣用句 | 8~9分 | 知識で判断できる問題は即決する |
| Ⅴ 語句選択英文完成 | 8~9分 | 文脈と語彙の知識から素早く判断する |
| 合計 | 16~18分 | 迷った問題に時間を使いすぎない |
ここで大切なのは、「分からない問題を考え続ければ正解できる」と考えないことです。文法や語彙の知識が問われている問題では、知識があるかどうかで判断できるケースが多くあります。明確な根拠がないまま1問に数分かけても、正答率が大きく上がるとは限りません。
例えば、30秒~1分程度考えても判断できない問題があれば、いったん印をつけて先に進む方法が有効です。最後まで一通り解き終わった後に時間が残っていれば、もう一度その問題に戻ります。
「見直し時間」を最初から作る必要はない
80分のうち、最初から5分、10分を見直し専用に確保する必要はありません。
まずは80分以内に5大問をすべて解き切ることを優先します。そのうえで、実際の過去問演習で数分余るようになってきたら、その時間を見直しに回します。
理想は、試験終了直前まで問題を解き続けるのではなく、最後に2~3分程度を残せる状態です。ただし、これは最初から達成する必要はありません。英語の処理速度が上がるにつれて、自然に見直し時間を作れるようにしていけば十分です。
自分に合う時間配分へ調整する
ここまで紹介した配分は、全受験生がそのまま使うべき絶対的なルールではありません。立命館大学が公式に示しているのは英語80分という試験時間であり、大問ごとの時間配分を指定しているわけではありません。また、大学は公式資料で、出題内容・形式・配点は一例であり、年度・試験日によって異なる場合があると明記しています。
そのため、過去問を解くときは、単純に「80分で何点取れたか」だけを見るのではなく、大問ごとに何分使ったかまで記録することをおすすめします。
例えば、
| 大問 | 目標時間 | 実際にかかった時間 | 正答率 |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 18分 | 21分 | 80% |
| Ⅱ | 19分 | 17分 | 70% |
| Ⅲ | 14分 | 15分 | 83% |
| Ⅳ | 9分 | 10分 | 75% |
| Ⅴ | 9分 | 11分 | 70% |
というように記録します。
この場合、大問Ⅰに3分多く使っている一方、大問Ⅱは目標より2分早く終わっています。さらに大問Ⅴにも2分多くかかっています。このように記録すると、「英語が時間内に終わらない」という漠然とした問題を、「長文Ⅰで時間を使いすぎている」「語彙問題で迷いすぎている」という具体的な問題に変えられます。
立命館大学は、2027年度について入試問題の傾向を大きく変更しないと案内しており、過去問題も公式サイトで公開しています。 したがって、過去問を複数回使って時間配分を検証し、最終的に「自分なら80分をどう使えば最も点数を取れるか」を決めておくことが、時間切れを防ぐうえで重要です。
③ 大問別に見る時間配分と解き方
立命館大学の全学統一方式の英語で80分を有効に使うには、単に「大問Ⅰは18分、大問Ⅱは19分」という数字を覚えるだけでは不十分です。各大問で何を優先して解くのか、どの問題に時間をかけ、どこで切り上げるのかまで決めておく必要があります。2026年度の英語は、大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題、大問Ⅲが会話文、大問Ⅳが文法・慣用句、大問Ⅴが語句選択英文完成という構成でした。
大問Ⅰ・Ⅱは「長文を読む時間」と「設問を解く時間」を分けて考える
大問Ⅰ・Ⅱは、それぞれ750~850語程度の長文を扱う総合問題です。配点は大問Ⅰが29点、大問Ⅱが31点で、2題合わせて60点あります。つまり、120点満点の半分を長文2題が占めるため、ここを急ぎすぎるのは得策ではありません。
時間は大問Ⅰを17~18分、大問Ⅱを18~19分程度、合計35~37分を最初の目安にします。ただし、この時間を「本文を読むだけの時間」と考えてはいけません。本文を読み、設問を確認し、必要な箇所を本文に戻って判断するところまで含めて17~19分です。
| 大問 | 配点 | 時間目安 | 意識すること |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 29点 | 17~18分 | 本文の流れをつかみ、設問の根拠を探す |
