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立命館大学の全学統一方式の英語は難しい?出題傾向・対策・勉強法を徹底解説

英語対策

立命館大学を志望する受験生にとって、一般選抜の中心となる「全学統一方式」の英語対策は非常に重要です。「立命館大学の全学統一方式の英語は難しい?」「どのような問題が出る?」「80分でどう解けばいい?」と疑問に感じている人も多いでしょう。

立命館大学の全学統一方式は、大学独自の試験によって合否を判定する一般選抜の中心的な入試方式です。2027年度は文系が2月1日~4日、理系が2月2日~3日に実施され、英語は文系で120点、理系では100点の配点となっています。文系の全学統一方式では、英語・国語・選択科目の3教科を受験する形式です。

また、立命館大学は2027年度入試について、出題方針や問題の傾向を大きく変更しないと案内しています。そのため、過去の全学統一方式の英語を詳しく分析することは、これから受験対策を進めるうえで重要です。

この記事では、立命館大学の全学統一方式の英語だけに焦点を当て、難易度、出題形式、頻出分野、時間配分、具体的な勉強法まで徹底的に分析します。全学統一方式で英語を得点源にしたい人はもちろん、英語が苦手でどこから対策すればよいか分からない人にも分かりやすく解説します。

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最新の入試情報はここから!:立命館大学

① 立命館大学の全学統一方式の英語は難しい?難易度を分析

立命館大学の全学統一方式の英語は、極端に難しい問題が並ぶタイプではありませんが、安定して高得点を取るには相応の英語力が必要な試験です。

立命館大学は英語の出題について、高校卒業段階で身につけるべき基本的な英語力を測定することを基本方針としています。2026年度の英語も、長文総合問題2題、会話文、文法・慣用句、語句選択英文完成という構成で、すべてマーク式でした。また、2027年度についても入試問題の傾向は大きく変更しないと大学公式が案内しています。

そのため、立命館大学の英語を「難単語や特殊な英文法を知らないと解けない試験」と考えるのは適切ではありません。むしろ、基本的な語彙・文法を土台として、比較的長い英文を正確に読み、限られた時間で複数の問題を処理する力が求められる試験と考えると分かりやすいでしょう。

長文読解が英語の難易度を左右する

立命館大学の全学統一方式の英語の大問1対策について詳しく知りたい方はこちら:立命館大学全学統一方式の英語「大問1」対策|長文問題の特徴・解き方・勉強法を徹底解説 – 合格の道

立命館大学の全学統一方式の英語の大問2対策について詳しく知りたい方はこちら:立命館大学全学統一方式の英語「大問2」対策|長文問題の特徴・解き方・勉強法を徹底解説 – 合格の道

2026年度の英語では、大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題で、それぞれ29点・31点、合計60点が配点されています。つまり、120点満点のうち半分が長文総合問題です。

大問内容配点全体に占める割合
Ⅰ長文総合問題29点約24.2%
Ⅱ長文総合問題31点約25.8%
Ⅲ会話文24点20.0%
Ⅳ文法・慣用句16点約13.3%
Ⅴ語句選択英文完成20点約16.7%
合計120点100%

この配点を見ると、立命館大学の英語では長文を安定して処理できるかどうかが得点に大きく影響することが分かります。

一方で、長文以外の大問も合計60点あるため、長文だけを対策すればよいわけではありません。会話文は24点、文法・慣用句は16点、語句選択英文完成は20点となっており、語彙・文法などの基礎知識を直接問う問題も一定の割合を占めています。

「問題が難しい」というより、総合的な英語力が必要

立命館大学の公式な出題方針では、英語について「基本的な英語力」を備えた受験者を選抜することを目的としています。文法問題についても、動詞・副詞・形容詞・接続詞・前置詞など、基本的な事項を中心に幅広く問うとされています。

したがって、対策の方向性としては、非常に難しい問題集に取り組むことよりも、高校英語の基礎を固めたうえで、立命館大学特有の問題形式に慣れることが重要です。

特に注意したいのが、「基礎問題が中心だから簡単」と考えないことです。基本的な問題で構成されているからこそ、単語の意味が曖昧だったり、文法知識が不十分だったりすると、長文・会話文・空所補充など複数の大問で失点につながります。

立命館大学の英語で高得点を取るには

立命館大学の全学統一方式では、英語は80分・120点です。5つの大問を80分で処理する必要があるため、知識があるだけでなく、問題を素早く正確に処理する力も重要です。

