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関西大学総合情報学部の英語の時間配分は?学部独自日程のおすすめの解き方を解説

英語対策

関西大学総合情報学部の学部独自日程を受験するなら、英語の「時間配分」を事前に決めておくことが重要です。

総合情報学部の英語は90分で実施されるため、問題を解くための知識や読解力だけでなく、限られた時間の中で各問題を処理する力も求められます。実際の入試では、1つの問題に時間をかけすぎると、後半の問題に十分な時間を残せなくなる可能性があります。

「長文にどれくらい時間をかければいい?」「最初から順番に解くべき?」「見直しの時間は残したほうがいい?」など、時間配分について悩んでいる受験生も多いでしょう。

そこでこの記事では、関西大学総合情報学部の学部独自日程における英語について、90分をどのように使うのがおすすめなのかを詳しく解説します。

大問ごとの目安時間だけでなく、問題を解く順番や時間を使いすぎてしまったときの対処法、過去問を使って自分に合った時間配分を作る方法まで紹介します。

本番で「時間が足りなかった」という事態を防ぐためにも、過去問演習の段階から時間配分を意識して対策していきましょう。

全体像:関西大学総合情報学部の英語は難しい?学部独自日程の出題傾向と対策 – 合格の道

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① 関西大学総合情報学部の英語は90分!まず試験時間を確認

関西大学総合情報学部の学部独自日程で英語を受験する場合、まず確認しておきたいのが「英語を何分で解くのか」という点です。

総合情報学部の学部独自日程では、英語を利用する方式として「2教科型[英語方式]」と「2教科型[英数方式]」があります。2026年度の公式入試要項では、どちらの方式でも英語の試験時間は90分(10:20~11:50)でした。

そのため、総合情報学部の英語対策では、単に「正解できる問題を増やす」だけではなく、90分という限られた時間の中で、どの問題にどれだけ時間を使うかを考えておくことが重要です。

総合情報学部の学部独自日程では英語を使う方式が2つある

時間配分を考える前に、自分がどの方式で受験するのかを確認しておきましょう。

2026年度の公式入試要項では、総合情報学部の学部独自日程に次の2つの英語利用方式が設定されていました。

方式試験科目英語の配点英語の試験時間
2教科型[英語方式]英語+国語200点90分
2教科型[英数方式]英語+数学175点90分

英語方式では英語と国語、英数方式では英語と数学を使用して合否が判定されます。

ここで重要なのは、方式によって英語の配点は異なりますが、英語そのものの試験時間は90分であるということです。したがって、この記事で解説する「英語90分の時間配分」は、英語方式・英数方式のどちらを選択する受験生にも関係します。

英語は「90分間ずっと英語の問題を解く」試験

英語の試験時間は90分です。

2026年度の公式入試要項では、英語は10時20分から11時50分までと定められていました。

項目内容
試験科目英語
試験時間90分
開始時刻10:20
終了時刻11:50
時間90分

つまり、試験が始まってから終了するまでの90分を、自分自身で問題ごとに振り分けて使う必要があります。

例えば、長文読解に時間をかけすぎてしまえば、後半の問題を十分に解く時間がなくなる可能性があります。反対に、前半の問題を急ぎすぎれば、本来なら正解できた問題を落としてしまうこともあります。

だからこそ、「90分あるから大丈夫」と考えるのではなく、「90分しかない」と考えて、あらかじめ時間配分を決めておくことが大切です。

総合情報学部の学部独自日程 英語の頻出分野ランキングについて詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語「頻出分野ランキング」|長文テーマの傾向を徹底分析 – 合格の道

ただし、90分を単純に問題数で割るのはおすすめしない

時間配分を考えるときに注意したいのが、「90分÷問題数」のように単純計算する方法です。

英語の入試問題では、すべての問題を同じ時間で解けるわけではありません。

例えば、短時間で判断できる文法・語法系の問題と、英文を読みながら内容を把握する必要がある長文読解では、必要な時間が大きく異なります。

そのため、

「1問につき○分」

と決めるよりも、

「この大問には○分まで」

というように、大問単位で時間の上限を決めるほうが実戦的です。

特に長文読解では、英文を読む時間だけでなく、設問を確認して選択肢を比較する時間も必要になります。

90分の中に「見直し時間」も考えておく

もう1つ意識したいのが、最後まで問題を解き終えることだけを目標にしないことです。

試験終了直前には、マークミスや解答欄のずれ、問題文の読み違いなどを確認する時間も必要になります。

そのため、時間配分を作るときは、

90分=問題を解く時間だけ

と考えるのではなく、

90分=各大問を解く時間+最後の確認時間

として考えておくとよいでしょう。

もちろん、最初から何分間も見直し時間を確保すればよいというわけではありません。自分の現在の解答速度や正答率を過去問で確認しながら、現実的な時間配分を作ることが重要です。

「90分で解き切れるか」を過去問で確認しよう

本番用の時間配分は、最初から完璧に決める必要はありません。むしろ、過去問を解きながら調整していくことが大切です。例えば、最初に過去問を90分で解いてみて、

確認するポイントチェックすること
前半時間を使いすぎていないか
長文1題に時間をかけすぎていないか
後半時間切れになっていないか
解答急いだことでミスが増えていないか
最後見直しの時間を確保できたか