| Ⅱ | 31点 | 18~19分 | 読解と設問処理を並行して進める |
| 合計 | 60点 | 35~37分 | 長文に時間を使いすぎない |
長文では、最初から一文一文を完璧に日本語へ訳そうとしないことが重要です。立命館大学の公式講評でも、長文総合問題について、英文の内容を正確に読み取る力を問う出題が行われていることが示されています。したがって、「全部をきれいに訳す」より「本文の論理と設問の根拠を正確につかむ」ことを優先するほうが、80分という制限の中では合理的です。
また、長文で最も避けたいのが、1問に時間をかけすぎることです。選択肢を比較しても判断できない問題は、一度印をつけて先に進みます。長文1題で20分、25分と使ってしまうと、後半の会話文や文法・語彙に使える時間が削られます。長文は「丁寧に解く」ことと「時間をかけ続ける」ことを混同しないことが重要です。
大問Ⅲは会話の流れを優先して13~14分
大問Ⅲは会話文で、2026年度は24点が配点されています。長文2題に次いで配点が大きいため、「長文ではないから簡単」と考えて時間を削りすぎるのも危険です。
時間の目安は13~14分です。会話文では、空所の前後だけを見て判断できる問題と、会話全体の流れを確認しなければ判断しにくい問題を分けて考えます。
| 問題のタイプ | 解き方 | 時間の使い方 |
|---|---|---|
| 文脈からすぐ判断できる | 前後の発言を確認して処理 | 短時間で進める |
| 前後関係が重要 | 直前・直後の発言を確認 | 必要な範囲だけ読み直す |
| 判断に迷う | いったん保留して先へ進む | 1問に時間を使いすぎない |
会話文で重要なのは、選択肢を日本語に訳すことに時間をかけすぎないことです。会話の流れが分かれば判断できる問題では、前後の発言から話の方向をつかみ、必要な情報だけを確認します。
特に「この問題が分からないから、会話文全体をもう一度最初から読む」という解き方は時間を消費します。迷った問題があれば、その問題に関係する発言まで戻るという意識を持ちましょう。
大問Ⅳは知識で解ける問題を素早く処理する
大問Ⅳは文法・慣用句で、2026年度の配点は16点です。公式の講評では、空所を埋めて英文を完成させる形式で、動詞・副詞・形容詞・接続詞・前置詞など、さまざまな品詞について適切な英語表現を選ぶ力を確認する問題とされています。
そのため、大問Ⅳでは「考える時間」より「知識を正確に出す時間」を短くすることが重要です。目安は8~9分です。
例えば、選択肢を見て文法的に明らかに決まる問題や、知っている熟語・語法の問題は、そこで長時間止まる必要はありません。一方、複数の選択肢で迷う問題は印をつけて先に進みます。
文法問題で時間を節約できれば、その分を長文や会話文に回せます。大問Ⅳは「難しいから時間をかける」のではなく、「知識がある問題を速く取る」ことで全体の時間を生み出す大問と考えるとよいでしょう。
大問Ⅴは語彙力をそのまま得点につなげる
大問Ⅴは語句選択英文完成で、2026年度は20点でした。公式資料では語彙に関する問題として位置づけられており、英文の空所を適切な語句で完成させる力が問われています。
時間は8~9分程度を目安にします。
大問Ⅴでは、単語の意味だけを覚えていても、文脈に合う選択肢を判断できない場合があります。そのため、普段の学習では単語帳の意味を丸暗記するだけでなく、その単語が英文の中でどのように使われるかまで確認することが重要です。
本番では、選択肢を見てすぐに判断できる問題から処理します。知らない単語が出てきたからといって、その場で長時間考え込むのは避けます。大問Ⅴは20点ありますが、ここで時間を使いすぎて長文の見直しや他の問題に影響を出すのは避けたいところです。
80分の中で「どこまで来ていればいいか」を決めておく
時間切れを防ぐには、各大問の目標時間だけでなく、試験開始から何分経過した時点で、どこまで終わっているべきかまで決めておくと効果的です。
| 経過時間 | 目標 |
|---|---|
| 18分前後 | 大問Ⅰ終了 |
| 37分前後 | 大問Ⅱ終了 |
| 51分前後 | 大問Ⅲ終了 |
| 60分前後 | 大問Ⅳ終了 |
| 69分前後 | 大問Ⅴ終了 |
| 残り約10分 | 未回答・迷った問題の確認、見直し |
ただし、この表を秒単位で守る必要はありません。例えば大問Ⅰに19分かかっても、大問Ⅱを18分で終えれば長文全体では37分です。重要なのは、1つの大問で予定より時間を使ったら、その後の大問で調整することです。