特に、

  • 英単語・熟語の意味をすぐに判断できる
  • 英文法の基本事項を使いこなせる
  • 長文の内容を正確に読み取れる
  • 会話文の流れを把握できる
  • 80分の中で各大問を処理できる

という力をバランスよく身につける必要があります。

したがって、立命館大学の全学統一方式の英語は、「難問中心で難しい」のではなく、「基本~標準レベルの英語力を幅広く身につけ、それを80分という制限時間内で発揮することが難しい試験」と考えるのが適切です。

なお、立命館大学は英語について「英語」を試験科目とする全日程・全方式で同一傾向・形式としており、2027年度も入試問題の傾向は大きく変更しないとしています。したがって、全学統一方式の過去問を分析して対策することは、立命館大学の英語対策全体にもつながります。

② 立命館大学の全学統一方式の英語の出題傾向・形式を徹底分析

立命館大学の全学統一方式の英語は、80分・マーク式の5大問構成が基本です。2026年度の公式資料では、大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題、大問Ⅲが会話文、大問Ⅳが文法・慣用句、大問Ⅴが語句選択英文完成となっており、120点満点で構成されています。立命館大学は2027年度についても「入試問題の傾向は大きく変更しない」と案内しているため、2026年度の出題内容を詳しく分析することは、2027年度対策を考えるうえでも有効です。

立命館大学の英語は5つの大問で構成される

2026年度の公式資料に掲載されている基本的な構成は以下の通りです。

大問出題内容形式配点120点中の割合
Ⅰ長文総合問題マーク式29点約24.2%
Ⅱ長文総合問題マーク式31点約25.8%
Ⅲ会話文マーク式24点20.0%
Ⅳ文法・慣用句マーク式16点約13.3%
Ⅴ語句選択英文完成マーク式20点約16.7%
合計5大問マーク式120点100%

この構成で特に注目したいのが、長文総合問題2題だけで60点あることです。120点満点のちょうど半分にあたるため、長文読解は立命館大学の英語対策において非常に重要な位置を占めています。

ただし、残り60点も会話文・文法・語彙に分かれているため、長文だけを重点的に勉強すればよいわけではありません。長文読解と英語の基礎知識をバランスよく身につける必要がある構成です。

大問Ⅰ・Ⅱは長文総合問題

大問Ⅰと大問Ⅱでは、どちらも長文総合問題が出題されます。公式資料では、単に英文を読むだけではなく、文章の内容を理解したうえで設問に答える力を測る構成になっています。

実際に2026年度の問題について予備校の分析を見ると、長文読解では真偽判定、主題選択、空所補充などが出題されました。大問構成や小問数も前年から大きな変更はなく、長文を正確に読み取る力が引き続き求められています。

したがって、大問Ⅰ・Ⅱでは単語の意味を一つずつ確認しながら読むだけでは時間が足りなくなる可能性があります。英文全体の流れを把握し、設問が何を聞いているのかを素早く判断する力が重要です。

また、長文2題の配点は29点と31点で、大問ごとの配点にも大きな差はありません。片方の長文だけを得点源にするのではなく、2題とも安定して正解できる力を身につけることが重要です。

大問Ⅲは会話文

大問Ⅲでは会話文が出題され、2026年度は24点が配点されています。これは120点満点の20%にあたるため、決して軽視できません。

2026年度の実際の問題については、会話文が2つ出題されたと分析されています。会話の流れを理解しながら空所などを処理する必要があるため、単純な単語・文法問題とは異なる力も求められます。

会話文対策では、英文そのものを読めることに加えて、前後の発言から「この場面では何が自然なのか」を判断する力を身につけておくことが重要です。

大問Ⅳは文法・慣用句

大問Ⅳは文法・慣用句の問題で、2026年度は16点です。

公式の出題方針によると、英文の空所を埋めて英文を完成させる形式で、動詞・副詞・形容詞・接続詞・前置詞など、さまざまな品詞について適切な英語表現を選ぶ力が問われます。基本的な内容を中心としながら、幅広い文法事項を扱うことが特徴です。

つまり、立命館大学の文法問題は「非常に細かい文法知識だけを狙い撃ちする」というより、高校英語の基本的な文法・語法を幅広く身につけているかを確認する問題と考えられます。