を確認します。

もし「最後の大問に十分な時間を残せなかった」のであれば、前半の問題にかける時間を短くする必要があります。

反対に、「時間は余ったものの、急いでしまって正答率が下がった」のであれば、単純に全体を速くするのではなく、どの問題で時間を使うべきかを見直す必要があります。

自分に合った時間配分を作ることが、90分を有効に使うためのポイントです。

次のセクションでは、実際に関西大学総合情報学部の英語がどのような大問構成になっているのかを確認し、それぞれの大問にどの程度の時間を配分するのがよいのかを具体的に見ていきます。

② 関西大学総合情報学部の英語の出題形式

関西大学総合情報学部の英語で時間配分を考えるには、まず「どのような問題が出題されるのか」を把握しておく必要があります。

90分という試験時間は、すべての問題を同じペースで解けばよいわけではありません。英文を読む問題と、比較的短時間で処理できる問題では、必要な時間が異なるからです。

そこで、ここでは関西大学が公式に公開している過去問をもとに、総合情報学部の学部独自日程における英語の問題構成を確認します。

2026年度の2月4日実施分を確認しよう

関西大学は、2026年度一般入試の英語について、2月1日から2月7日までの各日程の問題を公式サイトで公開しています。そのうち、2月4日実施分が総合情報学部の学部独自日程に該当します。公式サイトでは、2月4日の英語問題をP.20~25に掲載しています。

したがって、総合情報学部の英語対策をするときは、関西大学の他日程の英語問題だけを見るのではなく、2月4日の問題を実際に確認することが重要です。

また、過去問は年度や日程によって問題構成が変わる可能性があります。そのため、「過去にこの形式だったから今後も必ず同じ」と考えるのではなく、直近の問題を中心に傾向を確認するようにしましょう。

総合情報学部の英語は「長文だけ」の試験ではない

総合情報学部の英語対策では、長文読解が重要になりますが、英語の試験全体を「長文を読むだけ」と考えるのは適切ではありません。

実際の入試では、英文の内容を読み取る力に加えて、語彙・文法・語法などの英語の基礎知識を使って問題を処理する必要があります。

そのため、90分の時間配分を考える際には、単純に「長文1題○分」と決めるのではなく、問題ごとの処理に必要な時間を考えることが重要です。

見るポイント時間配分との関係
語彙・語句に関する問題知識で判断できる問題は時間をかけすぎない
文法・語法に関する問題迷った問題に長時間使わない
長文読解本文を読む時間+設問を解く時間を確保する
内容理解本文と選択肢を照らし合わせる時間が必要
全体最後まで解き切れるように時間を管理する

このように考えると、総合情報学部の英語では、「読む速さ」だけでなく「問題を処理する速さ」も時間配分を左右することが分かります。

重要なのは「長文に何分かけるか」だけではない

時間配分というと、「長文に30分」「文法に10分」のように大まかな時間だけを決める受験生もいるでしょう。

しかし、実際にはそれだけでは不十分です。

例えば長文問題で、

「本文を読むのに時間がかかった」

「設問を解く時間が足りなくなった」

「最後の問題を急いで解いた」

という状況になれば、90分あっても十分に得点できない可能性があります。

そこで、時間配分を作るときには、「問題を読む時間」と「設問を処理する時間」の両方を意識することが大切です。

特に長文では、本文を最初から最後まで完璧に理解しようとして時間を使いすぎないことがポイントになります。

「解ける問題」と「時間がかかる問題」を区別する

90分を有効に使うためには、問題をすべて同じ重要度で扱わないことも大切です。

例えば、知識があれば短時間で答えられる問題であれば、必要以上に時間をかける必要はありません。一方、長文の内容を確認しながら答える問題には、ある程度まとまった時間が必要になります。

したがって、本番では、

短時間で処理できる問題 → できるだけ素早く正確に解く

時間のかかる問題 → あらかじめ確保した時間の中で取り組む

という考え方が基本になります。

ただし、「難しい問題はすべて後回しにする」という意味ではありません。自分がどの問題を得意としているかによっても、最適な順番は変わります。

過去問では「正答率」だけでなく「所要時間」も記録する

総合情報学部の英語の過去問を解くときは、正解数だけを記録するのではなく、各大問に何分かかったのかも記録しておきましょう。

例えば、次のように記録します。

確認項目記録する内容
全体90分以内に解き終わったか
大問ごとそれぞれ何分かかったか
長文本文と設問にどれくらい時間を使ったか
見直し最後に何分残ったか
正答率どの大問で失点したか
原因知識不足・読解速度・時間不足など