特に試験中に「大問Ⅰで3分オーバーしたからもう終わりだ」と考える必要はありません。大問Ⅳ・Ⅴで予定より早く解ければ取り戻せます。逆に、予定より早く終わった大問があっても、必要以上に見直し続ける必要はありません。80分全体を一つの時間として管理することが大切です。
最後まで解き切ることを最優先にする
立命館大学の英語は、80分という限られた時間の中で、長文2題を含む5大問を処理します。だからこそ、本番では「1問を完璧に解く」よりも「取れる問題をすべて拾う」という意識が重要です。
例えば、大問Ⅰの設問でどうしても判断できない問題があった場合、その1問に3分、4分と使い続けるより、いったん答えを保留して大問Ⅱへ進むほうが合理的です。後で時間が残れば戻ればよく、戻れなかったとしても、その間に他の問題を解くことで得点できる可能性があります。
立命館大学の英語は全学統一方式だけでなく、英語を試験科目とする全方式で同一傾向・形式の問題が出題されると大学が案内しています。また、2027年度も入試問題の傾向は大きく変更しないとしています。 そのため、過去問演習では単に正答率を見るのではなく、「どの大問で時間を失ったのか」まで分析することが重要です。
最終的には、大問Ⅰ・Ⅱで35~37分、大問Ⅲで13~14分、大問Ⅳ・Ⅴで16~18分という基本形を使いながら、自分の得意・不得意に合わせて調整しましょう。長文が速い人なら後半に時間を残せますし、文法・語彙に時間がかかる人なら、そこを普段の学習で改善する必要があります。大切なのは、最初に決めた時間配分を絶対視することではなく、過去問を解くたびに記録して、80分で最も得点を取りやすい自分専用の時間配分を完成させることです。
④ 時間が足りなくなる受験生が見直すべきポイント
立命館大学の全学統一方式の英語は、80分で5大問・120点を解く形式です。大問Ⅰ・Ⅱの長文総合問題だけで60点あるため、長文に必要な時間を確保しつつ、会話文・文法・語彙も効率よく処理する必要があります。時間が足りない場合は、単純に「読むのが遅い」と考えず、どこで時間を使っているのかを確認しましょう。
長文を丁寧に読みすぎない
大問Ⅰ・Ⅱはそれぞれ750~850語程度の長文総合問題です。本文を一文ずつ日本語に訳していると、設問を解く時間が足りなくなります。英文全体の流れをつかみ、設問の根拠となる部分を正確に確認することを意識しましょう。
| 時間を使いやすい読み方 | 改善したい読み方 |
|---|---|
| 全文を一文ずつ和訳する | 全体の流れを意識して読む |
| 知らない単語ですぐ止まる | 文脈から推測して読み進める |
| 同じ部分を何度も読む | 必要な箇所だけ読み直す |
1問に時間をかけすぎない
時間不足につながりやすいのが、分からない問題にこだわり続けることです。特に長文では、選択肢を何度比較しても判断できない問題が出てくることがあります。
その場合は、いったん印をつけて先に進みましょう。後で時間が残れば戻ればよく、1問に数分使って他の問題を解く時間まで失うのは避けたいところです。
文法・語彙は素早く処理する
大問Ⅳの文法・慣用句は16点、大問Ⅴの語句選択英文完成は20点あります。合計36点あるため、後半だからといって軽視はできません。一方で、知識が身についている問題まで長時間考える必要もありません。
「知識で判断できる問題はすぐ解く」「迷う問題はいったん飛ばす」という判断が、長文に時間を残すことにつながります。
過去問では「何分かかったか」まで記録する
立命館大学は過去問題を公開しており、英語については全日程・全方式で同一傾向・形式と案内しています。また、2027年度も入試問題の傾向は大きく変更しないとしています。
そのため、過去問を解いたら点数だけでなく、大問ごとの時間も記録しましょう。
| 大問 | 目標時間 | 実際の時間 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 17~18分 | 長文に時間を使いすぎていないか | |
| Ⅱ | 18~19分 | 設問で迷いすぎていないか | |
| Ⅲ | 13~14分 | 会話の流れをつかめているか | |
| Ⅳ | 8~9分 | 文法で考えすぎていないか | |
| Ⅴ | 8~9分 | 語彙問題で止まっていないか |
例えば大問Ⅰに毎回22分かかるなら、「英語を速く読もう」と考えるだけでは不十分です。本文を読むのに時間がかかっているのか、設問の根拠を探すのに時間がかかっているのか、選択肢で迷っているのかまで分析しましょう。