そのため、対策では難しい文法問題集に偏るよりも、まずは英文法の基本事項を一通り固め、そのうえで過去問で立命館大学の出題形式に慣れることが重要です。

大問Ⅴは語句選択英文完成

大問Ⅴは「語句選択英文完成」で、2026年度は20点が配点されています。公式資料では、語彙に関する問題として位置づけられています。

2026年度については、空所補充だけでなく、同義語選択も出題されたと分析されています。

したがって、単に英単語を「日本語訳→英単語」という形で暗記するだけではなく、英文の中で適切な語句を判断する力や、似た意味を持つ単語の違いを理解する力も重要になります。

長文と知識問題の配点はちょうど半分ずつ

ここまでの内容を整理すると、立命館大学の英語は次のような構造になっています。

分野該当大問配点割合
長文読解Ⅰ・Ⅱ60点50%
会話文Ⅲ24点20%
文法・慣用句Ⅳ16点約13.3%
語彙Ⅴ20点約16.7%
合計Ⅰ~Ⅴ120点100%

このように、長文が半分、それ以外が半分という非常に分かりやすい構成です。

そのため、「立命館大学は長文が多いから長文だけ勉強する」という対策は適切ではありません。長文で得点するための読解力に加えて、会話文・文法・語彙で取りこぼさないための基礎力も必要です。

2027年度も大きな傾向変更はない

立命館大学は、2027年度一般選抜について、「入試問題の傾向は大きく変更しません」と公式に案内しています。さらに、英語については「英語」を試験科目とする全方式で同一傾向・形式として扱われています。

したがって、2027年度の受験生は、過去問を使って上記5大問の形式に慣れておくことが重要です。ただし、大学公式資料にもあるように、出題内容・形式・配点は年度や試験日によって異なる場合があります。過去問の1年度だけを見て「毎年必ずこの問題が出る」と判断するのではなく、複数年度の問題を確認しながら傾向を捉えることが大切です。

以上から、立命館大学の全学統一方式の英語は、「長文2題+会話文+文法・慣用句+語彙」という5大問を80分で処理する、総合力型の英語試験と整理できます。特定の分野だけに偏るのではなく、長文読解を中心に、語彙・文法・会話文まで幅広く対策することが得点アップにつながります。

③ 立命館大学の全学統一方式の英語で頻出する分野ランキング

立命館大学の全学統一方式の英語の頻出テーマランキングについて詳しく知りたい方はこちら:立命館大学の全学統一方式の英語で頻出するテーマランキング!長文の題材を徹底分析 – 合格の道

立命館大学の全学統一方式の英語では、長文読解・会話文・文法・語彙の4分野が繰り返し出題されています。2026年度の公式資料では、大問Ⅰ・Ⅱが長文総合問題、大問Ⅲが会話文、大問Ⅳが文法・慣用句、大問Ⅴが語句選択英文完成という構成です。さらに、2025年度・2026年度の入試講評を確認すると、大問の構成だけでなく、長文の設問形式や会話文、文法・語法、語彙問題の出題パターンにも継続性が見られます。

そのため、立命館大学の英語対策では、出題される可能性が低い分野まで広げるよりも、毎年のように出題されている分野を優先して仕上げることが重要です。

立命館大学の英語で優先したい分野ランキング

まず、試験全体に占める重要度と過去の出題傾向を踏まえると、次のように整理できます。

順位分野主な出題重要度対策の優先度
1位長文読解内容一致・真偽判定・空所補充・主題など非常に高い★★★★★
2位語彙・熟語空所補充・語句選択・同義語など高い★★★★★
3位文法・語法空所補充・文法事項・慣用表現高い★★★★☆
4位会話文空所補充・会話の流れの把握高い★★★★☆

ただし、この順位は「上位の分野だけ勉強すればよい」という意味ではありません。立命館大学の英語は、長文が120点中60点を占める一方、残り60点も会話文・文法・語彙に分かれているため、4分野をバランスよく対策する必要があります。

1位:長文読解

立命館大学の英語対策で、最も優先したいのが長文読解です。

大問Ⅰ・Ⅱの2題が長文総合問題となっており、2026年度の配点は29点と31点、合計60点です。120点満点の半分にあたるため、長文でどれだけ得点できるかが英語全体の点数を大きく左右します。

2026年度の2月1日実施分では、大問Ⅰが約848語、大問Ⅱが約815語でした。設問では、真偽判定・主題選択・空所補充などが出題されています。2025年度の講評でも、同様に真偽判定・主題選択・空所補充が例年通り出題されたと分析されています。