例えば、「正答率は高いのに長文で時間を使いすぎている」という場合は、単純に知識を増やすだけでは時間短縮につながりません。

反対に、「時間は余るのに正答率が低い」という場合は、時間配分よりも英単語・文法・読解などの基礎的な力を伸ばすことが優先されます。

つまり、時間配分は自分の現在の実力を確認したうえで調整するものです。

90分を「大問ごとの目安時間」に変えて考える

ここまで確認したように、総合情報学部の英語は90分という制限時間の中で、複数のタイプの問題を処理する必要があります。

そのため、実際の試験では「90分」という数字だけを意識するのではなく、各大問にどれくらいまで時間を使うのかという目安を持っておくことが重要です。

ただし、全受験生にとって同じ時間配分が最適とは限りません。

長文読解が得意な人と苦手な人では必要な時間が異なりますし、文法・語彙問題の処理速度にも個人差があります。

そこで、次のセクションでは、90分をどのように分ければよいのかを具体的に考えていきます。

「最初の問題から順番に解くべきなのか」「長文にどれくらい時間を残すべきなのか」「最後に見直し時間を確保するにはどうすればよいのか」など、総合情報学部の英語を実際に解くときの時間配分について詳しく解説します。

③ 関西大学総合情報学部の英語|おすすめの時間配分

関西大学総合情報学部の英語は90分で実施されるため、本番で最後まで解き切るには、あらかじめ時間配分を決めておくことが大切です。

ただし、「90分÷大問数」のように単純に時間を均等に分けるのはおすすめできません。問題によって必要な時間が異なるためです。

そこで、総合情報学部の英語では、解答する問題の特徴に合わせて時間を配分し、最後に数分程度の余裕を残すことを目標にするとよいでしょう。

総合情報学部の英語は「90分を使い切る」ことを意識しよう

2026年度の総合情報学部の学部独自日程では、英語の試験時間は10:20~11:50の90分でした。英語方式では200点、英数方式では175点に換算されますが、英語問題を解く時間はどちらも90分です。

そのため、時間配分を考える際には、まず90分を次の3つに分けて考えると分かりやすくなります。

時間目的
約80~85分問題を解く
約5~10分解けなかった問題・マーク・見直し
合計90分試験時間

もちろん、この時間配分がすべての受験生にとって正解というわけではありません。

長文を読むのが速い人であれば問題を解く時間を短くできますし、慎重に解くタイプの人であれば見直し時間を少し減らす必要があるかもしれません。

大切なのは、試験終了直前まで無計画に問題を解き続けるのではなく、最後に確認する時間まで含めて90分を設計しておくことです。

おすすめは「大問ごとの上限時間」を決める方法

総合情報学部の英語では、問題ごとに必要な時間が異なります。

そのため、「1問○分」と細かく決めるより、まずは大問単位で時間の上限を設定するほうが実戦的です。

目安としては、次のように考えるとよいでしょう。

区分目安時間意識すること
大問Ⅰ15~18分知識・文脈で解ける問題に時間をかけすぎない
大問Ⅱ25~30分長文の読解と設問処理をバランスよく行う
大問Ⅲ30~35分長文読解に必要な時間をしっかり確保する
見直し・残り5~10分未解答・マーク・迷った問題を確認
合計90分

これはあくまで過去問演習を始める際の目安です。

本番で必ずこの時間どおりに進めなければならないわけではありません。過去問を解いた結果、「大問Ⅰは12分で十分」「大問Ⅱにもう少し時間が必要」ということが分かったのであれば、自分の得意・不得意に合わせて調整しましょう。

大問Ⅰはできるだけ時間を残したい

総合情報学部の学部独自日程 英語の大問1対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語大問1はどう対策する?出題傾向と解き方を徹底分析 – 合格の道

総合情報学部の学部独自日程 英語の語彙対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語に必要な語彙力は?英単語・熟語の対策法を徹底解説 – 合格の道

時間配分で特に意識したいのが、前半の問題に時間を使いすぎないことです。

大問Ⅰで分からない問題が出てきたときに、何分も考え続けてしまうと、その後の長文読解に使える時間が減ってしまいます。

例えば、1問に対して、

「この選択肢かもしれない」

「でもこちらにも見える」

「もう少し考えれば分かるかもしれない」

と悩み続けると、気づかないうちに数分を消費してしまいます。

こうした時間の積み重ねが、後半の時間不足につながります。

したがって、大問Ⅰでは、

「すぐに判断できる問題は素早く取る」

「迷う問題はいったん保留する」

という意識を持っておくとよいでしょう。

長文読解にはまとまった時間を確保する

総合情報学部の学部独自日程 英語の大問2・3の英語長文対策について詳しく知りたい方はこちら:関西大学総合情報学部の英語|大問2・3の長文読解対策と解き方を徹底解説 – 合格の道