時間配分で大切なのは、単純にすべての問題を速く解くことではありません。80分の中で、取れる問題をできるだけ多く取ることです。長文に必要な時間は確保しながら、知識で処理できる問題は素早く進める。この考え方を基本にして、過去問を使いながら自分に合った配分へ調整していきましょう。
⑤ 過去問で自分に合った時間配分を完成させる方法
ここまで紹介した時間配分は、立命館大学が指定している公式の配分ではありません。2026年度の出題形式・配点をもとにした実戦的な目安なので、最終的には過去問を使って自分に合う形へ調整することが大切です。立命館大学は公式サイトで過去問題を公開しており、英語は全日程・全方式で同一傾向・形式と案内しています。
まずは80分で本番と同じように解く
最初は、これまで紹介した配分を基準にして、実際の試験と同じ80分で過去問を解きます。途中で時間を止めたり、辞書を使ったりせず、本番と同じ条件にすることが重要です。
そのうえで、点数だけでなく大問ごとの所要時間を記録します。
| 大問 | 目安 | 記録すること |
|---|---|---|
| Ⅰ | 17~18分 | 長文に時間を使いすぎていないか |
| Ⅱ | 18~19分 | 設問で迷いすぎていないか |
| Ⅲ | 13~14分 | 会話文を効率よく処理できているか |
| Ⅳ | 8~9分 | 文法で考えすぎていないか |
| Ⅴ | 8~9分 | 語彙問題で止まっていないか |
「時間」と「正答率」をセットで確認する
例えば、大問Ⅰに20分かけて正答率が90%なら、多少時間をかけても得点につながっている可能性があります。反対に、20分使って正答率が低いのであれば、読解方法や語彙力など、別の部分を見直す必要があります。
つまり、「何分かかったか」だけでなく、「その時間で何点取れたか」まで確認することが重要です。
過去問を解くたびに少しずつ調整する
1回目から完璧な時間配分を作る必要はありません。例えば、長文で時間を使いすぎるなら文法・語彙をより速く処理する、逆に長文を急ぎすぎて正答率が落ちるなら長文に少し時間を戻す、といった調整を繰り返します。
最終的には、「大問Ⅰ・Ⅱに35~37分程度、会話文に13~14分、文法・語彙に16~18分程度」という基本形を参考にしながら、自分が最も得点を取りやすい配分を作りましょう。
立命館大学の英語は80分という時間制限があるため、知識や読解力だけでなく、身につけた英語力を80分の中でどう得点に変えるかも重要です。過去問を解くたびに時間と正答率を記録し、本番までに自分専用の時間配分を完成させておきましょう。
まとめ|立命館大学の全学統一方式 英語の時間配分
立命館大学の全学統一方式の英語は、80分で5大問・120点の試験です。2026年度は大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題、大問Ⅲが会話文、大問Ⅳが文法・慣用句、大問Ⅴが語句選択英文完成という構成でした。
時間配分は、まず以下を基本にするとよいでしょう。
| 大問 | 時間配分の目安 |
|---|---|
| Ⅰ 長文総合問題 | 17~18分 |
| Ⅱ 長文総合問題 | 18~19分 |
| Ⅲ 会話文 | 13~14分 |
| Ⅳ 文法・慣用句 | 8~9分 |
| Ⅴ 語句選択英文完成 | 8~9分 |
特に重要なのは、長文2題に35~37分程度を確保することです。長文は合計60点と配点が大きいため、急ぎすぎるのは避けたい一方、1問に時間をかけすぎると後半に影響します。分からない問題はいったん飛ばし、最後に時間があれば戻ることも意識しましょう。
また、時間配分は最初から完璧に決める必要はありません。立命館大学は過去問題を公開しており、2027年度も入試問題の傾向を大きく変更しないと案内しています。 過去問を80分で解き、大問ごとの所要時間と正答率を記録することで、自分がどこで時間を使っているのかが見えてきます。
最終的には、今回紹介した配分を基準にしながら、「自分なら80分をどう使えば最も得点できるか」を考えて調整することが大切です。立命館大学の全学統一方式の英語では、英語力だけでなく、限られた80分を効率よく使う力も合格点を取るための重要なポイントになります。
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