つまり、立命館大学の長文では、単純に「英文を最後まで読めるか」だけではなく、本文の内容を正確に把握し、設問に対応する情報を見つける力が求められます。

特に対策したいのが以下の3つです。

出題形式求められる力対策
真偽判定本文との一致・不一致を正確に判断する力根拠となる英文を確認する
主題・内容選択本文全体の要点を把握する力各段落の役割を意識して読む
空所補充前後の文脈を判断する力空所だけでなく前後の流れを見る

「長文を読むスピード」と「本文の根拠をもとに選択肢を判断する正確さ」の両方を鍛えることが、立命館大学の長文対策では重要です。

2位:語彙・熟語

次に重要なのが語彙・熟語です。

大問Ⅴは語句選択英文完成で、2026年度は20点が配点されています。公式の出題方針でも、語彙に関する問題として位置づけられており、英文の空所を適切な語句で埋める力が問われます。

また、2025年度・2026年度の入試講評では、空所補充に加えて同義語選択が継続して出題されたとされています。つまり、単語を日本語訳だけで暗記するのではなく、英語の意味や類義語との違いまで理解しておくことが重要です。

2026年度の2月1日実施分についても、予備校の講評では大問Ⅴを語彙問題とし、前年から同様の形式が続いていると分析されています。

したがって、単語学習では、

  • 英単語の基本的な意味を覚える
  • 複数の意味を持つ単語を整理する
  • 類義語・反意語を区別する
  • 熟語・語法を覚える
  • 英文の中で意味を判断する練習をする

という段階まで進めておくと、立命館大学の問題に対応しやすくなります。

3位:文法・語法

3番目に優先したいのが文法・語法です。

大問Ⅳでは文法・慣用句が出題され、2026年度は16点でした。公式の出題方針では、空所を埋めて英文を完成させる形式で、動詞・副詞・形容詞・接続詞・前置詞など、さまざまな品詞について適切な英語表現を選ぶ力が問われるとされています。

ここで重要なのは、特定の難しい文法だけを重点的に覚えることではありません。

立命館大学の公式方針は、基本的な文法事項を中心に幅広く問うというものです。そのため、まずは高校英文法の主要分野を一通り固めることが優先されます。

また、2026年度の2月1日実施分では、予備校の講評でも文法・語法が空所補充形式で出題されたとされています。2月3日実施分では、文法問題は「やや易」で、基本的な内容なのでほぼノーミスを目指したいという分析もあります。

つまり、文法・語法は難問を解けるようにするというより、基本問題を素早く正確に処理して失点を防ぐ分野と考えるとよいでしょう。

4位:会話文

4位は会話文です。

大問Ⅲでは会話文が出題され、2026年度は24点。120点満点の20%にあたるため、配点だけを見ても無視できない分野です。

2025年度・2026年度の講評では、会話文が2つ出題され、空所補充形式で会話の流れを判断するという傾向が確認されています。

2026年度2月1日実施分では、2つの会話文がそれぞれ約179語・173語で、前年の一方より長くなっていました。講評では、会話特有の表現は少なく、流れ自体はつかみやすかったと分析されています。

したがって、会話文対策では、単語や文法だけでなく、前後の発言から会話の流れを判断する力が重要です。

「頻出分野」だけでなく、配点も考えて対策する

ここまでを、実際の配点と合わせて整理すると次のようになります。

分野大問2026年度の配点120点に占める割合対策の考え方
長文読解Ⅰ・Ⅱ60点50%最優先で読解力を伸ばす
会話文Ⅲ24点20%会話の流れを読む練習
語彙Ⅴ20点約16.7%単語・熟語・同義語を強化
文法・慣用句Ⅳ16点約13.3%基本文法を広く固める

この表からも分かるように、長文読解が最重要である一方、長文以外の3分野だけでも60点あります。

したがって、例えば「長文が苦手だから長文だけを毎日勉強する」という方法ではなく、長文対策を軸にしながら、語彙・文法・会話文で安定して得点できる力を並行して作るのが効率的です。

立命館大学の英語対策で優先順位をつけるなら

受験勉強の時間が限られている場合は、次の順番で取り組むとよいでしょう。

① 英単語・熟語などの基礎知識を固める
↓
② 英文法・語法を一通り完成させる
↓
③ 長文読解の練習量を増やす
↓
④ 会話文・語彙問題を立命館大学の形式で演習する
↓
⑤ 過去問で4分野を80分以内に処理する練習をする