一方、長文読解では、単純に「1問○秒」で処理することはできません。

本文を読み、内容を理解し、設問を確認し、選択肢を比較する必要があるためです。

そのため、長文に取り組む際には、最初からある程度まとまった時間を確保しておくことが重要です。

例えば、大問Ⅱ・Ⅲに合計60分前後を確保するのであれば、

大問Ⅰを15~18分程度で処理する

大問Ⅱに25~30分程度

大問Ⅲに30~35分程度

というように、後半に十分な時間を残す形を基本にできます。

特に長文が苦手な受験生ほど、前半で時間を使いすぎないことが重要です。

「長文が苦手だからこそ、早く終わらせよう」と焦るのではなく、長文を読むための時間を最初から確保しておくと考えましょう。

長文では「本文を読む時間」と「設問を解く時間」を分けて考える

長文対策では、さらに細かく時間を考えておくと過去問演習がしやすくなります。

例えば、長文1題に30分使うのであれば、

作業時間の考え方
本文を読む15~18分程度
設問を解く10~13分程度
確認1~2分程度

というように、本文と設問の両方に時間を割り当てます。

もちろん、これは固定ルールではありません。

英文を読むのが速い人なら本文にかける時間を短くして設問に時間を回せますし、逆に本文理解に時間がかかる場合は、読解速度を上げる練習が必要になります。

重要なのは、過去問を解いたあとに、

「長文に30分かかった」

だけで終わらせず、

「本文を読むのに20分、設問に10分かかった」

というところまで確認することです。

そうすれば、自分が時間を使っている原因を見つけやすくなります。

「残り30分」を過ぎたら進み具合を確認する

本番では、時計を何度も確認する必要はありません。

しかし、大問の区切りなどで残り時間を確認することは大切です。

例えば、

残り時間確認すること
60分大問Ⅰを終えて、大問Ⅱに入れているか
30分大問Ⅱを終えて、大問Ⅲに十分な時間があるか
10分未解答を優先して処理する
5分マーク・解答欄・見直し
0分試験終了

というように、あらかじめ自分の中でチェックポイントを作っておくと、時間の使い方を管理しやすくなります。

ただし、これはあくまで目安です。

大問Ⅰに18分かかってしまったからといって、「予定より3分遅れた」と焦る必要はありません。その後の問題を少し速く処理できれば十分に取り戻せます。

重要なのは、1つの大問で予定以上に時間を使ったとき、そのままズルズル時間を使い続けないことです。

1問に時間をかけすぎないことが重要

英語の試験では、「あと少し考えれば分かりそう」という問題が出てくることがあります。

しかし、その1問に数分使った結果、別の問題を解く時間がなくなってしまえば、全体としては大きな失点につながる可能性があります。

そのため、

「今この問題に使っている時間は、他の問題に使うより価値があるか?」

と考えることが重要です。

明らかに判断できない問題については、いったん選択肢を絞って先に進み、最後に時間が残っていれば戻る方法もあります。

最初から完璧な時間配分を作る必要はない

ここまで紹介した時間配分は、あくまでスタート地点です。

実際には、過去問を何度か解くことで、自分に合った時間配分が見えてきます。

例えば、

  • 大問Ⅰに12分
  • 大問Ⅱに28分
  • 大問Ⅲに35分
  • 見直しに15分

という受験生もいれば、

  • 大問Ⅰに18分
  • 大問Ⅱに25分
  • 大問Ⅲに37分
  • 見直しに10分

という受験生もいるでしょう。

どちらが正しいというわけではありません。

「90分以内に最後まで解き切り、できるだけ多くの得点を確保できる配分」が、その人にとっての最適な時間配分です。

まずは目安の時間で過去問を解き、その後に「どこで時間を使いすぎたのか」「どこなら短縮できるのか」を分析して、自分用の時間配分に調整していきましょう。

④ 関西大学総合情報学部の英語|おすすめの解く順番

関西大学総合情報学部の英語を90分で解き切るためには、時間配分だけでなく「どの順番で問題を解くか」も考えておく必要があります。基本的には、問題を飛ばしながら解くよりも、自分が安定して得点できる順番を決めておき、必要に応じて変更するのがおすすめです。

基本は前から順番に解いてOK

総合情報学部の英語では、まず大問Ⅰから順番に解いていく方法が基本です。特に過去問演習の段階では、最初から特殊な解き方をする必要はありません。大問Ⅰから取り組み、次に大問Ⅱ、大問Ⅲというように進めながら、各大問にどの程度の時間が必要なのかを把握していきましょう。

解き方おすすめ度向いている受験生
大問Ⅰ→Ⅱ→Ⅲ基本的な解き方で安定して進めたい人
得意な大問→苦手な大問大問によって得意・不得意が大きい人
長文から先に解く長文を読むのが速く、後半の時間不足を防ぎたい人
問題を飛ばし続ける時間管理に慣れている人向け

最初から長文を優先する方法が間違いというわけではありませんが、長文読解にはまとまった時間が必要です。序盤から長文に取り組んだ結果、想定以上に時間を使ってしまうと、その後の問題を急いで解かなければならなくなる可能性があります。そのため、まずは前から解く方法を基本にして、過去問で自分に合わないと分かった場合に変更するのがよいでしょう。

1問で止まらないことが時間配分では重要

解く順番以上に注意したいのが、1つの問題に時間をかけすぎないことです。英語では、知識不足などが原因でどうしても判断できない問題が出てくることがあります。その問題を何分も考え続けても正解できるとは限りません。

例えば、選択肢を2つまで絞ったものの判断できない場合は、いったん印をつけて先に進む方法があります。後の問題を解いてから戻ってくれば、残り時間を有効に使えます。

状況対応
すぐ判断できるそのまま解答
少し迷う選択肢を比較して判断
時間がかかりそういったん保留して先へ
本文を読み直しても判断できない無理に粘らず次へ
最後まで解き終えた保留した問題に戻る