立命館大学の英語は、長文だけが重要なのではありません。「長文を読むための語彙・文法力」と「長文以外の60点を取り切る力」を同時に作ることが、合格点を安定して取るためのポイントです。

なお、立命館大学は2027年度入試について、入試問題の傾向を大きく変更しないと案内しています。また、英語については全日程・全方式で同一傾向・形式としています。したがって、2025年度・2026年度の過去問から確認できる上記の傾向は、2027年度の対策を考えるうえでも十分に参考になります。

④ 立命館大学の全学統一方式の英語の時間配分・解き方

立命館大学の全学統一方式(文系)の英語は、80分で5つの大問を解く必要があります。2026年度の英語は、長文総合問題2題、会話文、文法・慣用句、語句選択英文完成という構成で、120点満点でした。実際の2026年度2月1日実施分についても、長文読解2題、会話文、文法・語法、語彙の5題構成で、前年から大問構成・小問数に大きな変更はありませんでした。

この試験で重要なのは、「80分を5大問に均等に配分する」のではなく、長文に必要な時間を確保しながら、文法・語彙・会話文を素早く処理することです。

立命館大学の英語は80分をどう使う?

全学統一方式の英語の時間配分について詳しく知りたい方はこちら:立命館大学の全学統一方式の英語の時間配分は?80分で解き切るための攻略法を徹底解説 – 合格の道

2026年度の一例では、各大問の配点は以下のようになっています。

大問内容配点時間配分の目安
Ⅰ長文総合問題29点17~19分
Ⅱ長文総合問題31点18~20分
Ⅲ会話文24点13~15分
Ⅳ文法・慣用句16点8~10分
Ⅴ語句選択英文完成20点8~10分
合計120点80分

これは大学が指定している公式の時間配分ではなく、2026年度の出題構成・配点をもとにした実戦的な目安です。

特に意識したいのが、長文2題で35~39分程度を確保することです。長文は2題で60点あり、120点満点の半分を占めます。そのため、長文に十分な時間を残せないと、英語全体の得点を伸ばしにくくなります。

一方、文法・語彙問題まで必要以上に時間をかけるのも避けたいところです。基礎知識で判断できる問題は、できるだけ短時間で処理して長文に時間を回すことが重要です。

おすすめは「長文を後回しにしすぎない」解き方

立命館大学の英語では、最初から大問Ⅰ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅴと順番通りに解く方法でも問題ありません。

ただし、大問Ⅳ・Ⅴで時間を使いすぎて、長文を急いで読むことになるのは避けるべきです。

おすすめの基本形は、

大問Ⅰ → 大問Ⅱ → 大問Ⅲ → 大問Ⅳ → 大問Ⅴ

です。

長文2題を先に処理することで、試験開始直後の集中力を長文読解に使えます。その後、会話文、文法、語彙へ進み、最後に時間が余れば見直しに回します。

ただし、これは全員にとって絶対の正解ではありません。

例えば、長文が苦手で最初から読むと時間を使いすぎてしまう受験生なら、大問Ⅳ・Ⅴなどの比較的短時間で処理しやすい問題を先に解いてから長文に入る方法もあります。

重要なのは順番そのものではなく、自分が最も得点を取りやすい順番を過去問で確認することです。

大問Ⅰ・Ⅱは「時間をかける価値」が大きい

長文総合問題は、2026年度の配点で大問Ⅰが29点、大問Ⅱが31点。2題合わせて60点です。

したがって、長文で1問分からないからといって、必要以上に悩み続けるのは危険です。

長文では、

  1. 本文を読みながら文章の流れを把握する
  2. 設問を確認する
  3. 本文中の根拠を探す
  4. 選択肢を比較する
  5. 判断できない問題はいったん保留する

という流れを意識するとよいでしょう。

2026年度2月1日実施分では、長文の設問として真偽判定、主題選択、空所補充などが出題されています。つまり、本文の一部分だけを読むのではなく、文章全体の内容を把握する必要があります。

特に真偽判定や内容一致系の問題では、「選択肢が本文に書いてあるか」だけでなく、「本文の内容と完全に一致しているか」を確認することが重要です。

大問Ⅲの会話文は13~15分程度を目安にする

大問Ⅲは会話文で、2026年度の配点は24点です。2026年度2月1日実施分では会話文が2つ出題されました。

会話文では、英文を一文ずつ日本語に訳すように読む必要はありません。

重要なのは、「この発言に対して、次にどのような発言が自然なのか」を考えることです。

例えば空所の前後に、

  • 質問→回答
  • 意見→同意・反対
  • 提案→返答
  • 問題提起→解決策

といった関係があれば、それを利用して選択肢を絞り込めます。

会話文は長文ほど時間をかける必要はありませんが、24点あるため、最後まで残して焦って解くのもおすすめできません。

13~15分程度を一つの目安として、会話の流れを確認しながら処理するとよいでしょう。

大問Ⅳの文法・慣用句はスピードを意識する

大問Ⅳは文法・慣用句で、2026年度は16点です。公式の出題方針では、基本的な文法事項を中心に、動詞・副詞・形容詞・接続詞・前置詞など幅広い品詞について適切な表現を選ぶ力が問われます。

この大問で大切なのは、1問に時間をかけすぎないことです。

英文を読んだ瞬間に、

  • 文構造
  • 時制
  • 語法
  • 前置詞
  • 接続詞
  • 慣用表現

などから判断できる問題は、できるだけ素早く処理します。

逆に、2つの選択肢で迷っている問題に何分も使うのは効率的ではありません。

「分かる問題を先に取る→迷う問題は印をつけて進む」という意識を持っておくと、時間を管理しやすくなります。

大問Ⅴの語彙問題も時間をかけすぎない

大問Ⅴは語句選択英文完成で、2026年度は20点です。2026年度2月1日実施分では、空所補充だけでなく同義語選択も出題されました。

ここは、英単語・熟語の知識が十分に身についている受験生なら、長文より短時間で処理しやすい大問です。

そのため、目安として8~10分程度に収めたいところです。

もちろん、単語の意味が分からない問題を無理に数十秒で決める必要はありません。ただし、語彙問題は知識問題なので、本文のように長時間考え続けても必ず正解できるとは限りません。

知識で判断できる問題は素早く取り、分からない問題は一度飛ばして後で戻るという考え方が有効です。

試験終了10分前には全問に一度触れておきたい

時間配分で特に避けたいのが、最後の大問までたどり着けないことです。

例えば長文1題に30分以上かけてしまうと、残りの大問に十分な時間を使えなくなる可能性があります。

そこで、最初の目標として、

試験終了10分前までに大問Ⅴまで一度解き終える

ことを意識するとよいでしょう。

理想的には、

経過時間目標
0~19分大問Ⅰ
19~39分大問Ⅱ
39~54分大問Ⅲ
54~63分大問Ⅳ
63~72分大問Ⅴ
72~80分見直し・保留問題

という形です。

この配分なら、最後に8分程度の見直し時間を確保できます。

ただし、実際の問題量は年度・試験日によって変わるため、この数字を絶対視する必要はありません。立命館大学自身も、出題内容・形式・配点は年度や試験日によって異なる場合があるとしています。

時間が足りなくなったときの優先順位

過去問を解いていて時間が足りなくなった場合は、単純に「もっと速く読む」だけでは改善しません。

まず、どこで時間を使いすぎたのかを確認しましょう。

原因改善策
長文を読むのが遅い英文を意味のまとまりで読む練習
選択肢で迷い続ける本文中の根拠を確認して判断する
単語で止まる語彙力を強化する
文法問題に時間がかかる基本文法・語法を反復する
会話文で迷う前後の発言関係を意識する
最後まで解き切れない大問ごとの制限時間を設定する

特に重要なのが、過去問を「点数だけ確認して終わり」にしないことです。

80分で解いた後に、各大問に何分かかったかを記録しておけば、自分の弱点が見えてきます。

例えば、

「大問Ⅰに24分、大問Ⅱに23分かかった」

のであれば、長文だけで47分使っています。この場合は、長文読解そのものだけでなく、語彙力不足や英文処理速度の低さが原因になっていないかまで確認する必要があります。