重要なのは、「飛ばす=捨てる」ではないということです。いったん先に進むことで、他の問題を解く時間を確保できます。

長文は「後回しにする」のではなく、時間を確保する

長文が苦手な受験生の場合、「長文は最後に回せばいい」と考えてしまうことがあります。しかし、これは必ずしもおすすめできません。

長文読解は、本文を読む時間と設問を解く時間の両方が必要になるため、最後まで残してしまうと、時間が足りなくなったときに大きな影響を受けます。

したがって、長文を後回しにするのではなく、長文に必要な時間をあらかじめ確保したうえで、そこまでに終わらせる問題を決めておくことが大切です。

例えば90分の中で大問Ⅱ・Ⅲに合計60分程度を使う想定なら、大問Ⅰを終えた時点で長文に十分な時間が残っているか確認します。「大問Ⅰで25分以上使ってしまった」という場合には、その後の問題で少しペースを上げる必要があります。

長文から解く方法は自分に合っているなら選択肢になる

一方で、長文読解が得意な受験生であれば、長文から先に解く方法もあります。

例えば、「長文なら安定して得点できるけれど、最後に長文を残すと焦ってしまう」という人なら、最初に長文へ取り組んで確実に得点を取り、その後に知識問題などを処理する方法も考えられます。

ただし、この方法では長文に時間を使いすぎないよう注意が必要です。

長文先行が向いているケース注意点
長文読解が得意予定時間を超えないようにする
長文で安定して得点できる1題にこだわりすぎない
後半に長文を残すと焦る時計を確認する
本文を速く正確に読める設問処理の時間も確保する

反対に、長文を読むのに時間がかかる人が「重要だから最初にやろう」と考えて長文から始めると、序盤で時間を大量に消費してしまう可能性があります。

そのため、「長文は重要だから先に解く」のではなく、「自分が最も得点しやすい順番」を基準に決めることが大切です。

おすすめは「基本は前から、迷った問題は飛ばす」

ここまでをまとめると、総合情報学部の英語では、まず次のような解き方を基本にするとよいでしょう。

大問Ⅰからスタート
すぐ解ける問題を処理
時間のかかる問題は一度保留
大問Ⅱ・Ⅲの長文に十分な時間を残す
最後に保留した問題とマークを確認

この方法なら、最初から複雑な順番を覚える必要がありません。

特に重要なのは、「予定時間を超えたら次へ進む」というルールを事前に決めておくことです。試験中に「もう少し考えれば分かるかもしれない」と悩み続けると、予定していた時間配分が崩れてしまいます。

過去問で「自分に合う順番」を確認しよう

最終的な解く順番は、過去問を使って決めるのがおすすめです。関西大学は2026年度の一般入試について、2月4日実施分を含む各日の英語問題を公式に公開しています。

まずは本番と同じ90分で、基本どおり大問Ⅰから順番に解いてみましょう。その後、別の過去問で「長文を先に解く」「得意な大問から解く」などの方法も試し、正答率だけでなく、時間切れにならなかったか、どの順番で最も落ち着いて解けたかを比較します。

比較する項目確認すること
正答率どの順番で得点できたか
所要時間90分以内に解き切れたか
長文の正答率時間不足による失点がないか
焦り後半に時間がなくならなかったか
見直し最後に確認時間を確保できたか

この結果をもとに、自分の本番用の解く順番を決めていきましょう。

「この順番が正解」というものがあるわけではありません。関西大学総合情報学部の英語で大切なのは、90分の中で自分が安定して得点できる流れを作ることです。最初は大問Ⅰから順番に解き、過去問演習を重ねながら必要に応じて調整していくとよいでしょう。

⑤ 関西大学総合情報学部の英語で時間が足りなくなる人の特徴と対策

関西大学総合情報学部の英語は90分で解答する必要があるため、英語の知識が十分にあっても、時間の使い方によっては最後まで解き切れないことがあります。特に、長文を読むことに時間がかかる人や、1つの問題で長時間悩んでしまう人は注意が必要です。ここでは、総合情報学部の英語で時間不足になりやすい原因と、それぞれの対策を確認していきましょう。

① 長文を読むのに時間がかかる

時間不足の原因としてまず考えられるのが、英文を読む速度です。長文問題では、本文を理解するだけでなく、その後に設問や選択肢を確認する必要があります。そのため、本文を読む段階で時間を使いすぎると、設問を解く時間が不足してしまいます。

対策としては、単語を1つずつ日本語に訳しながら読むのではなく、英文を意味のまとまりごとに理解する練習をすることが重要です。また、過去問を解いたときには「何分かかったか」だけでなく、「本文を読むのに何分かかったか」まで確認しましょう。

状況対策
1文ずつ日本語に訳している英文のまとまりごとに意味を取る
知っている単語でも読むのが遅い音読などで英文処理に慣れる
返り読みが多い前から意味を取る練習をする
本文を何度も読み直す段落ごとの要点を意識する

長文の読解速度は、単純に「速く読もう」と意識するだけでは上がりません。英文を正確に読む力を身につけたうえで、普段から一定量の英文に触れることが大切です。

② 1問に時間をかけすぎる

もう1つの大きな原因が、1問にこだわりすぎることです。「あと少し考えれば分かりそう」と思ってしまうと、1問に数分使ってしまうことがあります。しかし、その数分は別の問題を解くためにも使える時間です。

特に、選択肢を2つまで絞ったものの判断できない問題では、一度保留して先に進む方法も有効です。最後まで解き終わってから時間が残っていれば、保留した問題に戻りましょう。

「飛ばす=諦める」ではなく、「いったん後回しにして時間を有効活用する」と考えることがポイントです。

③ 英単語が分からず何度も止まってしまう

長文を読んでいると、知らない単語が出てくることがあります。そのたびに辞書を引くような感覚で意味を考えていると、読解速度は大きく落ちます。

もちろん、単語力を高めることは重要です。ただし、入試本番では分からない単語が出てきたからといって、そこで完全に立ち止まる必要はありません。

前後の文脈から意味を推測したり、その単語を含む一文の大まかな意味を把握したりすることで、読み進められる場合があります。

そのため、普段の長文演習でも「分からない単語が出たら必ず調べる」という読み方だけでなく、まず文脈から意味を推測して読み進める練習を取り入れるとよいでしょう。

④ 本文を完璧に理解しようとしてしまう

長文読解では、「すべての英文を100%理解してから設問を解こう」とすると、時間が足りなくなることがあります。

もちろん、本文を正確に理解することは重要です。しかし、入試では問題を解くために必要な情報を効率よく読み取ることも必要です。

特に意識したいのが、各段落の役割や文章全体の流れです。

例えば、

「この段落では何について説明しているのか」
「筆者は何を主張しているのか」
「具体例として何が挙げられているのか」

といった点を意識して読むと、細かい部分に必要以上の時間を使いにくくなります。

ただし、設問で問われている箇所まで読み飛ばしてしまうのは逆効果です。速さだけを追求するのではなく、必要な情報を正確に見つけることを目標にしましょう。

⑤ 前半で時間を使いすぎる

「長文が苦手だから時間がかかる」という人だけでなく、前半の問題で時間を使いすぎることも時間不足につながります。

例えば、本来15分程度を目安にしていた問題に20分、25分と使ってしまうと、その分だけ後半に残る時間が減ってしまいます。

そこで、本番では大問ごとの目安時間を設定しておき、予定を大きく超えた場合には次の問題へ進むことを意識しましょう。

失敗例起こりやすいこと
前半で数分オーバー後半の長文に使える時間が減る
1問にこだわる他の問題を解く時間がなくなる
時計を全く確認しない時間不足に気づくのが遅れる
最後まで解くことだけを優先見直し時間がなくなる

時間配分は「予定どおりに進まなければ失敗」というものではありません。多少のズレは問題ありませんが、大きくオーバーしたときに、その後の時間配分を修正できるようにしておくことが重要です。

⑥ 過去問を「時間を測るだけ」で終わらせている

過去問演習では、90分を測って問題を解くだけでは十分とはいえません。

重要なのは、解き終わった後に「なぜ時間が足りなかったのか」を分析することです。

例えば、次のように原因を分類してみましょう。

原因必要な対策
単語が分からない英単語の復習
文構造が取れない文法・英文解釈の復習
本文を読むのが遅い長文読解・音読などの練習
設問で迷い続ける時間制限を設けて演習
前半で時間を使いすぎる大問ごとの上限時間を設定
最後まで解けない全体の時間配分を見直す

例えば、「90分では終わらなかった」という結果だけでは、何を改善すればよいのか分かりません。

一方で、「大問Ⅰに20分かかり、大問Ⅱの本文に25分、大問Ⅱの設問に10分、大問Ⅲに30分かかって最後の確認時間がなくなった」と分かれば、どこを改善すべきかが明確になります。

時間不足は「速く解く」だけで解決しない

時間が足りないと、「もっと速く読まなければ」と考えてしまいがちです。しかし、時間不足の原因が単語や文法の知識不足であれば、単純に読む速度を上げようとしても改善しません。

例えば、知らない単語が多くて何度も止まっているのであれば、まず語彙力を高める必要があります。文構造が分からず英文を何度も読み返しているのであれば、英文解釈や文法の復習が必要です。

つまり、時間不足への対策は、

原因を特定する
必要な勉強をする
過去問で再確認する
時間配分を調整する

という流れで行うことが大切です。

関西大学総合情報学部の英語では90分という試験時間が決まっているため、最終的には「90分で解き切れる力」を身につける必要があります。

ただし、最初から90分以内に完璧に解き切る必要はありません。まずは自分がどこで時間を使っているのかを把握し、その原因に合わせて対策していきましょう。

⑥ 関西大学総合情報学部の英語|過去問で自分に合った時間配分を作る方法

ここまで、関西大学総合情報学部の英語を90分で解くための時間配分や、時間不足になりやすい原因について解説してきました。ただし、実際の本番で使う時間配分は、全員が同じである必要はありません。英語の得意・不得意や読む速度によって、適した時間配分は変わります。そこで重要になるのが、過去問を使って自分に合った時間配分を作ることです。