立命館大学の英語では「速さ」と「正確さ」の両方が必要

立命館大学の英語は、単純に「速く読めばよい」試験ではありません。

長文では内容を正確に把握する必要があり、会話文では前後の流れを判断し、文法・語彙では知識を正確に使う必要があります。

したがって、目指したいのは、

速く読む → 雑になる

ではなく、

必要な部分を素早く判断する → 根拠を確認する → 迷ったら先に進む

という解き方です。

2026年度の講評でも、立命館大学の英語は深く英文を読み込む力だけでなく、文法・語法・語彙の知識量も必要とされる出題だと分析されています。

つまり、時間配分を改善するためにも、単純な速読練習だけに偏るのではなく、語彙・文法の知識を増やして、判断にかかる時間そのものを短くすることが重要です。

過去問では「時間」と「得点」をセットで記録する

立命館大学の英語対策では、過去問を解くたびに次の4項目を記録すると効果的です。

記録する項目確認すること
総得点英語全体の実力
大問別得点どこで失点しているか
大問別時間どこで時間を使っているか
見直し時間最後に何分残ったか

例えば、得点が高くても80分ぎりぎりまで使っているなら、本番で難しい問題が出たときに対応できない可能性があります。

反対に、時間は余っているのに点数が低いなら、速度よりも語彙・文法・読解の正確性を優先して改善するべきです。

このように、立命館大学の英語では「何分で解くか」だけではなく、「何分で、何点取れたか」まで確認することが重要です。

最終的には、80分で5大問を最後まで処理し、長文2題で安定して得点しながら、会話文・文法・語彙の取りこぼしを減らすことが理想です。

立命館大学は2027年度について、入試問題の傾向を大きく変更しないと案内しています。また、英語は「英語」を試験科目とする全方式で同一傾向・形式としています。したがって、過去問演習では全学統一方式の英語を使って、「80分でどの順番・どの配分なら最も得点できるか」を自分なりに確立することが重要になります。

まとめ|立命館大学の全学統一方式の英語は総合力が重要

立命館大学の全学統一方式(文系)の英語は、80分で幅広い英語力を問う総合力型の試験です。2026年度の出題例では、長文総合問題2題、会話文、文法・慣用句、語句選択英文完成の5大問で構成されていました。英語は120点満点で、そのうち長文2題が合計60点を占めています。

この記事のポイントを整理すると、以下の通りです。

項目ポイント
難易度難問だけを解く力より、基本~標準レベルの英語を正確に使う総合力が重要
試験構成長文総合問題2題+会話文+文法・慣用句+語句選択英文完成
最重要分野120点中60点を占める長文読解
必要な基礎力英単語・熟語、英文法・語法を幅広く身につける
時間対策80分で全大問を処理できるペースを過去問で作る
過去問対策点数だけでなく、大問別の得点と所要時間も確認する

特に重要なのは、「長文だけ」「単語だけ」と一つの分野に偏った対策をしないことです。長文読解は大きな配点を占めますが、2026年度の出題例では、会話文・文法・慣用句・語彙を合わせても60点あります。長文を読むための語彙力と文法力を身につけながら、それぞれの大問で安定して得点できる状態を目指す必要があります。

また、時間配分も重要です。80分という限られた時間の中で、長文を正確に読み、会話文の流れを把握し、文法・語彙問題を処理しなければなりません。そのため、過去問演習では単に「何点取れたか」だけを見るのではなく、「どの大問で何点失ったのか」「どこに時間をかけすぎたのか」まで分析することが大切です。

立命館大学の英語対策で優先したい順番

これから対策を進めるなら、次の流れを意識すると効率的です。

① 英単語・熟語を固める
↓
② 英文法・語法の基礎を完成させる
↓
③ 長文読解の量を増やし、正確に読む力を伸ばす
↓
④ 会話文・語彙問題にも対応できるようにする
↓
⑤ 過去問を80分で解き、大問別の得点と時間を分析する
↓
⑥ 苦手分野を補強し、自分に合った時間配分を確立する

立命館大学は、「英語」を試験科目とする全方式について、問題の傾向・形式は同一と案内しています。また、2027年度入試についても、出題方針や問題の傾向は大きく変更しないとしています。そのため、公式に公開されている過去問題を活用し、出題形式に慣れながら対策を進めることが重要です。

立命館大学の全学統一方式の英語で合格点を目指すうえで大切なのは、特別な裏技を探すことではありません。語彙・文法という基礎を固め、その力を使って長文・会話文を正確に読み、80分の中で最後まで解き切る力を身につけることです。

まずは現在の実力を過去問で確認し、「知識が足りないのか」「長文読解に時間がかかるのか」「文法・語彙で失点しているのか」を明確にしましょう。そのうえで弱点を一つずつ改善していけば、立命館大学の英語で安定して得点する力につながります。

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