まずは90分で何も考えずに解いてみる

最初の過去問演習では、細かい時間配分を決めすぎる必要はありません。まずは本番と同じ90分で問題を解き、現在の自分がどの程度の時間で問題を処理できるのかを確認しましょう。

このときに大切なのは、単に「何点取れたか」だけを記録しないことです。大問ごとの所要時間と、最後に何分残ったのかまで記録しておきましょう。

記録する項目確認する内容
総時間90分以内に解き終わったか
大問Ⅰ何分かかったか
大問Ⅱ何分かかったか
大問Ⅲ何分かかったか
未解答どの問題が残ったか
見直し何分残ったか
得点何点取れたか

例えば90分で解き終わらず、大問Ⅲの途中で時間切れになったのであれば、「英語が苦手だから仕方ない」と考えるのではなく、どこで時間を使いすぎたのかを確認することが重要です。

次に「時間を使った場所」を分析する

過去問を解き終わったら、各大問の所要時間を確認します。

例えば、

大問目安実際にかかった時間
大問Ⅰ15~18分22分
大問Ⅱ25~30分28分
大問Ⅲ30~35分35分
見直し5~10分0分

という結果だったとします。

この場合、単純に「大問Ⅲが遅い」と考えるのではなく、大問Ⅰに時間を使いすぎたことで、最後の見直し時間がなくなったと考えられます。

このように分析すると、「長文をもっと速く読まなければならない」といった漠然とした対策ではなく、「大問Ⅰで迷った問題を長時間考えない」という具体的な改善策を立てられます。

「時間不足」と「実力不足」を分けて考える

過去問演習では、時間が足りなかった問題をすべて「読むのが遅かった」と判断しないようにしましょう。

例えば、英文中に知らない単語が多く、意味を何度も考えていたのであれば、時間不足の原因は読解速度だけではありません。語彙力を高める必要があります。

一方、単語や文法は十分に分かっているのに、本文を何度も読み直しているのであれば、英文を処理するスピードや読解方法を見直す必要があります。

原因対策
英単語が分からない単語・熟語を復習する
文構造が取れない文法・英文解釈を復習する
本文を何度も読み直す段落ごとの要点を意識して読む
設問で迷い続ける問題ごとの制限時間を設定する
前半に時間を使いすぎる大問ごとの上限時間を決める
全体的に読むのが遅い長文演習や音読で英文処理に慣れる

この分析を行うことで、「90分で解けない=全部速くする必要がある」わけではないことが分かります。

2回目以降は「目標時間」を設定して解く

1回目の過去問で自分の所要時間を把握したら、2回目以降は大問ごとの目標時間を設定してみましょう。

例えば、大問Ⅰに22分かかった場合、いきなり15分まで短縮しようとするのではなく、まずは20分、次に18分というように段階的に短縮していく方法があります。

段階大問Ⅰの目標
1回目実際の時間を測る
2回目20分以内
3回目18分以内
慣れてきたら15~18分程度を目標

もちろん、この数字は一例です。重要なのは、自分の実際の所要時間を基準に、無理のない目標を設定することです。

いきなり極端に速く解こうとすると、正答率が下がってしまう可能性があります。時間短縮では「速さ」だけでなく「正確さ」も確認しましょう。

時間を短くしても正答率が落ちていないか確認する

時間配分を改善するときに最も注意したいのが、時間だけを短くすることです。

例えば、長文を30分から25分に短縮できたとしても、正答率が大幅に下がってしまえば、必ずしも良い改善とはいえません。

そのため、過去問を解くたびに次の2つをセットで確認しましょう。

① どれくらいの時間で解けたか

② どれくらい正解できたか

この2つを比較して、「十分な正答率を維持したまま時間を短縮できているか」を確認します。

結果判断
時間短縮+正答率維持◎ 良い改善
時間短縮+正答率低下△ 速くしすぎ
時間変化なし+正答率上昇○ 実力が伸びている
時間増加+正答率上昇△ 配分を再調整
時間増加+正答率低下△ 原因を分析

「早く解けたから成功」ではなく、限られた時間で得点を最大化できたかを基準にしましょう。

複数の過去問で同じ時間配分を試す

1年分だけで時間配分を決めるのもおすすめできません。

年度によって問題の内容や英文の長さなどが変わるため、1回だけの結果では自分の本当の処理速度を判断しにくいからです。関西大学は2026年度について、各日程の入試問題・解答を公式サイトで公開しており、2月4日実施分も確認できます。

そこで、複数の過去問を使って同じ時間配分を試してみましょう。

例えば、

1年目:90分で実力を確認

2年目:大問ごとの目標時間を設定

3年目:同じ時間配分で再確認

というように進めます。

複数年度で同じような傾向が出れば、その時間配分を本番用の基本パターンとして使いやすくなります。

最後は「本番と同じ条件」で練習する

入試直前には、できるだけ本番に近い条件で過去問を解きましょう。

机の上に必要以上のものを置かず、90分を測り、途中で休憩せずに最後まで解きます。そして、終了後に時間配分と正答率を確認します。

特に重要なのは、「90分で最後まで解き切れるか」です。

本番直前になって「この大問は○分」と考え直すのではなく、試験開始後に自然と時計を確認できる状態まで練習しておくとよいでしょう。

自分専用の時間配分表を作っておこう

最終的には、自分が本番で使う時間配分を1枚の表にまとめておくと便利です。

例えば、

項目自分の目標
大問Ⅰ○分以内
大問Ⅱ○分以内
大問Ⅲ○分以内
見直し○分確保
合計90分以内

という形です。

ただし、試験中にこの時間を1分単位で厳密に守る必要はありません。大切なのは、「今どのくらい時間を使っているのか」「このままでは後半の時間が足りなくならないか」を判断できる基準を持っておくことです。

関西大学総合情報学部の英語は90分という試験時間が決まっています。だからこそ、過去問を使って自分の弱点と処理速度を確認し、最終的に「90分の中でどこに時間を使うのか」を自分で決められるようにしておきましょう。

⑦ 関西大学総合情報学部の英語は時間配分が重要!90分を有効に使おう

関西大学総合情報学部の学部独自日程の英語は、90分で行われます。2027年度入試でも学部独自日程は2月4日(木)に設定されており、総合情報学部では英語を利用する方式として「2教科型[英語方式]」「2教科型[英数方式]」があります。

90分という時間は、英語の問題を解くには決して余裕があるとはいえません。そのため、合格を目指すなら、英単語や英文法などの知識を身につけるだけでなく、限られた時間の中でどの問題にどれだけ時間を使うのかを考えておくことが大切です。

総合情報学部の英語の時間配分で意識したい3つのポイント

ここまでの内容を整理すると、特に意識したいのは次の3点です。

ポイント意識すること
① 大問ごとの時間それぞれに使える時間の目安を決める
② 1問にこだわらない時間がかかる問題はいったん保留する
③ 最後まで時間を残す未解答やマークを確認する時間を確保する

特に重要なのが、1つの問題に時間を使いすぎないことです。分からない問題にこだわってしまうと、その後の長文などに使える時間が減ってしまいます。最初から「この時間を超えたら一度先に進む」というルールを決めておくと、本番でも時間を管理しやすくなります。

おすすめの時間配分は「自分で調整する」

時間配分については、全受験生が同じ配分にする必要はありません。

例えば、長文読解が得意な人であれば長文に多めの時間を残す必要はないかもしれません。一方、長文を読むのに時間がかかる人は、前半の問題を素早く処理して長文に十分な時間を残す必要があります。

そのため、最初は次のような配分を目安にしてみましょう。

区分目安時間
大問Ⅰ15~18分程度
大問Ⅱ25~30分程度
大問Ⅲ30~35分程度
見直し・残り時間5~10分程度
合計90分

ただし、これは関西大学が公式に指定している時間配分ではありません。過去問演習を通して、自分が最も得点しやすい配分に調整することが重要です。

過去問では「点数」と「時間」の両方を確認する

関西大学は2026年度の一般入試について、2月4日実施分を含む英語の過去問を公式サイトで公開しています。2月4日分は英語問題のP.20~25に掲載されています。

過去問を解くときは、単に点数を確認するだけではなく、次の項目も記録しておきましょう。

「どの大問に何分かかったのか」

「どこで時間を使いすぎたのか」

「最後まで解き切れたのか」

「時間を短くしたことで正答率が下がっていないか」

この4点を確認すれば、自分の時間配分を具体的に改善できます。

例えば、大問Ⅰに20分以上かかっているのであれば、そこで時間を短縮できないか考えます。反対に、大問Ⅲの長文で時間が足りなくなっているのであれば、前半の問題を少し速く処理して、後半に時間を残す方法が考えられます。

「速く解く」より「時間を有効に使う」

総合情報学部の英語で時間が足りない場合、「もっと速く解かなければ」と考えてしまうかもしれません。しかし、重要なのは単純に解答速度を上げることではありません。

英単語が分からないために時間がかかっているのであれば、まず語彙力を高める必要があります。英文の構造が理解できず何度も読み直しているのであれば、英文解釈や文法の学習が必要です。1問にこだわって時間を失っているのであれば、時間配分や解答方法を見直す必要があります。

つまり、時間不足の原因によって対策は変わります。

「90分で解けなかった」という結果だけを見るのではなく、なぜ時間が足りなかったのかを分析し、その原因を1つずつ改善していきましょう。

本番までに「90分の使い方」を決めておこう

総合情報学部の英語対策では、試験本番になってから時間配分を考えるのではなく、過去問演習の段階から90分の使い方を決めておくことが重要です。

まずは大問Ⅰから順番に解き、各大問にどれくらい時間が必要なのかを確認しましょう。そのうえで、時間のかかる問題を保留する、長文に必要な時間を残す、最後に見直しを行うといったルールを作ります。

そして、複数の過去問を解きながら、自分に合った時間配分へ調整していきましょう。

「90分以内に解き切る」だけでなく、「90分の中でできるだけ多くの得点を取る」ことを目標にすることが、総合情報学部の英語では重要です。

関西大学総合情報学部を受験する人は、英語の知識だけでなく、90分をどのように使うかという時間戦略まで準備しておきましょう。

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